どうも、ひのきですm(*_ _)m
上諏訪の締めくくり
そして年末年始参拝の締めくくり
それがまさかこうなるとは
本日はこちら、北斗神社です
時間は、、、意外と余裕がある
。。。。。。( '-' )じー。。。。。
いや、無謀だ
強行軍だったのになぜか体力は全然残っている
だがしかし、見よ! この傾斜を!!
見よ! 雪で覆われた危険な200段を!!
無謀だが、、、何故呼ぶ、何故呼ぶのだぁぁぁ
.............
すぅーーー。。。。。。。
はぁーーーーー。。。。。。
ザッ、、、ザッ、、、ザッ、、、
ザッ、ザザッ、ザザッ、、、
手前の庚申様に参拝の無事をしっかりとお願いして上り出す
少し前までは無かったらしいこの真新しい感じのステンレス製手摺りが無かったら絶対に行かなかった、いや、行けなかったな
それでも滑ったらアウト
ガッチリと柵に手を掛け、昇って行く
新しいステンレス製にも関わらず横柵が外れているところがあったのは恐らく滑った人が全体重を掛けてぶら下がったからではなかろうか( ̄▽ ̄;)
丁度その辺の足元が滑りやすく雪氷で覆われていた
高所恐怖症では無いけれど(寧ろ好きな方)後ろを振り返ることなく、とにかく足元よりも手のグリップに集中して確実に昇って行くと漸く少し息をつける場所に出た
う、うおぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、すげぇ!!
高所大好き人間だけど、それでもよくこれ上がって来たな
高さではない、雪というか氷の問題である
そしてここからがさらに難所
手摺りの信頼性が急に物凄く低くなり、そして背も低い
ここからが本気で危険なのに何故っ!!
騙されたっ!!(誰に?)
腰を落とし重心を低くしつつそれでも足のグリップをしっかりと保ち、さらにしっかりと手摺りを掴まなければならないのにその中腰であることが手摺りに重心を預けづらい
しかも、ここでもまた手摺りが外れている箇所がある!!
これは致命傷!!!(爆笑)
笑い事ではない? いや、ここまで来ちゃってこの手摺りになってしかも外れてるの見たらもう笑う以外に無いんですw
この手摺り一本分の4~5段をノーハンドで進まなければならない
ここで漸く本気で危険を感じる
降りる時の危険を。。。
そして登頂!!! キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
年明け早々にかなりの達成感をゲット!!
振り向くぞ!! 振り向くぞ!!
うぉあぁぁぁぁぁぁぁあああああ\( 'ω')/
時々下を通る米粒大の人々がこっちを見上げ、明らかにひいている雰囲気がしっかりと伝わってくる
わかるぞ、その気持ち
では、参拝
御祭神は天之御中主神
氷雪階段をここまで上っての参拝はいつもと変わらずシンプル
いつもお見守りくださいましてありがとうございます
神様を感じずにはいられないほどのシチュエーションですが、悲しいかな、特に何があるというわけではなく。。。
でも察しました
自分自身の気持ちと向き合ったんだな、と
これぞ、信仰の真髄と言っても過言では無いでしょう
御神鏡が自身を映すのと同じです
お社というか、御堂のような建物はくり抜かれた岩肌へとめり込むように建てられており、劣化から守る為か木製の外側の中はステンレス製のしっかりとした造りになっている
創建は文政8年というので1825年の江戸時代、白鳥弥四郎という人物が諏訪大社造営に携わった宮大工に教えを請い建てたというから並大抵の気持ちではない
右手にも御堂があるのですが以前は無かった様ですしお社という雰囲気ではないので倉庫的な感じかもしれません
斜面手前に見える石祠は天社、つまり天神様だそうです
普段の私にしては珍しい事に、ここまで来た事自体が危険過ぎて流石にこれ以上の危険は犯せませんでしたが左手の方に見切れているのが秋葉、三峯、金毘羅の三社を祀る石祠だそうです
そしてそのさらに左には石灯篭があったようですがもうそこまで気が回っていませんでしたw
いやー、、、凄いな、マジで
よくやったよ、自分
でもな
これを降りきるまでが参拝なんやで(о´∀`о)
ということでステンレスだからと下向きに降り始めたのですが直ぐに思い直し石製手摺りの所からは上方を向き後退スタイルで降りていく
さすがにそのスタイルだと体重の掛け方が楽になり
多少滑ったとしても常に腕の力を入れていられるから大丈夫、意外とスルスルと降りていける
ただし、安全そうに見えるステンレス手摺りも既に外れているところを見た後では信頼仕切ることも出来ない
途中、一箇所だけ ズリッ おっと とバランスを保ったまま滑ったものの無事に下まで降りる事が出来たのでした
めでたしめでたし
いやー、、、凄かったな
同じ状況でまた行くか? と言われたら、多分行くだろうなぁ
大変っちゃ大変だし危険っちゃ危険なんだけど
と見上げていると、一人で歩いて来て一礼して、そしてサクサクと登っていく女性が、、、地元の方だろうか、さすが慣れてらっしゃる
自分が上っている時に下から見上げていた人もこんな気分だったんだろうなぁ
ふと見ると大きな道祖神様がいらっしゃった
ミシャグジ信仰から広がったとも言われている道祖神様は削れているけれど猿田彦様と天鈿女命様が並んでいらっしゃる
ありがたやありがたや
意外な事に普段使わない筋肉達をいじめながらこれだけの階段を一気に上り下りしたのにどこも疲れていないので茅野駅までの道のりも楽しく歩くことが出来ました
美しい川である
途中で御柱が見えたので覗いてみるとこちら、達屋酢蔵神社
そのままですが恐らく酢醸造関係の神社さんだろう、と外から一礼に留め、駅へと向かいました
調べてみると達屋(立屋)社に酢蔵社が合祀された神社のようですが詳細は不明、ただ諏訪大社の社有林である御柱を曳き出す御神域 八ヶ岳御小屋神林 から特別に御柱を曳き出すことが出来ているそうで何か特別な関係があるのではないか、ということでした
道理で遠目からにも御柱が凄いと感じたわけだ
そんなこんなで無事に茅野駅へと戻り、サクッと特急で帰りたいところですが青春18切符の使命、ゆっくり揺られて帰りますが東海道線と違いやや空いているのでしっかり座っていられるのが助かります
小淵沢の乗り換えにて、トワイライトに染まる美しい山の稜線
白く輝く冠雪の山々、そう、こちらこそが甲斐駒ヶ岳の南アルプスでした
12月29日、30日、31日、そして1月3日と全て始発からというガッツリ参拝でした
兎に角、最初から最後まで凄かった
こうして健康に神社巡りが出来る事に感謝
そして年始の参拝がまさか梅雨時期のアップになるとはw
じめじめが始まる頃に雪を見て少し涼やかな気分になっていただければ(*^^*)