どうも、ひのきですm(*_ _)m
今回は 街を歩けばお稲荷さん 川越篇 でございます( ´ω` )/
いやー、凄い神社目白押しだった川越ですが、当然お稲荷さんも沢山いらっしゃいました!!
まずはこちら!!
蓮馨寺の少し北に鎮座します鴉山稲荷神社
住宅地の中に入ったところなのですが遠目からも家々の上に見える木から位置がわかっていたのですがそこを中心として明らかに氣が違う、鳥居前に立つとぐっと濃密になる空気感
鳥居を潜ると左手の御神木が凄い、、、と思ったのですがこの山車庫はいったい!! 普段、倉庫系はあまり気にしないのですが凄く空気感が違うこの山車庫
王陵羅? なんだろう? と思ったのですが調べてみるとてっきり右から読むと思ったら逆でしたw 羅陵王!!
中国北斉の皇族 高長恭 の王号なんだそうでHPを見ると素晴らしい山車!! 川越祭りでは物凄く壮麗な山車が沢山出るんですねー、凄い!!
そして本殿ですが、、、凄い迫力
なんでしょう、ほんと川越のお稲荷さん(眷属さん)は皆厳しいのか私がなってないのか、参拝前の迫力と参拝後の変化が凄い
午後とはいえまだ気温の高いこの時間、ご挨拶をすると背後からぶわっと冷たい風が体を冷やしてくれます
一体どこからこの冷たい風が。。。
はー、、、凄い、、、と見上げたらアフタヌーンハーフムーン
ご挨拶の後はぐるりと社殿を回らせていただいて境内右奥へ行くとこちらの凄い氣の発生源がわかりました、こちらの枯れた?御神木です
なんと神々しい瘤でしょう、、、神布に包まれた赤子のように、ただ体は赤子なのに仏様のような凄い存在感に見えます
境内には掠れかかった、でもハッキリと読める由緒板がありました
1457年、川越城築城に際しこの地の森が邪魔になって富士が見えぬ!と森を伐採したところ『源家勝平、怨霊退散、子孫長栄、大願成就、守護(後略)』と書かれた河島武盛と名のある祈願文が納められた石祠を発見、この地を築城までの仮宮としたそうです
さらに調べると素盞嗚尊、誉田別尊、倉稲魂命、天児屋根命、猿田彦命 五神を祀ると書かれていますが元から祀られていたのか築城の際に配祀されたのかはわかりません
河島武盛の名を調べたのですが当神社の由緒しか出て来ませんでしたが、こうして今に残るこの地、この祠には特別な御神威が宿られていることでしょう
また鴉山親塚稲荷とも呼ばれているそうです
いやー、、、鴉という名とお稲荷様というだけでルートに入れた神社でしたが凄かったです
続きまして蓮馨寺の南西方向になります、六塚稲荷神社
この背後はそこそこ大きな公園になっていて夕方、沢山の子供たちと親御さんで賑わっているのを背に参拝するのが物凄く闖入者な気分でしたが厳かにご挨拶させて頂きました
なんと鳥居型?の屋根がかけられた手水鉢は独特の形状でとっても素敵でございます
大きな御社殿に掛けられた大きな神額には六塚社と白く書かれています
お堂のようですが柔らかなウカ様の雰囲気を感じます
そしてお気付きでしょうか、そうなんです、西向きなんです
境内社を除けば神社の多くは南向き、東向きと陽に向かい建てられるのですが西向きに祀られるには何か理由があるはずなのですがこちらの詳細は分かりませんでした
伝えによると川越城築城に際し六つの塚を切り崩したためそれぞれに稲荷を祀ったと伝わっているようです
公園で元気に遊ぶ子供たちを見守るお稲荷様、うん、ここの柔らかな雰囲気はそういう事なんでしょう(*^^*)
神前に向かったまま、ふと足元を見ると、、、おや?
明らかに意図的と思われる鳥脚のような溝
何を意味しているのだろう、、、と暫し考えてみたけれど人が一番立つ真ん中の石なので雨水などが溜まらないようにしたんだろうなってことで(。-_-。)b
社殿北側にはお社、そして同じくらい大きな石碑
お社は諾冉を祀る三峯社
素晴らしい石碑には阿夫利神社とあります
ほんと、朗らかな雰囲気に包まれていたのは長閑な公園のイメージだけではないと思います(*^^*)
川越参拝の最後、と八幡様へご挨拶して駅へ向かっていたところで出逢ったのがこちら、稲荷大神
写真右側の八幡通りを駅へ向かい奥から手前へ歩いてきたのですが間もなく駅、というところで真横に鳥居が連なりはじめて ぬおっ と思いつつ想定以上の予定を全て終えた安心感からここまでの疲れがどっと出始めたところ、しかも駅間近
どうしよう、いや、ここはそのまま帰らせていただ、、、と歩きながら考え目の前の信号まであと数歩というところで点滅する信号
そうですよね、そうですよね、わかってます、素通りなんてするわけありませんよ←少し迷ったくせに
こちら、御由緒等は全くわかりません
クチコミ的な情報はあったのですが詳細ではないのでそれが事実かどうかもわからず
ただやはり、駅近くのこの様な場所でしっかりと残っているわけですから御利益もあり崇敬されているのは間違い無いわけでして、恐らくは屋敷稲荷がそのまま残され大切に守られてきた、そして街を見守ってらっしゃるのだと思います
さて、日は変わりまして再訪した際にも一社、お稲荷様と出会いました
こちら、子育稲荷神社
お菓子横丁から蔵の道へと戻る途中、お茶屋さんの隣に鎮座されていましたのでこちらの屋敷稲荷かもしれません
左右に木が茂っているので楽しくわいわいと歩いていたら気付かない感じなのですがこちらがとても素敵な雰囲気です
あぢぃ~、と歩いていたところで物凄く優しい風を感じることが出来ました(*^^*)
地図を見るとさすが小江戸、まだまだ沢山のお稲荷さんがあるんですね
度々川越へ行かれている方は小さな稲荷巡りなんてしてみると新しい道やお店の発見があったりして良いんじゃないでしょうか(*´ω`*)