どうも、ひのきですm(*_ _)m
さぁ、いよいよ参ります
強くお呼ばれした(と勝手に思っている)神社さん
貴布根伊龍神社です
払沢の滝 の記事にも書きましたが私にしては本当に珍しくYouTubeで動画を見たので境内を見てしまっているのですが極力、数日前の記憶を抹消して向かいました
というか、今思えば滝のインパクトが強過ぎて結構綺麗に記憶が飛んでいたような気がします(覚えようとして見たわけではないのでハッキリと記憶していたわけではありませんが)
ナビだと日枝神社からそのまま檜原街道を降りてくるのですが車通りのある細い歩道を歩くのもなんだな、と思い橋があったので秋川を渡り北側の長閑な道を20分ほど
すると この先行き止まり という看板から神社への道となりまして、これがなかなか地味にずっと登り坂なので地味に体力を奪っていきますが道沿いが小川になっているので水の癒しが救いですw
途中で少し降りられるところがあったので川を愛でる
ほんの小川ですがとっても綺麗で癒されます(*´ω`*)
と、、、路面が濡れ始め、、、見えてきた!!
登り坂になってからは僅か10分くらいの距離なんですけどねw
あぁ、あそこだ、きっとあそこだ
手前の明るさで奥が全然見えなかったのですが赤い文字の看板があるし間違い無い!!と足取りが軽くなる(近付いてみると看板は 駐車禁止 でしたw)
キタ━━ヾ(≧∀≦)ノ━━!!
やっぱり、なんて神々しいんだろう...当たり前ですが映像や写真以上の凄い氣を感じます
体力を、、、なんて言っておいてアレですけど、ほんと檜原街道の一番近いバス停からなら徒歩10分強とそれほど奥へ入り込んだわけでもないのにこの山奥感です
境内の右手に滝が見えたのでまずそちらへ、、、あぁ、良いですねぇ
細いながらもしっかりとした水量で素晴らしい音を奏でています
さらに登り大きな岩の後ろへ出ると御社殿が見えました、が、完璧なまでの逆光で眩しすぎて見えません(≧∀≦)
ここの大岩には私が大好きなユキノシタが群生していまして、まだ咲いている株はありませんでしたがこの子だけが少し開きかけていて可愛いです(*^^*)
では、いざ! 鳥居を潜るとより氣の密度が上がります
鳥居と同じく橋も結界のひとつ、しっかり礼をして渡ります
御社殿へと続く石段
境内から見る滝の美しいこと
木々を見上げ
妖精さんか白蛇さんでも棲んでそうな根元を見
何のためかわからぬ紙垂に礼をし
石段を一歩一歩踏みしめて登っていきます
手水舎に水ははられていませんでした、先程の小川で手を濡らしてきて良かった
そしてこちらが御社殿
そうなんです、貴船さんとは違う!?
山深く滝と川があり きふね の名がついているのですが御祭神はひと柱も重なっていない!
ここはとりあえずいつも通り調べるのは後! ということでご挨拶
サァァァァァァ
あぁ、、、暫くの間、ずっとほぼ無風だったのに心地好いやや強めの、でも優しい確実に それ と分かる風が後ろから身体を包み込んでくれる
来て良かった
来れて良かった
ありがとうございます、と深々を礼
そして社殿左手に見えていたこちら、巨大な磐座
そうだ、映像で滝とこの磐座に惹かれたんだった
なんと大きな磐座でしょう
鎮 という文字がぴったりのシンとした空気が包み込んでいます
何を考えるでもなく、ふぅーっと息を吐く、すぅーっと息を吸う、そうしながら眺めていました
そして、どうして今まで全く目に入らなかったのだろうというくらい突然に磐座の右側が階段になっていることに気付きました
磐座のお背中へ行けるのだろう、そう思い上り初めて絶句
二本の木が鳥居のように守る先にお社がありました
どなた様が祀られているのかはわかりませんが、完全にこの空間を支配されていらっしゃる
本殿の裏、磐座の裏、二本の木が門となって守られる小さなお社
一般的には元宮や奥宮という雰囲気ですが、どうもこちらはなんと言ってよいのか、凄く特別な感じはするのですが磐座と一体化されているような
これ、、、は、、、砲弾?! こちらについては次の記事にて
お社を背にすると磐座と本殿の間でしたね、ということはやはり末社なのでしょうか
ありがとうございました
磐座の上には紙垂がありました
神が降りられる場所、磐座
こうしてみると後ろのお社は拝殿側からもずっと見えていたということに後になって気付きました
素晴らしい氣をいっぱいに吸い込ませていただきました
左奥へ小さな橋を渡ると社務所か集会所かと少し広場のようになっていました
ゆっくりと見渡しながら降りて来る時に何か気配を感じて覗き込むと木の脇に小祠が祀られていました
上がる時に全く気付きませんでした、こちらもどなたが祀られているかわかりませんがとても神聖感があります
特に御神木ともされている様子はありませんがとっても美しい夫婦木です
ほんと、滝、川、木々、夫婦木、磐座とこれ以上無いほどコンパクトで完成された配置の境内です
お呼びいただき、ありがとうございました! と深いお辞儀
をして振り返って社号標に気付きました、こちらは貴布祢ではなく貴船となっていますね
いやーーー素晴らしかったなぁーーー(*´ω`*)
滝も途中の神社さんも貴布祢伊龍神社もずっと素晴らしかった
多分なんて事ないんでしょうが、坂道を降り初めてすぐのところで見つけた小川の岩が物凄く素敵でした
さて、調べてみました
創建は不明ながら1670年に社殿が改修されたという記録があるそうで当初は不動堂として国常立尊と不動明王を祀る神仏習合の神社だったようで、神仏分離令により社名を貴布祢神社と変えて明治期に猿田彦神を祀る日枝神社と天手力男命を祀る伊龍神社を合祀して貴布祢伊龍神社となったと言われています
日枝神社で猿田彦様? と思ったのですがそうだ!! 日枝神社、山王様といえば猿!! 猿田彦様だ!!
貴船さんと名付けたのは国常立尊も龍神とされていること、そして御神域が似ている事から貴船ふさんの名を頂いたもので、元はお不動さんと妙見菩薩が祀られ?ていたのではないでしょうか、そして山王権現と戸隠大明神ということに?
そう考えると、春日権現もいらっしゃったということで全体的に権現信仰が中心だった地域なのかもしれません
そうですよね、山間部ですから権現信仰が中心となって当然と言えば当然なんです
これで熊野権現と繋がっていたら物凄いお呼ばれだったのですが、なぜ貴船さんとは異なるこちらに強くお呼ばれしたのかはまだわかりません
前向きにこじつけると、瀧神社の龍神様が 挨拶しに行ってきなさい と向かわせてくださったのかもしれませんね(*^^*)
さて、折角ここまで歩いたのでもっと歩いていきますよーっ!