どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら、豊栄稲荷神社
路地に挟まれた三角区画に鎮座していて右手が金王八幡宮です
鳥居前、参道の入口に御百度石があり、境内は独特の雰囲気に包まれています
都会のど真ん中でこれほどの雰囲気を放つお稲荷さんがあるとは思っていませんでした
正面から少し横からも入ることが出来て手水舎が見えます
重みのある空気感ですが凄く清らかでもあり、決して他が適当出良いというわけではありませんが、鳥居前でひと息、身と心を正してから入らせていただく雰囲気です
所謂 いらっしゃる 神社です
朱鳥居が並ぶ参道の右手は庚申塚になっています
こちらが御社殿、これでもかと御神気が溢れます
鎌倉期 1703年、この一帯を領有していた渋谷高重によって屋敷神として創建され、江戸期に入り田園の中のお稲荷さんとして田中稲荷と呼ばれるようになりました
また、但馬京極家の下屋敷邸内稲荷社が元猿楽町より道玄坂上へ遷座、付近にあった祠稲荷を複数合祀したことから当時の地名をとって中豊澤稲荷神社と呼ばれるようになり、戦後の1952年、田中稲荷に合祀
区画整理により金王八幡宮の隣へ遷座したのを機に豊栄稲荷神社と改称、豊栄と書いて とよさか と読むようです
現在の社殿は1972年に造営されたものだそうですが、勿論綺麗ではありながらも新しさを感じさせない、つまり古からの重厚さがある社殿となっています
境内の隅々まで満たされている御神気は渋谷一体を守っておられたお稲荷様達が多く集まり祀られているからでしょうか
凛として厳として、まさに守り神
金王八幡宮もあって緑多く渋谷とは思えないような空気感ではあるものの、それ以上にこの境内だけが異空間のような感じ
気圧されるほどの空気の重さでありながら身を置かせていただいていると心身の隅々まで裸になるような素晴らしい杜
渋谷駅から徒歩約10分でありながらこれだけの御神気を感じられるお稲荷さん、是非ともご参拝ください(*^^*)