どうも、ひのきですm(*_ _)m
続きましては貴船さんからほんの数分のところに鎮座されるこちら
八幡宮です
つまり神仏分離で仏教寺が神社へと改宗されたのでしょう
扁額は八幡宮となっていますので諏訪さんは合祀されていると思われます
わかりますかねぇ、、、八幡神と言われれば神社に、八幡大菩薩と言われれば寺に見えるかもしれませんが、この雰囲気はお寺のソレですよね
いや、どうだろう、大菩薩と大明神ではなく誉田別命と建御名方命と言われていたら神社っぽく感じたのかな?
新潟に諏訪さんが多い理由は前の記事でも推測しましたが、そもそも諏訪信仰の元は山岳信仰とミャシャグジ信仰ですので権現信仰に近いものがある
であればこちらもまた寺と権現信仰の集合社ということになります
良いんです、これこそが長く続いた日本宗教の自然体であって(そもそも神仏を併せていったのは聖徳太子と言われていますが)、人々を守ってくださる自然、神様、仏様が一致団結していただけることほど力強いものは無いのですから
さて、またまた数分の距離に鎮座されますこちら、一之宮社
石碑は一宮大明神となっていますね
階段が、、、となっていないのはちょっと前に元気が出ることがあったから(*^^*)
あぁ、こちらもまたしっかりとさえた境内で木々が多いのに落ち葉すら溜まっていないし蜘蛛の巣も無い
こちらもまたやっぱりとても良い気持ちなのですが、さぁ、またまた謎の多い神社さんでございます
さすがにこちらが一宮とされていたとは思えず、越後と越中の一宮論社各社の御祭神であればオオナムチ(オオクニヌシ)、ヌナカワヒメ、イザナギ、アメノタヂカラオ、アメノカグヤマ、タケミナカタ、コトシロヌシのどなたか若しくは複数ということになります
ただ、やっぱりこちらも神仏分離の影響を受けていると考えるとその限りではなく、境内の雰囲気からはどちらともとれない感じでございました
いずれにしても、周りを山に囲まれた素晴らしい空気の中、天気も良く町自体の雰囲気も素晴らしいのにその上、各社の境内はさらに雰囲気が素晴らしいという凄い環境です
名も無き(いや、ありますけど)町の鎮守巡りとなっていますが、有難いことに歩きを選択して良かった、と思える神社ばかりでとっても良い巡拝旅になっています(*´ω`*)
さて、実は八幡様の手前でひとつ事件が発生していました(大袈裟)
この旅始まって二日目の午後にして初めて地元の方と挨拶したのです!!(大袈裟だっちゅーのw)
いやね、ここまで糸魚川も含めてほぼ人と合わなかったし、人を見かけても敷地の中で作業されている前を通り過ぎたとかだったんです
それがね、それこそほんとに地元の人以外絶対歩かないであろうこのような場所を怪しげなバックパッカー(そんなに大きくないから余計に怪しいw)が一人で歩いていたら警戒されてもおかしくないんですよ
なのにね、小さな子と遊びながらゆっくり歩いていた若いお父さんが こんにちは! と、私が女性だったらキュンとしそうな素敵な笑顔で爽やかな挨拶をくれたんです
思わずこっちも気持ちの良い笑顔で こんにちは! と自然に返せるほど、まるで山をトレッキングしている時にすれ違う人へ挨拶するかのような素晴らしい最高の こんにちは を頂戴してもうそれは上機嫌になり足の痛みも和らいだというものです
だって、私だったら(心いっぱいの愛情を込めて→)観光地でもなくよそ者が来るはずもないこんな田舎町を歩いて来る見知らぬ奴なんて怪しいでしかないじゃないですか
だって、(こちらも最大級の愛情を込めて→)こんな地元の人の崇敬の場であって神社巡りにしても普通来ないだろう場所なんですよ?
それなのに、一切の疑いや警戒もなく(見せず?w)あれだけ素晴らしい挨拶を出せるなんて、それもほんとにすれ違うのに挨拶をくださったんです
私だったら、こんにちは、どちらか行かれるんですか?とかどちらか行かれてたんですか?この辺何もないでしょう、とか余計な言葉をくっつけてしまいそうです
あぁ、そうだ、この凄く気持ち良い感じは長崎県は平戸の田平天主堂へ行った時と同じだ
朝、駅から遠い田平天主堂へ歩いていると登校する小学生の集団とすれ違ったのですが、全員とはいかずともその中で決して少なくない数の子供が おはようございます!! と声を掛けてくれたのでした
勿論、あちらは国の重要文化財ですから観光客も来るのが普通(平日早朝だったからか私しか居ませんでしたが)かもしれませんが、それでもやっぱり、見知らぬ人に気持ちの良い挨拶が出来るというのはその地域での教育(や信仰)が大きく影響していると思うのです
まぁ全然関係ないかもしれませんがw
で、こちらではそのような建物があるわけでもなく神社も多分私みたいな人しか、それもどのくらい居るのか居ないのかって感じだと思うのに30前後の若いお父さんがあんな挨拶をしてくれる、そしてそこは素晴らしい神社に囲まれた素晴らしい町なんです
あぁ、4時間徒歩コースを選んで良かった、と思えた瞬間のひとつであります