どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら!!
岩木山神社!(´◉ᾥ◉`)
年末年始の参拝が凄過ぎて1月は氏神様と偶然お会い出来た笠間東京別社だけ、2月に至っては全く参拝しなかったという神社巡り始まって以来の充電期間を経て突発的に始まりました東北遠征参拝でございます!!
いや、JRさんが鉄道開業150周年記念パスという過去最大級にお得なチケットを出してくださり、さらに旅行支援クーポンまで使える時期だという滅多に無い機会でしたので急遽思いきっての遠征でございます(*^^*)b
初の はやぶさ も最高のアトラクションでありました(*^^*)
そしてかなり久しぶりの冬の東北、とは言えもう3月だしーと思ってたのですが青森をナメてました、、、一面雪景色だと( ºΔº )
天気予報が三日間とも晴れか曇りっぽかったから濡れると即アウトな歩きやすい方の靴で来てしまった( ˙꒳˙ )
さて、新青森で乗り換えて弘前へ、今旅最初の神社はまさかの巨大林檎神社でした(神社と言っていいのかわかりませんがw)
弘前駅からローカルな雰囲気満点なバスに揺られ、渋滞でもないのにHPで見た運行時間を大幅に過ぎていて不安に駆られながらもマップの現在地で安心しつつ向かう先は岩木山
バス停を降り少し登ると城のような石垣が現れます
な、なんとスケールがデカい!! さすが津軽国一宮
さすがに遠征なのである程度は調べました
780年、山頂に社殿が造営されたのが始まりとされていますがその由来等は不明、800頃年に坂上田村麻呂が東北平定は岩木山大神の加護であるとして山頂の社殿を再建して奥宮として山麓に下居宮が建てられ、下居宮は1091年に現在地へ奉遷されているそうです
この時の私はそこから先の情報を見ていなかったのである
御祭神は顕國魂神、多都比姫神、宇賀能賣神、大山祇神、坂上苅田麻呂の五柱、さすが前二柱は聞いた事が無く津軽の神様かと思いきや違いました
ウツクシタマノカミは大国主神の別名のようで初めて見ました、そうなると姫神とは基本的に夫婦神であらせられるはずだけど、、、とタツヒヒメを検索して出てきたのが意外な名前でした
そう、宗像三女神のひと柱で私が忘れてしまっていたのか知らなかったのか、大国主の配偶神だったんですね!! 三女神として併せることなく多岐都比売として主祭神に祀られる神社は珍しいそうです
あれ? 大国主の妻ってスセリビメじゃなかったっけ?と思ったら正妻?がスセリビメでタギ、、、リヒメって書いてある? どうやら各地に複数の妻が居たようなのですが物によりタギリヒメとタギツヒメの二通りが存在します、うーんこれこそが御祭神の難しさ
稲荷神は大陸では老男神の姿が多いのですが日本では女神として伝わっているのでウカ様が 宇賀能賣神 とされているのでしょう、こちらも珍しいですね
大山祇神は神社の元となった山岳信仰によるものでしょうか、そして坂上苅田麻呂は現神社を創建した田村麻呂が父を祭神に加えたのだそうです
古来より巌鬼山、岩木山、鳥海山が三所権現として崇敬を集めていたとされています
では、、、参りましょう!!
手前は駐車場になっていて一の鳥居から山に向かって真っ直ぐの参道が続きます
残念ながら雲で見えませんがこの後ろには岩木山が聳えます
いきなりのテンション爆上がり、一の鳥居が私の大好きな両部鳥居でしかも石造でさらに巨大!! たまらんっ!!
うーん、、、壮観
するとすぐ左手にお社が
実は本殿へ向かう前に参拝しておりどうも雰囲気がここだけ違うと感じていたのですがこちらは岩木山神社の境内社ではなく独立した神社だったのです、詳細はそちらの記事に書きたいと思います(*^^*)
参道を進むと二の鳥居の右手に物凄い樹が存在感を放っています
毎年春に苦しんでらっしゃる方には見るだけでむずむずするかもしれませんが、、、
なんと一株から五本もの幹が伸びる五本杉で樹齢は500年ほどだと言われているそうで、もう根元なんかほんと凄いですよね
二の鳥居は石造の明神鳥居になっていてこちらもとっても素敵です
そしてなんと!! 三の鳥居がまた両部鳥居、しかも朱色!!
やはり木に塗った朱は雨雪で落ちてしまうんですね、この近辺だけ雪が朱に染まっています
いやー、堪らんですね(≧∇≦) 巨大な両部鳥居が二基、しかも方や石造りで方や朱の木製ですからもう最高です
実はですね、最初に出会った脇の境内社と勘違いしたあの神社、呼ばれている感に後ろ髪は引かれつつそのままこの三の鳥居まで来ていたのです
それなのにこの鳥居を潜ってから振り返って反対側から眺めている時に やっぱさっきの神社を先に行かなきゃだな と思い直してここから戻って行ってるんですよ、私
ほんと、今考えると不思議です
さて、ここでもうひとつ、不思議な事があったのですがそれはこの記事の最後に回します
さぁ、いよいよ近づいてきました
左手は社務所、灯篭には雪避けが設置されています
コンクリートの壁?と思ったら橋が木板で保護されているようです
下を流れる川はとても澄んでいて冷たそうです
とても立派な楼門と雪の中に立つ大きな絵馬
ん? なになに、雪玉厄落し?
雪玉を投げつけて的に当たれば厄が落とせるって!!w なにそれーーー超たのしそーーー!!
この時は挑戦している人が居たので先へ進み、帰りにやってみたところ意外と雪と絵馬の迫力でその間にある的との距離が測れず4回目で当てる事が出来ました♪
しゃららら~ん と心地好い鈴の音色が響きますので当てた爽快感と音の安寧感でしっかりご利益がありそうです
是非挑戦を、、、って雪が無くなったらこれも無くなってるのか!!
楼門を前に右方向に立て札がある事に気づきました、祓所かな、と思い近づいてみると禊所と書かれています
良い音を立てながら小川が流れて、、、とそれより大きな音がすると思ったら奥に何かある!!
うわあっ、なんか凄いのがある!!
そういえばこちらには手水舎が無いと思っていたのですがあそこがそれを兼ねているのでしょうか(雪に埋まっている可能性もw)
興奮して指が写り込んでしまいましたw 凄いっ!!
三体の龍頭が三方向に御神水を吐き出しておりその水量はかなり豊富、そしてその頭上には大きな銀の語弊が輝いています
ここ、、、やばっ(*´ω`*)
思わず人の居ないタイミングを狙って大祓詞を奏上しちゃいました、とにかくもう素晴らしい水の気です
中央の龍だけが苔むしていて左右は顎だけなのは手の届く龍が頭を撫でられているからでしょうか
禊所、、、もしかしてここで水に打たれるなんていう行事もあったりするのでしょうかね、山の水だから夏でもかなり冷たそうです
その先にも道がありお社が見えます
こちら、どなたの境内社かと思ったらなんとお稲荷さんでした!
お狐様は居らず狛犬さんなのですが本来ならば周りにお稲荷さんの朱幟が並ぶようですが雪の時期は外されているのでしょう
にしても、とってもキュートな狛犬さん達だこと(*^^*)
さて、この続きは後篇へ!!
そして最後に回した途中での不思議なこと
三の鳥居まで進みながらも気になって一の鳥居脇の神社へと戻り、そしてまたこちらへ進んできた時のこと
三の鳥居の手前だったでしょうか、何か存在感を感じて足を停め、雪の積もった木々の間を見ていると。。。
何か影のようなものが見えることに気づきました(目が悪い)
よーく見ると、、、石碑、、、っぽい?
いつもこの拙いブログをお読みくださっている方ならお気づきかもしてませんが、私は結構な頻度で石碑系をスルーしています
なぜ、と言われると明確な理由は無いのですが強いて言うならばどこの神社にも石碑が多数あり、それを含めて隅々まで見ていくとどれだけ時間があっても足りなってしまうというところでしょうか
でも視認出来ていない状態から圧を感じたこの存在感だけは無視できませんでした、、、といっても雪に足を埋めて靴の中までぐぢゃぐぢゃにする勇気はありませんでしたけど( ˙꒳˙ )
この時は暫し眺め、とりあえず写真だけ撮って先へ進んだのですがひと通りの参拝を終えて戻って来た時、やはり何故か石碑が気になり再び足を止め、さらに何と彫られているのかもわからないままに私は自然と一礼したのです
こんな事は初めてです
そして先程調べて驚愕しました
雪の無い時期に行かれた方の写真を見ると、この石碑には中央に 奉祟守山三柱大神 と彫られており左右に由緒が彫られています
森山に1091年創建の守山神社が鎮座されていたそうですが岩木山神社奉遷の際に合祀されたのだそうです
ハッ、となって地図を確認するとまさにこの石碑の方向である南西に森山がありました
守山神社の御祭神 守山大神 は大山祇神、久久野智神、草野姫神の三柱だそうです
諾冉の神産みにおいて産まれたククノチは木の神、その次に生まれたのが山の神 オオヤマツミ、あれ? 草野姫は誰?
。。。。。ま、さ、か、、、(;・∀・)←思い当たる節がある
調べてみて鳥肌が立ちました。。。
私、二年ほど前から日本の神様カードという一種のオラクルカードを日々引いており、これがまぁ特に意味が繋がらなかったという日もありながらドンピシャで直前に参拝した又は参拝する予定の御祭神であったり自分の状況に妙にマッチしている神様が出られる確率も結構高いという事で結構参考にしているのです
実は二月の下旬、鹿屋野比売神が三日連続で出て次の日は磐長姫命、そして次の日は大山祇神という事がありました
同じ神様が数日から数週間の間に何度も出られるような事は時々ありますし二日続けてということもありますがさすがに三日連続は初めてでしたし、さらに普段あまり出られないカヤノヒメ様で、さらにさらにイワナガヒメ、オオヤマツミと関連する神様が続かれたので一体何が起きるのかと思っていたのですが特に何も起きることなく日が過ぎていました
神産みで大山祇神の次に生まれた草野姫神はその名の通り草の神でありこれは日本書紀での名称、そして古事記での名称こそが カヤノヒメ
ナントイウコトデショウ!!!
いや、さすがに三日連続で出た時点で鹿屋野比売神が祀られている神社を調べたんですよ、でもそうそう無くてですね、勿論今回の東北旅で参拝予定の神社も調べたしその近辺までも調べたのですが見付からなかったのです
三日間の旅を終えてこの記事を書くまではまさか出会っていたとも知らず、たった今、なぜ雪に埋もれて影のようにしか見えなかったあの石碑から凄い存在感を感じたのか、なぜ何と彫られているかもわからない石碑に離れた参道から頭を下げたのか、そして、なぜカヤノヒメが三日連続で出てくれていたのか、それが一本の線となって繋がりました
さすがにこれは見えない力を信じざるをえません
短なる偶然だとしても、これほどの偶然、さすがに無ぇよ!!って感じですw
だから何だったのだ?と言われると、、、わかりません!!(爆)
草の神とされるカヤノヒメについては生命力に溢れ、萱は古くからさまざまな用途に活用されてきて神事にも用いられており、また茅葺きなどに見られるように家屋の守護神ともされています
それ以上の情報が余りなくどういった意味があったのかは今の時点では不明ですが、いつか何かに繋がる時が来るのでしょうか
後篇へつづく