どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら、豊楽園神社です
土支田八幡宮前の路地を進むと遊歩道のある細長い緑地に出ます
憩いの森、かたくりの林、と書かれていたので春時期に来ればカタクリが咲いているのでしょうか(*^^*)
斜面上の住宅がすぐそこに見える細い森なのですが独特の雰囲気があって何故か緊張しながら歩いて行ったのですが、その理由は後から知ることになります
細い道を歩いていくと池と鳥居が見えました
普通にびっくりしました、澄んでる!!
土管のようですが錆があるので何かのパーツっぽいものが沈められています
手前の側溝へ流れ込んでいるのですが見た目よりも湧水量があるらしくチョロチョロよりも大きなジョボジョボという音が気持ち良く聞こえてきます
黒く大きな鯉3~4匹が悠々と泳いで、、、と言いたいところですがまさかの人影を見ると隠れる!?!?
どこに行っても鯉は人影見るやどんどん集まって来てパクパクと餌をねだるかお腹が空いていないと無視してのんびり泳いでいるものですよね?
隠れるんですよ、ここの子達!! だから少し離れて中央に来た頃にそっと近付いて行くんですけど直ぐに察知して脇の草陰や奥にすぐ隠れてしまうんです
き、、、嫌われてるのかな(´;ω;`)
参道を進むと息を飲む境内
岩組の上に石祠、左手の巨大な石碑には 豊楽園 の文字
一瞬よぎりました、、、どこぞの宗教団体の神社だろうか
でもその気持ちは鳥居を潜るとすぐに消えてしまいました
何故、と言われると全く分からないのですが( ˙꒳˙ )
そしてこの迫力ですが写真で伝わるでしょうか
御幣の後ろには狐の絵馬、、、お稲荷様!?
御幣は御神体や神札代わりに祀られますがその背後に絵馬というのも珍しい、さらに石祠前の石段にはお賽銭が並び詰まれていて独特の雰囲気があります
この時は屋根の菊紋にしか気付きませんでしたがよく見ると瓦部分に宝玉も彫られていますね
神妙にご挨拶させて頂きました
いらっしゃいます
が、このお社にいらっしゃるというよりも背後の森全体からこの場所へと集中して来ている感じがします
そもそも神様が宿られているのは山や川、森、岩などで神社というのはご挨拶をさせて頂く窓口的な場所ですからこれは当たり前の事なのですが
例えば神山を御神体に祀るA神社から分霊を勧請してB神では、御神体としている御霊代自体に神様が宿られるということではなく御霊代を通してA神社に、そして神山へと繋がるという私の勝手なイメージです
勿論、そのお力や崇敬が強ければ強いほど多く枝分かれした御霊代の方までも強い御神威が届き、その御霊代に、お社に、境内に神様が座られていらっしゃるというほど強く感じるようになります
話がちょっと逸れました(´>∀<`)ゝ
というわけでこちら、伏見さん若しくはどちらかから勧請されたお稲荷様だと思われますが御神威はこの森全体に宿られている感じがします
なんなら、満遍なくというよりも祠から後方、そしてやや右方向が強そうな雰囲気(何の根拠もありません)
細長い森の端、まだお社も鳥居も見えない位置で足を踏み入れた時から感じていたのはこれだったのか!と一人合点(*^^*)
ただ、何故だかは分かりませんが、祠の絵馬を見て「あれ?お稲荷様? ほんと? 間違って置かれてない?」って思ったのです
何故でしょうね、私そんなこと分からないんですけど、何故か思ったんですよね
ありがとうございました!! とお礼を言い深くお辞儀をすると鳥居下の渡り石だけが円形になっている事に気付きました
こ、これは、、、こちらの社紋だったり何かの意味を持つ紋だったりするんじゃないか!!
とテンションを上げ始めると同時に気づきました、、、これ、石臼ですね!! ご近所かどちらかで使われていたものでしょうか
そして見上げると今度は鳥居の中央に〇を見付けました
こうして見ると稲穂の稲荷紋に見えますね
いやはや、いつものようにGoogleマップで 神社 と検索してルートが組みやすいところをポコポコっと組み合わせた参拝だったのですが、このような神社だとは思いもしませんでした
そんなやり方なので行ってみると私有地内の神社だったり企業さんの敷地内社で参拝出来ずーなんてこともあるので社名からしてそういう可能性もあるなーと思っていたのです
情報無さそうだけど、、、と調べてみると練馬の文化財という区報かな?などに載っていました!!
どうやらこの細長い森は清水山と稲荷山に別れていて昔は湧水が二箇所あったようです
そしてこの稲荷山には元々祀られていたお稲荷様がいらっしゃったのですが人々の反対を他所に北野神社へと合祀されてしまい、、、あっ、土支田八幡宮の裏に祀られていたお稲荷様の事でしょうか!!
お社を失った稲荷山へは有志によって邸内稲荷が移されました
この森は行楽地として整備され、その時の名が 豊楽園 だったのが社名に残っているのだそうです
また崩落園には水車小屋もあったと書かれているので鳥居下の石臼はその遺物を置いたものだったのかもしれませんね
だから八幡宮のお稲荷さんで悲しいほどに何も感じなかったんだ!
勿論、しっかりとした理由によってしっかりとした移され方をしていれば離れてしまっても御神体である山や川などとお社の繋がりが切れることは無いはずですし、今回八幡宮の稲荷社で何も感じなかったのが上述の理由である事を示すものは私の感覚以外何も無いので(*^^*)b
アレかもしれませんね、知らずにでしたが直後にこちらを参拝することが決まっていたので神様も「わざわざそっちじゃなく、こっちに来てからだな、うんうん( ´灬` )」という感じだったのかもしれませんしね
分霊社など関連社を巡る際も面白いもので、単体で参拝すると凄いのに連続して参拝すると本社で凄くても分社では何も感じないという事があるんですよね
と、いつもならここで終わるところなのですがもう少し調べてみようという気持ちになりまして、そういう事はたまにしか無いので勘に従って検索したのですがやはり他の情報は無し
と思ったら、神社系で唯一登録しているYouTuberさんが豊楽園神社の動画を上げてくださっていました!! まさかの!!w
前も少し触れましたがこの方、登録者数は6千人弱とそれほど多いわけでもなく(私は十分凄いと思いますけど世間的には、ね)、また人も喋り方もとても大人しく静かで映像もとても身近な感じがする
ハッキリ言えば高画質でも無いし時々音も悪いし車の音とか普通に入っていたりするのですが、人柄と感覚にとても共感を覚えたので登録しています(*^^*)
まぁ出来るだけ無知初見で参拝したい派なので参拝動画はほぼ見ないのですが感じ方とかそういった部分がとてもスッと入ってきて共感出来るんですよね
さて、その方(YouTubeで豊楽園神社を調べればわかると思いますw)はこの神社について一体なんと言われるのか!!
動画は、、、めちゃ短い!!(爆)
ですが、まさかの!!
・謎の神社
・絵馬はあるけど稲荷大神っぽくない
・誰かが置いただけじゃないだろうか
・水神様とかが祀られている気がする
・もしかしたら災害や他のナニかを封じ込めているかもしれない
とおっしゃるのです
ゾワッとしました(゚д゚;)
正に自分が感じた事と同じ、いや、何か封じ込めてっていうのはさすがにわかりませんけども、ちょうど湧水の上でもありますし水神様であっても不思議は無い
そう言われると、あの張り詰めたような空気感と共に居心地の良い感覚にも繋がるものがあります
文献?伝?によると元々稲荷社があったとのことですが、お稲荷様にもいろいろありまして民にとって最も身近だったのがお稲荷様ですからそれこそ代表的なご利益だけではなく火防、厄除病除を初めとして水神だったり悲哀を鎮めるとして祀られている所もあります
何でもかんでもお稲荷さんにお願いすればいいってもんじゃないよ! と思うのは無粋ってなものでしょう、当時としてはお願い出来るのがお稲荷様しかいらっしゃらなかったわけでお願いを聞いてくださるのもお稲荷様しかいらっしゃらなかったわけで、困った時の神頼みじゃないですけど、お稲荷様への畏怖と信仰心はとても強かったと思います
だからこそ、稲荷社の数が物凄いわけですからね
皆から頼りにされたお稲荷様はどうされるのかというと、恐らく商人町人民百姓の為にその山の神、水の神、天の神との間を取り持ってくださていると思います
もしかしたら、、、元ここに祀られていたのは別の神様で、そこにしっかりと祠をという時に選ばれたのがお稲荷様だったということでそもそもこの場所を守られている神様はずっと変わっていないのかもしれませんね
と、いうわけで、とっても素晴らしい豊楽園神社と清らかな湧水で御座いました(*^^*)
いやー、ほんと、とっても不思議な場所でしたしこのような考察をする事になるとは思ってもいませんでした
そしてここで思い出しまして声にならぬ エッ という心の声が出ました
実はですね
この参拝数日前まで4~5日間連続、神様カードで 五感 をキーワードにした神様が連続したのです
しかも同じ神様は出ないのに感覚を主旨とした神様だけが連続するというのはなかなかなものですし、その最後が 到達しました という(*^^*)マジカヨ
ここまで続くと何かある、、、何かある、、、と構えたものの、特に何も起こることなく(っ_ _)っドテッ
なので今の今まで完全に忘れていましたが、そういえばこの日の参拝も突然の感覚で決めたものでいつも以上に調べないままの参拝だったり、しかも当日は公園で蝶観察など結構寄り道をしてのーんびりした参拝だったのに豊楽園神社で感じたところは結構なモノだった?
まぁこじつけ感もありますが、、、特に何のチカラも無い私にしては見た目がお稲荷様なのに何も感じない、それが二社も続く、より何か感じるのにお稲荷様っぽくないと感じる、そして同じように感じる方が居る、というのは結構な感覚だったわけです
下調べをした上でも見た目や情報に縛られず参拝出来る頃という事なのかな
まずは自分を信じろ、って事ですよね(*^^*)
近々しっかりと調べてから参拝してみようかな~