日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

神示により祀られし大神 白龍神社

 

 

どうも、ひのきですm(*_ _)m

 

やぁ~さすが名駅南ですね、元旦の朝、、、と思ったらちょうどお昼になっていましたがほんっとに人が居ない

 

まさに閑古鳥な街をのんびり歩き柳里神社から10分弱

 

龍神社です
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.........って、えぇぇぇぇえええええ?!

 

信号を渡ってからあれはまさか、、、と思いつつ歩いて来ましたが行列!!Σ( ̄□ ̄;

 

境内はこのちょっと左側まであるだけの小さめな神社さんなのに、そして目の前の大通りには稀にしか車が通らずこの近辺にはこの列以外に人も居らず、たまに歩いて来る人の95%は列に並ぶ、、、その数ざっと100人以上

 

いや、元旦の初詣としては少ないと言っても良いとは思うのですが近隣の方というよりはこちらを目指して来たという雰囲気を強く感じる

 

いや、まぁ、流石に折角来たのでスルーはしたくないしこのくらいならと並びますが皆さん随分と熱心に参拝されているようで列の進みは思っていたよりも遅い

 

有名でもない小さな神社なら元旦でも大丈夫だろうと思いっきり油断してました!! というか並びつつ聞こえてくる周囲の会話からは、とても金運に力のある龍神様で大人気なのだそうです、ということは逆に元旦だからこそこの程度で済んだというべきか

 

本来ならば真っ先に触れるところですが後回しになってしまいました、繰り返しますがこちらの社名は白龍神

 

そう、柳里神社では白鷹龍神でしたがこちらも白龍なのです

 

折角並んでいるのでさすがに謂れを調べようかと思ってしまいましたが、いや待て、既に想定外なのだからこのまま無知で参拝しよう!

 

金運に御利益が凄いのことですが私は徹底します! 金運は大事だけど願い事はせずご挨拶と感謝だけ!! それが通じれば自ずと金運にもご利益が頂けるはず! 頂けなければまだそれだけの資格が自分には無いということだ!!

 

まぁ100名程度なので最後尾に並んでから20分ほどで鳥居までやって来ました
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参拝までには25分ほどでしたが巡拝としては結構予定外w
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境内には人々のお金に対する念が渦巻いて、、、いたでしょうけれどそれほど気になりません、それでいてやはり強い氣があるように感じます

 

居心地の良さは無く厳とした御神威のある境内ですね

 

この送の本殿からなのだろうか、何か圧を感じる
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御祭神は白龍大神とされる高龗神と須佐之男命の二柱です

 

混雑時の私はいつもこうします、拝殿が近づくと心の中で名乗りとご挨拶、まだ時間があれば雑談(境内で感じている感想的な事など)を念じ、そして自分の番になると最低限の所作だけで後に譲れるように

 

と拝殿前に立つと圧倒的な圧!!  やや広めな拝殿内の手前には多くのお供えが並んでいます

 

気圧されるとはまさにこのこと、深々と礼をして感謝をお伝えする

 

うん、これだけの人が来るわけです、小さな神社ですが確かに素晴らしい

 

ただいつも覚悟はしているのですが、初詣期などは特に、大きな神社や人気のある神社であればあるほど特別な何かは感じづらい、それは人の多さによる雑多さ故かはたまた神様(眷属様)も人が多過ぎて個々には構っていられないからか

 

いいんです、それでも御神威は感じることが出来ますから

 

拝殿右手に社務所があり、参拝が終わった人々はそのまま列を成して境内を出ていかない

 

恐らく御札や御朱印、金運の授与品が人気なんだろうな(*´ω`*) と境内を出て行きかけたところでその氣を感じました

 

んっ? と振り返ると授与所への列が社殿右奥の隙間まで繋がって折り返していると思っていたのですが違う!!

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ここから先は撮影禁止となっています、皆さんはこの先の奥宮へと並んでいたのです!!
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いやぁ、、、気付いてよかった( ̄▽ ̄;)

 

手前のお社はどなたが祀られているか分からないのですが心地の良い御神木銀杏が隣に立ってらっしゃいます

 

全体的に圧のある境内においてこの御神木付近の非常に狭い範囲だけ不思議な癒しを感じました

 

そして奥宮へ、覆屋の中にお社が鎮座されており、そのお社専用の小さめながら左右に昇り龍下り龍が施された双龍鳥居、薄暗さも相まってとっても厳粛な氣が流れています

 

人が多いながらシンとした空気の中でご挨拶、そして社殿前にはおもかる石が2石、左はやや宝珠型のような球だっただろうか、右はとぐろを巻いた蛇になっていました

 

特に願い事を考えてもいなかったので、寄り良い一年になりますように、と持ち上げてみるとそれなりの重さがあり軽くもないというごく普通さでしたw

 

うん、でも普通が一番です、有難い

 

ちなみに大混雑を見て社務所の方が出てきて おもかる石は左右どちらも一緒ですからどちらか片方でお願いします~っ! とおっしゃっていました

 

そうか、やたら長いなと思ったら両方を持ち上げてる人が居たんですね(苦笑)  まぁデザインが違うからわからなくもないけどw

 

というわけで社務所の行列かと思った人々は9割が奥宮参拝でした

 

次の機会があれば是非、人の居ない静かな状態でご挨拶してしっかりと感じてみたい、素敵な神社でした(*´ω`*)
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というわけでご由緒を調べてみました

 

柳橋付近でえ熱病が流行した際に大神より神示が下り、現在は地下流となっている江川岸にいある柳の下に祠を建て祀ったのが始まり、、やがて柳が枯れると大神が近くの銀杏へと移られ御神木となったそうで区画整理により現在地へと遷座する際も御神木が移殖されたそうです

 

なんと、だから凄い癒しを感じたのか!!! そしてあのお社は御神木に宿られる大神様を祀るものだったんですね、そして奥宮には白蛇様が祀られているといいます

 

ただ創始としては大神様とだけでいつからか白龍様と呼ばれるようになったようです

 

公式によると本殿以外の末社二社には芸事商いの神と健康知恵の神として崇敬されているとだけ書かれており御祭神名が書かれていません、また白龍大神は高龗神と須佐之男命の総称であるとされてはいますが由緒にはどちらの御祭神名も出てきません

 

いろいろ調べてみると創建は1603年という説がありました

 

勝手な想像ですが、やはり川ですし社名にもなっているので大神様は白蛇(龍神)だったのではないでしょうか、ただ鎮めたいのが疫病なので牛頭天王も併せ祀った

 

やがて神仏分離を迎え、白蛇様と牛頭天王では通らないので高龗神と須佐之男命となったと考えるとスムーズな気がします

 

やっぱり名古屋には白蛇信仰が浸透していたんですね、そして気になったのが江川です

 

現在の白龍神社は堀川と暗渠となった元用水である江川の間に鎮座されている、堀川はその名の通り矢田川から名古屋城のお堀を回って(つまり堀を作って)南へと流れ、、、熱田神宮の脇を通って名古屋港へと流れ込む、、、城と熱田神宮を繋いでいる!

 

そうだ、住んでいた頃はそんな考え方なんてしてもいなかったけれどそういうことだ、そして当たり前に住んでいたけれどこうして考えてみると名古屋ってほんとに川が多い!

 

ふと思いついてマップで 白龍 と検索してみたところ、思ったのと違って南北ではなく東西から南東に複数の白龍を祀る神社が出てきた、つまり名古屋南部がまだ海岸線だった頃から白蛇・龍神が祀られていたラインということではないでしょうか

 

川は清らかなものでありますが人々が住み様々なものを流していくと下流になればなるほど汚れや病も流れていきます、またこれだけ沢山の川が流れていれば水害も多かったでしょう

 

ただやっぱりどうも気になるのは、やはり他の地域と違って白蛇様を龍神として祀っている、つまり龍よりも蛇としての存在が大切にされている所です

 

白鷹龍神とされる柳里神社には蛇の姿あれど龍はいませんでした、そして白龍神社には双社名と双竜鳥居だけでお供えは卵だし奥宮は白蛇様、おもかる石も蛇

 

既述のように、私は神の使いである蛇が神格を持つと蛇神(龍)となりさらに神階を高めると龍神になる説をとっており、どちらかというと神として祀られやすいのはより力のある龍神で白蛇は川というより池、つまり弁財天系の眷属神になっている事が多くありませんか? むしろ主流と言っても良い

 

でもそれは恐らく、池に弁財天を祀り白蛇が眷属として崇められるという流れだからでしょう

 

熱病を鎮める水神として白蛇を祀り、龍と習合されながらも白蛇としての存在を大切に守り、やがて安寧な世の中になり弁財天信仰と習合されて金運の霊験とされるようになってもなお本来の白蛇信仰を守っているのが白龍神社なのではないでしょうか

 

本当は白蛇神社なんでしょうね、でも社名的に許されなかったのか龍とした、でもやっぱり白蛇なんですよ、だから社紋は蛇にしたかったけれどそれだと結局蛇信仰じゃねーか!とバレバレで神社として存続出来ないから 白 とした、なんて妄想はどうでしょう←聞くなってw

 

 

そういえば蝮ケ池では池主の怒りを鎮めるのに龍神を祀り、それでも足りないからと弁財天を併せ祀ったとされていました

 

あちらは蛇ではなく龍である理由は創建が大正期という時代的な違いではないでしょうか

 

 

さぁ、この先の巡拝で何かさらにヒントが見つかるのかい? 見つからないのかい? どっちなんだい?!