どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら!
今が "旬"? 東松山の箭弓稲荷神社です!!
ヌートバー選手も幼少期に来たことがあったそうで話題になったようですね! 全然知りませんでしたけども( ノ∀`)タハー
4月も終わりが近付いた頃、突然にふと頭に浮かんだのです
ー 最近、ちゃんとお稲荷さんに挨拶出来てないなぁ
年末年始、東北を除くと最後に日帰り巡拝をしたのは12月半ばの笠間ー鹿島ー香取が最後
じゃぁどこへ行こうか、、、と手元にあった紙地図をバッと開いてなんの気なしに余り行ったことの無いエリアを見ているとストーンと目に飛び込んで来た神社
それが箭弓稲荷神社でした
神社は極僅かしか載っていないような広域地図だったのに名前がある? しかも聞いたことがない、そして読み方がわからない
探し始めて早々に出てきたお稲荷さん、これは呼ばれているなぁ
果たして、久々に朝から夕までがっつり巡る凄い参拝日がここからスタートします(*^^*)b
ちょうど ぼたん祭り が開催されているとあって平日にも関わらず中々の人出があります
何か物凄く訴えかけてくる境内社?が向こう(右手の方)にあるけれど今日は そろそろ挨拶に回りなさい と稲荷神から呼ばれた(気がする)日なので本殿へ向かいます
手水舎はシンプルなのですが滔々と流れる水がとっても気持ち良くて見ているだけで浄化される気がします
ガッツリ天気が良いからかもしれませんが(*^^*)
この水鉢の奥が気になったので進んでみるとお役目を終えられた水鉢でしょうか、こちらへ来る人は皆無でしたがとっても良い雰囲気です
蛇口の後ろにお社なので水神様でしょうか
さぁ、本殿へ!
なんと麗しき両部鳥居!!( ´ω` )/
大好きな両部鳥居から一日の参拝をスタート出来る幸せ感
と、、、右手の方に並ぶ朱鳥居達から物凄く呼ばれている
物凄く呼ばれている。。。わぁーかりましたよーっ!!
横からも行けましたがこれだけ呼ばれているのに千本鳥居の途中からというのは申し訳無いので一旦境外に出て境内社の正面へ
宇迦之魂神社です
これはヤバイ、これは凄過ぎるぞ。。。
綺麗に並んだ千本鳥居は陽と影の力のコントラストでとても美しく、そして迫力のある神額が物凄い異世界感を醸し出しています
一社目のご挨拶から凄い緊張感です( ̄▽ ̄;)
吸い込まれるように鳥居道を進み最後の鳥居まで来ると 芸道向上の神様 の看板がありました、凄い迫力です
とても優しいお狐様、そして拝殿には白狐様が左右に坐します
いやー、、、めちゃめちゃ御神気が凄いです
そしてご挨拶を始めると共に背後から気配が、それはスーーーっと鳥居の中を真っ直ぐ進んで来て、そしてびゅうっと私を包み込む
ここまでの気持ち良い感覚はとても久しぶりで嬉しくなります
鳥居の中を進んでくるのが分かり、そして私をくるりと取り巻いていく風、、、あれは想いの森稲荷で受けた感覚に似ている感じがありました
拝殿の後ろは石造りの玉垣で囲まれた大きめの本殿
隣の木からも素晴らしい氣を感じます
ご由緒が素晴らしかった
團十郎稲荷、穴宮と呼ばれており創建年は不詳、七代目市川團十郎が社に籠って祈願をしており、その御神威により歌舞伎興行「狐忠信」や「葛の葉」は毎日札止めの大盛況となりお礼として1821年に祠が建立されたのだそうです
葛の葉!! 調べてみるとやはり安倍晴明の母とされる狐のお話でしたが正式な題名は 芦屋道満大内鑑 というのだそうです
うん、凄く良いお稲荷様です!!
では、主殿へ(*^^*)
右手、授与所の前に素敵な石造りのお狐様がいらっしゃいました、後ろの小狐も可愛い(*^^*)
とても素晴らしい彫刻は梁から柱にまで施されています
拝殿内はとても厳かな雰囲気で左右に座られているお狐様がまた素晴らしい
こちらでもすーっと気持ちの良い風が包んでくれました
これやはりただならぬお稲荷様だぞ。。。
拝殿右手の渡り廊下を潜り奥へ進むと本殿が見えるのですがこちらがまた凄い
やはり柱には細かく模様が彫られており二龍の彫刻は絡み合った尾の中心に宝玉
縁下には龍、獏、鯉などが彫られていてもうどこを見ても素晴らしい
逆光だったので暗く写ってしまいましたが本殿のお背中には仙人の烏鷺というすばらしい彫刻もあり息を飲むばかり
そして本殿の背後にはこちら、元宮
こちらも小さいお社に素晴らしい彫刻が施されています
元 というのが野久稲荷のことなのか箭弓稲荷となった時のものかはわかりませんがこちらもビシッと引き締まった素晴らしい氣に満ちた御神域となっており狐塚もありました
本殿南側の垣内には むすび石 の札が立っている枠があり白い石が納められています
説明書きは薄れて読めなかったのですが授与所に むすび石 があったので御利益を授かったらこちらへお納めするのでしょう
社殿南側に美しい神楽殿
そのまま南へ進むと御神木があります
こちらは松と栴壇と種の違う木が寄り添っていることから縁結びの御利益があるとされており、可愛らしい やっくん と きゅうちゃんの石像があります
参拝時に由緒を調べていなかった私は彼らのお陰で やきゅう と読む事を知ったのですw
この先が牡丹園となっていてとても素晴らしかったのですが牡丹の花がほとんど無い(-ω-;)アレ?
4月13日から開催されていたそうで暖かい日も続いていたのでどうやらすでに大半が散ってしまったようです( ̄▽ ̄;) が、とっても美しい大きな白花が咲いていました(*^^*)
牡丹園の奥、池の向こうには天神社が鎮座します
そして驚いたのはこちらの美しいまさに満開の藤棚!!
素晴らしきお稲荷様へのご挨拶は勿論ですが、沢山人が来ていた理由はこれだったかー!!! 藤棚の下にはカメラを持った方がた~くさんいらっしゃいました(*^^*)
樹齢250年以上ともいわれる延命(ながらえ)のフジは長く美しく隙間が無いほどに下がり、久々に濃密な藤の香りを楽しむことが出来ました
社殿の方へ戻ってくると、、、おっ、ここにいらっしゃったのね
何も知らぬままでもさすがにもの凄いお稲荷様だぞ、、、という空気をひしひしと感じていたのですが調べてみるとそれもそのはず
平安中期に下総国の平忠常が謀反を起こしその勢いは武蔵まで及び、朝礼より派遣された源頼宣が夜を徹して野久稲荷神社に戦勝祈願をすると明けの空に箭形の雲が現れ敵陣へと飛び、これぞ勝機と奮い立ったことで追討に成功
戦勝報告をすると共に社殿を建て替え、野久(やきゅう)原の空に現れた箭弓(やきゅう 矢弓)ということで名称が箭弓稲荷とされたそうです
平忠常の乱を調べてみると1028年から3年の出来事ですので箭弓稲荷となったのは1031年頃の事、社伝による創建712年というのは野久稲荷の事のようです
野久稲荷自体が古社ということになりますがその創建由来等は不明、ただ791年に悪竜を退治する矢の伝説があったり天海僧正が弓箭を携えた翁から由来を聞き廃れていた社を再建したなどが伝わっており、日本三大稲荷に数えらえることもあるという凄い神社でした
ふと お稲荷さんにご挨拶したい と思い立ったと同時に導いていただいた箭弓稲荷神社
とても素晴らしいお稲荷さんですので是非ご参拝ください(*^^*)