導かれる というのは偶然でもあり、必然でもある
どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら、笠間稲荷神社東京別社
所用あって日本橋へ出かけたとある日
お昼をとろうとしたのですが土地勘が全く無い
とりあえず気の向いた方向へ適当に歩き、さらに適当に目に入った店へ行ってみようと信号を渡ろうとした時、通りの向こうに見えたのが朱の幟でした
食事をとった後、時間もあるし、と向かってみるとなんと笠間稲荷神社の東京別社!!
そう、12月半ばに参拝した笠間稲荷に東京別社がある事を知っていつかご挨拶しようと思っていたのです
前回までの記事の通り、年末年始の参拝が凄すぎたので暫く大人しくしていようと1月中は帰京直後に氏神様へご挨拶しただけでほんとどこの神社にも行っておらず、この日も都心へ出掛けるとはいえ神社参拝の予定は皆無でした
そんな中でもやっぱり呼んでくださるお稲荷様、それがしかも先日ご挨拶した笠間稲荷さんというのがまた嬉しいですね
境内は狭く、鳥居を潜るとすぐに拝殿があります
車通りの多い金座通りに面しているのですがとても清々しい氣に溢れています
とても素晴らしい
御祭神は勿論、宇迦之御魂神ですが日本橋七福神として寿老神も祀られています
そして福豆があったので節分用にいただきました(*^^*)
今年はスーパーの豆かなーなんて考えていたのでとても有難い
境内左手には狐塚がありまして、こちらもとても温かい雰囲気
隅の石には穴が空いていてお狐様が棲んでらっしゃいそうですが不思議な形だなー、、、手水鉢っぽいかな
お狐様達の上には柿がなっています
授与所には本家笠間稲荷と同じ白狐おみくじがあったのですが表に出ていたのは最後のひとつ!!
。。。と違和感を感じる
笠間さんでお迎えしてうちの神棚に居る子と向きが違うし口元も違う気がする!?
写真フォルダを確認してみるとまさに向きも違うし口元も違いました!! ← どんな記憶力w
こちらが東京別社でお迎えした子
こちらが笠間さんでお迎えした子
左右向きが違うだけでなく口に咥えている金が違うんです!!
恐らく、真ん中に一つなのが宝珠で口の両脇に出ているのが巻物を意味しているんじゃないかな、と(*^^*)
拝殿から右手へ進むと手水舎がありました
あっ、さっきの穴が空いた石と似てるのでやはり前に使われていた手水鉢だったようです
神狐が美しい奉納板
通りに面している側が正面参道だったんですね
手前の鳥居が重なって見えませんが覗き込むと二基目の鳥居に掛かる扁額が大変美しい
こちらは1860年に元笠間藩主の下屋敷に胡桃下より分霊された邸内社で廃藩により移転すると笠間本社に願い移管され、東京別社となりました
笠間藩主牧野邸であった頃から門戸を開け人々の参拝を許していたそうで今も篤い崇敬を集めているそうです
正直、笠間は地味に遠く気軽に参拝するのは難しいのですがこちらであれば参拝しやすくて良いですね(*^^*)
とっても気持ちが良い境内ですので是非、ご参拝ください
そして人形町の地下鉄出入口脇にはこちらの小さくても立派なお稲荷さんが鎮座されておりました
元は御殿山に鎮座していたところ、江戸城内へと遷され、、、えっ、城内へ?! そこから将軍家御典医であった岡本玄治に下賜され邸内稲荷となり、この地に残りました
創建年は不詳のようですがなんと度重なる震災戦災をも免れたそうで今綺麗になっているのは老朽化による再建なんだそうです
ここから少しの所に鎮座する笠間稲荷東京別社も震災にて焼失、さらに戦災でも焼失とこの一帯がかなりの被害を受けていた中でも残られていたというのは凄いですね
こうして歩道(自由通路?)の真ん中であっても残され鎮座されているのはそういう事なんでしょうね(*^^*)