日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

病厄除祓除 廣田神社

 

 

どうも、ひのきですm(*_ _)m

 

 

本日はこちら、廣田神社!!
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岩木山神社参拝を終えて弘前駅まで戻り青森駅へ、乗り継ぎがうまくいったので予定よりも少しだけ早めの到着です

 

と、斬新な眺め!! 噂に聞く(大袈裟)青い森鉄道と青い屋根、そしてその先に見えるのは青森ベイブリッジ!!
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さらにその先は海という港町でスイッチバック式なのかと思いきや西側からのJR終点であり東側へ向かう青い森鉄道の始点なんですね

 

うーん、青森、とっても雰囲気が良いですね(*^^*)

 

実はもう一本遅い電車になる予定だったので初日は岩木山神社のみで残りは二日目早朝に参拝予定だたとですがまだ明るい!! というわけで向かいました

 

もしかして夜になるとネオンが?なデカイ看板がお出迎え
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境内はこんな感じでビルの脇が参道になっているようです
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立て札はありますが手前に鳥居があるわけでもなくちょっと不思議な感じがしますけどなんとなくそんな雰囲気、好きです
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前を歩いていた割烹着のような方が戻ってきてお辞儀をしてくれつつ、あっ、というお顔をされていたのでなんとなくそんな予感がしました

 

まさに巫女さんが拝殿へと向かうところで扉を閉め始めましたw
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時刻は16:50、、、ギリ間に合ったと思ったのですが残念

 

まぁ元の参拝予定が早朝だったので特に気にしません(*^^*)

 

私が神札や授与品に拘らず御朱印集めもしないのはこういうところが理由です(。-_-。)b 時間に左右されず自分のタイミングで参拝出来る!! 御朱印とかがあるとどうしてもその時間に合わせなければなりませんし間に合わなかった時に無念の気持ちが残ってしまいますからね(´・ω・`)

 

さて、では巫女さんにプレッシャーにかけぬよう閉め終わられるのを待ってから、と思い少し離れて周囲を見渡していたのですが道を挟んで向かい側も境内になっていて、、、あぁぁ、また呼ばれているぅぅ

 

というわけで向かい側から先に参拝することに

 

右側が庭園、左側にお社がありまして入口は左側(右が雪で埋まっているだけかもしれませんが)
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我に挨拶したくばこの雪山を超えて参れ!! というわけでは無いでしょうがw 除雪の関係上真正面であるこの位置になってしまったようです
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あら不思議、正面が通れなくなる為の鳥居が隣に!!
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。。。ん? だったら右側を埋めれば良いのになんでだ?( ˙▿˙ )

 

扁額には 二十三夜大神 とあります

 

横から失礼しまーす。。。おお、素晴らしい注連縄に鈴尾!!
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雪に囲まれているという影響もあるでしょうが夕方であるにも関わらず凛として素晴らしい空気感でございます

 

二十三夜信仰は知っているけれど大神とはどなたが祀られてるんだろう、、、私が知っているパターンと違い過ぎて、というかこの馴染みのある雰囲気、御神気、この社殿、、、

 

でも神額の文字がよめな、、、あ、右が縦に正一位! ということは!

 

よく読めば右からで 社神荷稲 ですね!! やっぱりウカ様だー♪

 

こちらは金生稲荷神社、御祭神は倉稲魂神大宮能売神だそうです

 

1838年に創建され青森市の商業経済発展を見守ってきたということで金生と呼ばれているそうで篤い崇敬を集めているようで金の神札、金の御朱印、金の狐みくじ、さらに限定ものなどなどお金に関する素敵な授与品が沢山ありますね(ちょっと欲しかったw)

 

とても素晴らしい社殿だと思ったら戦後に再建されたという廣田神社旧社殿が使われており市内の稲荷社が二社合祀されているとのこと

 

いやー、、、とても素晴らしいですね、しばし社殿前で御神気を全身で感じさせていただきました

 

はー、、、落ち着く

 

お稲荷様の横には池に囲まれたお社、弁財天様ですかね(この時、若干の違和感を感じていた)
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ふと見るとお稲荷様の奥にお社が見えました

奥へ進むと並ぶたくさんの石碑と、、、乃木神社!!!
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青森の地に祀られているとは思いませんでした

 

左手の石碑群は庚申様ともされる猿田彦大神を祀るものと二十三夜大神を祀るものとがあります
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乃木将軍が見守る中、人々が集いこの街の未来を話し合っていたのでしょう、とても良い空気感です(*^^*)

 

そしてこちら、敷地の半分以上が池と庭園になっています

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池を橋で渡るお社と言えばそれはもう、、、ね(*^^*)b
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龍神宮!?Σ(゚д゚;)
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この時は龍神様としてご挨拶しながらもやはり弁財天様っぽい感じも相まっていて「そうよな、弁財天様=白蛇様=龍神様とも言われているものな」と思っていました

 

いや、、、御神気が凄いんだが、、、なんだこれ( ;  ゚д゚)
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社殿には見たこともない簾状の幕が掛かっていますがこちらは主殿の方で触れます
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小さなお社からの圧が凄く、まさにこのお社を中心として池から円錐状に、そして中空から空を覆う雲へ向かい漏斗状となったちょうど砂時計の様な感じで空間が捻れているんじゃないかと思うような感じです

 

ご挨拶すると、来た!! さきほどまで風が無かったのに突然、さぁーーーっと簾状の幕を揺らす風

 

岩木山に続きこちらでもお呼ばれしたな、と思うと龍神様がいらっしゃるというのは年末年始からの流れが続いている感じがします(*^^*)

 

こちらは八大龍神宮と呼ばれており、御祭神は市杵島姫命、弥都波能売神、底筒男命中筒男命表筒男命の五柱で1842年の創建、当初は弁財天堂だったのがいつしか八大龍神宮と呼ばれるようになったのだそうです

 

なるほど、弁財天とされるイチキシマヒメ龍神であり瀬織津姫ともされるミツハノメノカミ、そしてさらに住吉三神までいらっしゃる!! これは港町であることが大きく関係しているでしょう

 

そしてお稲荷様のところからずっと違和感を感じていた池
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奥は二段の滝になっています

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さて、私が感じていた違和感の正体

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それは鳥居脇のこちらで気付きました、大きな龍灯篭と龍水です

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お分かりいただけますでしょうか
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やけに水鉢が茶色くなっているな、、、っていうか何故か消臭ジェル玉みたいなものがたくさん浮いているのかと思ったら泡立ってる!?
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よく見りゃ龍像の色が映り込んでいると思っていた水の色が明らかに濃い茶褐色をしている!!

 

恐る恐る触れてみるとややヌルッとした感じだけれど濡らした指先を擦っていると馴染んで指先にヌルヌルが残ることは無く潤う。。。。。。。。。温泉成分?!

 

こちら、黒池と呼ばれていてこの水は龍神様の力で悩みを吸い取ってくれるといわれているんだそうです

 

そう、感じていた違和感は 池が黒い ということだったのですが既に日が落ちた夕方であり、さらに曇っていて、しかも大量の雪の白さがあってそう見えているだけだと思っていたんです

 

この黒池には悲しくも素晴らしい歴史がありまして、青森大空襲でこの辺り一帯は酷い焼け野原とされて多くの方が亡くなってしまったそうなのですがその中でこの池に飛び込んだ人は全員が助かったんだそうです

 

大きいとも言えませんが決して小さいとも言えないこの池、大規模空襲において焼夷弾や爆弾が近接または直撃してしまったら水があってもさらに多くの命が奪われていたことでしょう

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それでは主殿へと戻ります!!
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さすが青森!! 水鉢に姫リンゴがびっしりと浮いています!!(最初はでっかい梅かと思いました)(え、梅だったりして)
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こちらが拝殿
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龍神宮にもあったこの簾のようなのは注連縄で邪祓いの意味を込めた じゃんばら型大注連縄 だそうです、この大きさは圧巻!!
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996年、陸奥守となった藤原実方朝臣により陸奥国長久平安を祈願して創建された夷之社が創始となるそうです
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とても素晴らしい拝殿内は青森らしくねぶたの飾りがあります
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参拝順路が書いてあるけれど全然違う周り方をしている私は見ないふり見ないふり(*^^*)

 

うん、とっても素晴らしいです、とても広く、篤く、優しい空気でご挨拶をすると優しい風がすーっと流れます

 

振り返ると逆光状態のじゃんばら注連縄がまた素晴らしい
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主祭神天照大御神荒御魂、相殿に大国主命事代主神蛭子命が祀られ、後に藤原実方朝臣公と青森城代二代目 進藤庄兵衛正次公が配祀されているそうです

 

夷之社でありながら相殿になっているのは皆さんご想像の通りかと思いますが、通常は天照大御神として祀られるのにこちらでは荒御魂として祀られている、ポイントはここですよー!!

 

一説では、天照大御神荒御魂は瀬織津姫である、と言われており、年末に参拝した大阪の御霊神社では主祭神として「天照大御神荒御魂(瀬織津比売)」と書かれておりました

 

廣田神社さんの公式HPに「災の厄災病を祓い除ける御神徳」と書かれておりまして、それこそ、祓戸大神である瀬織津比売の御神徳!!

 

調べてみると、、、なんと!! 201年に神功皇后が天照荒御魂を祀り創建された廣田神社兵庫県にありました!!

 

当社はそちらからの勧請でしょうか、と御由緒を読み返してみると御祭神の説明かと思っていた「神宮皇后が新羅御討伐の際に皇軍を擁護したまった天照大御神の荒御魂を主祭神とし」という一文が兵庫廣田神社からの勧請ということを表していたようです

 

いつか兵庫、お呼びいただけるかなぁ(*^^*)

 

 

時間がとれたら青森駅から近い神社も参拝しておこう♪ という緩い感じで選んでいたのですがとんでもなく素晴らしい神社でした(*´ω`*)

 

 

記紀をはじめとする様々な記録には不都合な真実が覆い隠されているものですが、推察・考察というものの中にも不都合な記録を存在しないかのように都合良く組み立てられているものもありますのでなかなか難しいものですが、こうして神社を参拝しているとやはり古代の真実という浪漫な部分が気になります(*^^*)

 

 

さぁ夕方の青森市、まだ行きますよっ!!