どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら、三圍神社です
圍 や 囲 という字が使われていたので ミツイ もしくは ミカコイ かと思ったのですが ミメグリ と読むそうです
隅田川沿いに鎮座しており、わざわざ川沿いに回って神社へ入ろうとしたら...
スカイツリーを背景に素晴らしい雰囲気の石柱と鳥居、そして神額!! なのに門が閉じてる!
こちら、実は裏門になっていてしかも特別な区画になっているので閉まっているようです、参拝される際は川の反対側へどうぞ(*^^*)b
改めまして、三囲社でございます
なんか川沿いに読めない字の神社があるぞーっていう気分で近かったから寄ったのですが、川沿いから見た時からただならぬ雰囲気を感じていました
空気感が凄いんですよ、ここから
お気づきになられましたでしょうか
あれれれれ? 三越のライオン?!
ご由緒書きにもバンバン 三井 が出てきます
その辺りは後ほど
素敵な狛犬ですが、全国8万社を超える神社の中においても狛犬と狛狐とライオンが一画角に収まるのはこちらだけではないでしょうか
とても威厳がある素晴らしい拝殿、御祭神は宇迦之御魂神
もうね、この御神域全体に溢れる空気感は程よく重みがありながら居心地は良く、拝殿から放射状に波動が出てるんじゃないかっていうくらいちょっと身体が浮いてしまう感覚、ここ凄いです
由緒を見れば納得、元は創建年不詳の田中稲荷と呼ばれる小さな祠だったのが、1350年頃に近江国三井寺の僧 源慶が社壇を改築しようとすると土中から稲と宝珠を抱えた老爺が収められた壺が現れ、さらに突然現れた白狐が像を三度回って絶命したといい、そこから三囲神社とされたのだそうです
境内をよく知らぬままに吸い寄せられるように右奥へ進んいきます
っと、雨受けの網の上の苔がすっごい!!
そうです、ここで右奥に赤い鳥居が見えました
そしてここに来て急に雨が降り始めました
いやまぁ途中からずっと曇っていたんですけどね
右の神額は当社名と同じ三囲社
中央は神額無しですが狛狐さんがいらっしゃる
この位置からでぐっと力を感じたこちらは白狐祠
白狐祠を守った老翁老嫗の像
もはやこの老夫婦には稲荷神が降りられていた?
その奥、こちらが白狐祠でしょう
このエリア、、、そう、稲荷山のお塚に似た雰囲気なんですよね
さらに外側にももう一社、こちらも神額は無し
ちょうどこちらの四社へご挨拶したところで雨が止みました( ̄▽ ̄)
こちらは本殿脇ですが何か気になったもので
本殿裏には包丁塚などが並びます
なんと井戸に掛かる三角石鳥居!!
あっ!! 三井 ですか!!
本殿反対側にも沢山の碑
本殿左奥にもお社があり、富士見稲荷とあります
そしてその背後こそ、最初に入れなかった川沿いの鳥居があった裏門側になります
こちらは顕名霊社で三井家の先祖が祀られているそうで一般人は立ち入り禁止になっています(この手前から既に立ち入り禁止ですけど)
お隣は消防関係のようです
ぐるっと回り込んで来て拝殿左手側には大黒様と恵比寿様が祀られています
読めないのですが、、、月読…亭?
こちら側に手水舎がありました
拝殿左側を手前から見るとこんな感じでとっても素敵な境内です
と、この辺りで陽が差してきました
再び拝殿の前へ戻ったのでよく見るとなんと素晴らしい彫りであることか! いやぁ、美しい!
なんとまぁ柔らかな表情の狛狐さんだこと
雨乞いの岩でしょうか?
乞うたわけではありませんでしたが、確かに、この時だけ雨が降りました(偶然ですけどね)
いや、なんとも凄い神社さんでした
稲荷様、狐様がお好きな方なら、とっても居心地良くその存在を感じることが出来る場所じゃないでしょうか
浅草寺からもそう遠くはありませんので、是非ともご参拝ください(*^^*)
さて、こちらのご由緒ですが、凄いですね
祠の下から神像の壺を掘りだした源慶は近江三井寺の僧、この三井寺は天台寺門宗の総本山だそうです
そして神像の周りを三度回った白狐
三井 の 井 が 囲まれて 三囲
□はありますが 三井 の字がある事から三井家が守護神と崇め、そして発展しました
もしや? と思って調べてみると やや ビンゴ!! 三井家の創始は藤原道長の血筋で近江国に土着した右馬之助信生とされているそうです(三井家としての発祥は松坂のようです)
近江 三井 このふたつのキーワードが絡みました!
三井寺の名称と三井家の姓の由来に繋がりがあるかどうかはわかりませんが、同じ近江の地とこの地を縁にするというのが素晴らしいですね
さて、続いては以前から気になりながらご挨拶しないままだった言問橋沿いの神社です(*´ω`*)