どうも、ひのきですm(*_ _)m
さて、是政八幡神社の前をほんの少し歩くとこちら、厄神社が鎮座されています
小さな境内ながらしっかりとした鳥居、お社、そしてとても綺麗にされています
そうです、ご想像通り御由緒等は一切不明です(*´ω`*)
厄神社 。。。その名の通り、厄を祀る神社ですね
これは御霊信仰のような感じで、祟りや厄災をもたらす者自体を祀りあげる事で鎮まっていただこうというものです
なので特に御神体というか御祭神を定めない場合、厄除け大師系だと厄神鬼王を祀る場合、そしてなんと神速須佐之男命が祀られていることがあります
スサノオ? 厄?
そう、八坂・氷川・津島など様々な神社に祀られる須佐之男命ですが時折大暴れをしている姿が描かれてきました
一部では二重人格だったのではないか、或いは別人と合わさって一人として伝わっているのではないか、はたまた火山など自然現象の神格化だったのではないかなどなど(私も最初はこの説を推していましたw)
そう、つまり崇敬の対象でもありながら畏怖の対象でもあったわけです
勿論、厄災をも追い払ってくれそうな力強さで祀られた場合もあるかもしれませんが、善悪二面性のある悪面を抑える目的で祀られたのではないかと言われています
一部では御霊や厄神を祀っているような神社にはおいそれとご挨拶してはいけない、逆に祟られると言ったことをおっしゃる方もいらっしゃいますね~
ただ、そういう心を持っている事が怒りを買う可能性がありますし守って頂けない原因となるのではないでしょうか
とても心地の良い厄神社さんでした(*´ω`*)
さて、ここから次の目的地へ!! と思ったのですが急にマップで別の神社を発見、と思ったらルート作成の時に目には留まったけれどそのまま選択しなかったところでした
探したわけでもないのにここで目に付いたのも何かの御縁、近かったのでご挨拶に向かうことにしました
と行ってみたのですが無い?! え? あれ? 周りをキョロキョロしながら歩いたはずなのに?!
もう一度、さらにゆっくりきょろきょろしながら道を戻ってみると、今度は発見!! 鹿島神社です
確かに住宅に挟まれ奥まった所に鳥居とお社だけど幅もそれなりに広く、なぜこれが見逃せたんだろう。。。
鳥居脇に御由緒があったのですが残念ながら読みづらいですね
極めて古い事、仏像が御神体、、、? よ、読めない( ̄▽ ̄;)
社殿は御堂タイプで堂内には御幣などが備えられたお社かな?がありました
ものすごく綺麗にされていて左手前のシンプルな植栽などバランスも良い、民家の隙間というところだけが少し落ち着かないポイントですがw 境内自体は陽気も相まって凄く居心地が良いです
と、御堂左手の祠前に看板が
祠はお狐様が供えられていているのでお稲荷様ですね
説明板は祠ではなく鹿島神社懸仏についてのようです
これによると、創建等は不明ながら1670年に当地へ遷座した際に地中より小さな鉄仏がはめ込まれた円形銅板が出土したそうでこちらの御神体とされているそうです
銅板には1284年奉納と彫られていたことからそれ以前から鎮座されていたのではないか、現在遺っているのは三体だが本来は10体があったと思われるそうです
はて、遷座跡地の土中から出土したということはこの御神体の上に神社が鎮座していたということになりますが既に存在する寺社に奉納された懸仏を土中に埋めその上に神社を建て直したとは考えられません
もしかしたら奉納当時の社殿が焼失され焼け残った銅板はそのまま埋まってしまった為に見つけられないまま再建された、となればなんとなく理解が出来ます
銅板に寺社名は無いようですが奉納当時が寺だったのか神社だったのか、神仏習合時代なのでどちらもありえますね
ダメ元で小窓から覗いてみましたがさすがに銅板は見えずそりゃそうだわな、と思っていたのですが記事を書きながら説明書きを最後まで呼んだら郷土の森博物館に所蔵されていると書かれていましたw
拝観出来るのか収蔵なのかはわかりませんが興味のある方は是非
うん、やっぱり気付いていなかったり特に気を惹かれずルートからは外していたのにその時になって参拝することになる神社さんってやっぱり気持ちが良いですね(*´ω`*)
。。。。。。Σ(ºㅁº)!!
実は最下部まで記事を書き終えて下書き保存を完了したところで気付きました!!
この参拝した日の前後でやたらと神様カードで武甕槌命が出ていたんでした!! 全然気付いてなかった!!(>_<)
さて、厄神社さんの記事なのでちょっとあとがきを
大丈夫だとは思いますが、どんな神社仏閣においても軽い気持ちでの契約祈願は絶対にしないでくださいね(。-_-。)b
契約祈願とは、まぁ私が勝手に作った言い方ですが、〇〇するから〇〇してください、といった対価を申し出てお願い事をすることです
例えば大好きな物を断ちますから願いを叶えてください、自分はどうなっても良いので〇〇してください、といった風に犠牲を明確にして願ってしまうと、その願いを叶えるために本当にその犠牲が、いや、それ以上の犠牲が必要になってしま可能性があります
さらにはそれが契約となってしまい、万が一その契約を破る事になってしまった場合には契約違反として更なる犠牲を払わされる可能性があります
漫画や映画のような話ですよねー≧(´▽`)≦アハハハ
でも、ありうると思います
神様はそんな対価を求めません
お供えやお賽銭は我々が気持ちとして神様にお供えしているもので神様から要求されているものではなく、神様がお手伝いしてくれるかどうかはその人の日頃の姿を見て判断されています
嘘だぁー!! 我を祀れって夢に出てくるって言うじゃん!! と思った方はさすが!!
そうなんですよね、ごく稀に選ばれし方だけがそういった霊夢を見るようですが本当に選ばれた方かもしくは自分自身の信仰深さ故に、かだと思います
何が言いたいかというと、我々がお願い事をするのに対価を申し出るようなことを神様は望んでいませんが、周りでそれを聴いている悪しきモノがその願いを勝手に引き受けて来る可能性があるという説です
これは無きにしも非ずだと私は思います
お稲荷さんに大きな願い事をすると願いが叶った時に命が取られる的な話を時々耳にしますが、あれも私は、眷属になれない悪しき狐などの魂がその原因じゃないかと思っています
願いが叶ったとしてもそれを叶えたのは自分の力でも無ければ神様のお力添えでも無く、悪意を持ったモノに利用されていただけだった、なんて悲しすぎますよね
ちなみに初穂料や祈祷料って金額が決められてるじゃないか!というツッコミは無しです、当然ながら頒布品の奉製や祈祷などの神事にはお金も手間も掛かっています(*^^*)b
神社は無償ボランティアではなく神職様方も生活があります(給金はとても低いと聞いたことがありますが)し、そもそもが社殿などの維持費、手水や電灯などの光熱費が掛かりますしお賽銭だけでそれを賄える神社は少数だと思います
先日も、賽銭は神様にあげてるのであって神職や神社の為じゃない、などと上から目線のSNS議論を見掛けましたが、そんな奴の願いなんか神様が聞くわけなかろう、っていうね(*´ω`*)
我々としては、神様へ捧げると共に参拝出来る環境が維持される事を願ってお賽銭や寄付をするわけです
神様はお金なんて要らないんです、ただ自分を祀り人々と繋がりを持つことの出来る社殿を守ろう、そこに携わる人々を守ろうと強く思ってくれる人々を守ってくれるはずです
あとは、あくまでも初穂料はお気持ちの問題だけど最低限の初穂料を提示しないと参拝者がいくらお納めすれば良いか迷われる、必要以上に出さなくても大丈夫です、というお気持ちです
なので、初穂料の金額以上をお納めしても良いんです(*^^*)
まぁ、それを申し出るのも小っ恥ずかしいのと、釣りはとっといてみたいな感じ(そんな言い方はしませんがw)になるのが嫌なので私はお賽銭箱に入れますけどね(*^^*)
さて!! 是政橋を渡って!!
うわぁ!! なんて青い川面なんでしょう(*´ω`*)
あっ、青鷺!! 向こうは、、、白鷺!?
こんなに綺麗だったのかぁ、と思わぬ美しさの多摩川を見ながら歩いて行くのですが、、、容赦なく照りつける激しい太陽に身体は徐々に力を失っていくのであった
つづく