どうも、ひのきですm(*_ _)m
能登北陸巡拝最終日を迎えました
本日はこちら、伏見稲荷魚津大社です
高岡から移動した前日夕方に到着したのは魚津でございました、駅前で度肝を抜かれた街の向こうに立山連峰という美しい景色でしたが楽しみにしていた朝には雲に隠れて見えず
二日目の泊地になぜ魚津を選んだのか、実は 響き です
最終日は糸魚川で石拾いをして帰りたかったので出来るだけ東寄りに宿をとりたかった、その中で 魚の津 という名前に惹かれた、夜に美味しい魚が食べたい!!
先に結論を言ってしまうと、選んでとても良かった、とっても素敵な街でした(*´ω`*)
本当は夜に海岸へホタルイカを見に行こうかと思ったのですが、前夜は滅多に無いくらいの激しい雷雨だったので断念しました、まぁ本来は夜中がチャンスらしく行こうとしていたのはダメ元での早い時間を予定していたのでいいんですけどね
宿を決めてから街の神社を検索してみるとちょうど良い具合のお散歩コースで収まりそうな神社が二社
というわけで初日二日目のようなハードさは置いての~んびりする三日目のスタートです(*´ω`*)
ホテルで朝食をとり、、、そう、巡拝だとほぼ毎回始発っとり時間との戦いになるので例え朝食が無料でついているホテルでも食べられずに出発するのが常だったので久しぶりです(*´ω`*)
さて、荷物は部屋に置いたまま通勤通学の市民に紛れて軽装で出発、富山地方鉄道の新魚津駅からひと駅、電鉄魚津駅から徒歩3分
思ったより大きな神社だ!!
美しい社殿、本殿も凄く綺麗です
改めまして、伏見稲荷魚津大社です
惹かれたのはその社名、そして今回の巡拝で大好きなお稲荷様が凄く少ないということで選びました(*^^*)
あれ?そういえばここまで歩いてきてお稲荷さん全然会わなかったな? それに大きな神社だと大抵いらっしゃるのにほとんど祀られていなかった? とマップで検索してみたらあるはあるけれどやっぱりそれほど多くはないようです
そのあたり、やはり地域性と時代背景がありそうですね
激しい雷雨から一夜明け街全体が水の氣に包まれた朝ですが、鳥居を潜るとスッと空気が変わります
あぁ、、、これこれ、これですよ
味のある手水舎はしっかりとお水が出ていて屋根がなくともとても清浄さを感じさせます
そして拝殿に一歩近付くと急にビシッとした壁を感じた
すっかり気持ちを入れ替えたつもりだったけれど見透かされた!?
すみません、先入観というほどではありませんし到着して背後からの境内を見た時点でそんなもの一気に吹き飛んではいました
そう、お稲荷さんの社名は勧請された斎主さんが各々の想いによって名を付けるものだと分かってはいますが誠に無礼ながら地図的に決して大きそうではないのに 伏見稲荷大社 に 魚津 を混ぜて付けてしまうとは一体どういったお稲荷さんなんだろうと思っていたのです
こりゃしっかりしたお稲荷さんだぞ、と思いを改めはしていたものの、それどころではないぞ、と言われた気がしました
そのまま拝殿内に入れませんでしたから
失礼しました、御縁頂きましてご挨拶に伺いました、と拝殿前で一旦ご挨拶してから中へ、心の中で唸りました、強い強い御神威に満ちている
まさに伏見稲荷大社だ
正直に、この巡拝だけでなくここ最近ちょっとお稲荷さんに餓えていたところでこれほど厳粛なお稲荷様らしいお稲荷様にご挨拶出来るとは思っていなかったので感無量
しっかりとご挨拶させていただくと重みはそのままに 厳 から 温 に変わった?! 許された!! それまではとてもじゃないけれど写真を撮らせて頂く空気ではなく外観のみにしようと思っていました
ひと言お断りして拝殿内を撮影、普通と言えば普通に見えるかもしれませんが、すっごく美しいでしょう?
右大臣左大臣が坐し、柱上には狛犬飾りと言いますか、が左右にいらっしゃる、不思議と拝殿前にも後にも神狐はいらっしゃらないのだけれど拝殿内の氣はビシッと張り詰めている
そしてその奥、本殿からは凄い氣が流れて来る(見えるわけではありませんが)、これは紛れもない眷属様ではなく稲荷神様そのものの御神威だ
この時は気づきませんでしたが、写真を拡大してよーく見ると本殿扉の濡れた反射の中に複数の神狐様の御姿があるかのようですがこれはさすがに思い込みですね(´>∀<`)ゝ
いやー凄い、思いっきり油断してただけに凄い、そして嬉しい! と暫し拝殿に留まり、殿内を見渡すと 常磐稲荷大神 の神額が
どちらかから合祀されたお稲荷さんの額だろうか、、、ん? 常磐? そういえば江戸城の守護神が常磐稲荷だったような(日本橋 常盤稲荷神社)、、、まぁ珍しい名前ではないか
いやー、、、ほんとに美しいですね、雨に濡れているからかさらに朱さがまして神々しい
...背後から何か氣を感じる!!
と振り返るとこちら
いや、視界には入っていたのですが近付くまで全くわからなかった強い御神威を感じる、それも拝殿とは少し違う、でも不思議と右手側からその御神威を感じる
そこには御神木、でも今までどんな凄い御神木でも感じたことのない氣
これは絶対に凄く強いお狐様の、それも白狐様の氣だ、、、と確信するもののなぜ像が祀られている社(覆屋?祠?)ではなく御神木からなのか、木に宿られているのだろうか
不思議なまま左右の狛狐様にご挨拶して歩を進めたその時
磐座!!!!!!! しかも白狐の碑と彫られている?!?!
めっちゃ鳥肌立ちました、写真を見れば少しだけ見えてはいるものの右の狛狐さんと植栽で隠れていて全く気付いていなかったその場所からハッキリと、しかもなぜか白狐を感じたら本当にいらっしゃった
これは決して演出ではなく実際の流れで、正面からの写真も後から見えないように撮影したのではなく前へ進む前に撮ったものです
本殿の神の強さ、そして白狐の強さ、、、とんでもないお稲荷様にご挨拶出来たものだ、と武者震いに近い身震いが起きました
実は巡拝後いつも出来るだけ速やかに記事を書いているのですが今回はかなり調べながらの記事が多く、さらに仕事で忙しいGWも挟んだのでこの記事は参拝からほぼ一ヶ月が経過しているのですが当日感じた凄い氣はまるで昨日、いや、今朝の事だったかのように鮮明に思い出せるくらいです
こういった時の事は恐らく、今後ずっと薄れることなく覚えているでしょう、それくらいのものでした
こちらもやはり、ご挨拶すると覇氣は残りつつも柔らかな氣へと変わりました
そして正面に祀られていたのは狐様ではなく優しいお顔の大黒様と恵比s、、、違うっ、仏様!
調べると右手を正面に、これを施無畏印といい、左手の持つのは宝珠ではなく薬壺で薬師如来様だそうです
左右の神狐が守りジグザグとした参道の先に祀られるのが大黒様と薬師如来、白狐の碑は正面から隠されている
ふっと思い浮かんだのは 封じられているのか? という考えでしたが、威は強いものの恐ろしげは一切無く、また気付いてご挨拶すると凄く柔らかになる
これはいったい...
いやはや、のーんびりおさんぽーな一日がとんでもない神憑り的な朝ですよ、なんて有難いことでしょう
きっと情報は少ないだろう、、、と思いつつ調べてみました
ぜんっぜん気付きませんでしたね、すぐ南西の目の前が魚津城跡だったんですね、つまりここは魚津城の鬼門に当たります
やはり創建については不明なようですが、上杉謙信に重用された河田長親が魚津城主(城代?)となった際に伏見稲荷大社より勧請されたという伝えがあることから1560年頃の創建と思われます
城の守護として祀られたのかは不明ですが元は城の東に祀られていたという情報もあるので鬼門守護というわけではなかったかもしれません
恐らく後の織田軍越中侵攻で熾烈を極めた魚津城の戦いなどにより焼失、再建されたのは江戸期だと言われているようです
そう考えるとやっぱり神社って不思議ですね
そうした背景を知ること無く、寧ろ少し疑うくらいの気持ちで参拝し、社殿はしっかりしていますがそれほど古いものではないにも関わらず凄まじい御神威を感じる
最近お稲荷様との御縁にやや間隔がありどちらかというと八咫烏や龍神様、そして権現様方面の御縁が続いていて もしかしてお稲荷様離れてしまったかな、、、 なんてちょっと心配になっていたりもしたのですが、やっぱりお稲荷様だ、と嬉しさを噛み締めました
私が一時のマイブームで終わらせることなく神社巡りを続けていられるのはお稲荷様のお陰です(*´ω`*)
いやー、白狐之碑に関する情報は街や城などと併せて検索してみたのですが見付けることが出来なくて残念ですが、凄く素晴らしい参拝でした!!
さて、それでは思いっきり急展開の魚津グルメ飯テロコーナー!
前日の夕刻に魚津へ到着した私はこの景色に見蕩れつつもチェックインするよりもまず夕食へと向かいました
なんか凄過ぎた一日で忘れかけてますが、この日食べたのは夜明け前の早朝に珈琲と柳田でお母さんから頂いた美味しいパイ一枚、そして白山さんの参拝を終え鶴来駅近くで桜を見ながら食べたマヨタクおにぎりひとつだけだったんですからw
さぁ、そんな私が選んだ夕食がこちら!!
駅前の海風亭、お通しはばい貝ですかね、うめぇぇぇ
自分の宿ではありませんがホテル1階のお店で人気店らしく18時前に入店したので席も提供もスムーズでしたが平日なのに飲み食いしている間に続々とお客さんがいらっしゃって満席に近くなっていました、らっきー♪
乾いた喉にはまず麦酒!!と行きたいところですがお腹も膨れてしまうし地のものを身体に入れたかった、そして疲れた身体に深酒は響くので日本酒は半合にして、、、銘柄を忘れてしまったけれど確か、確か、菊姫(白山市)と言った気がする!!
美味しくてねぇ、美味しくてねぇ(*´ω`*)
そしてゲンゲの竜田揚げえぇぇ!!
ビシッと立ってます!! サクサクながらうっすらゲンゲっぽさを感じることも出来てちょうど良い癖感がめちゃうめぇ!
二杯目の日本酒は勝駒(高岡市)、後で知ったのですが地元周辺で消費されるのでなかなかに貴重だとか? これがまたうめぇのよ(*´ω`*)
未明から起きて動き続けてきた巡拝ズハイで無ければもっといきたいところでしたがしっかりと 一合しか飲まない!という自制が効いていたので共に半合づつ、ちびりちびりと地の酒と肴を味わいました(*´ω`*)
そしてめいんでぃっしゅ♪ 甘エビと白えびの紅白天丼♪
うめぇよぉ、うめぇよぉ、空腹過ぎたのでこれで満腹はちきれですけどひとりじゃこれが限界じゃぁぁぁぁ、大満足(*´ω`*)
ホテルへ戻る前にコンビニへ寄ってカニビーバーとブラックチャンポンめんをゲット♪
ちなみに帰郷後作ってみたブラックチャンポンめんがこちら
黒い、黒いから画像全体的に美味しそうに写ってませんがw ほんの少しピリからでブラックらしいコクで美味しゅうございました
そして今回の旅であおさビーバーとカニビーバーを手に入れていましたが、まさかまさかの帰京後に寄ったスーパーで偶然にも限定でビーバーが売ってましてwww
しかも北陸で手に入れたあおさとカニだけ売っていないというナイスチョイス!!
後にまた行ってみたらノーマルだけがずーっと売れ残っていたのでちゃんと買いましたw
そして激しい雷を眺めた後は入浴剤を入れたお風呂にゆ~っくりと浸かり、風呂上がりに富山湾深層水塩ソフト!! これうめぇ!!これうめぇ!!
あぁ、、、最高だ、最高だ