どうも、ひのきですm(*_ _)m
数多くの記事を眠らせたままですが、ここで珍しくタイムリーな記事を書くことにしました
日本最大級の厄除け大師にして東日本最古の国宝仏が祀られる深大寺
いつもと違う看板がありますが、現在、上野の国立博物館の催しに深大寺から国宝 釈迦如来倚像と 秘仏 元三大師像(慈恵大師 良源 坐像) が出開帳されています
なんと、元三大師像が出開帳されるのは205年ぶりだそうです( °_° )
ちなみに、深大寺においても25年に一度しか拝むことの出来ない秘仏なのでご興味のある方は是非上野へ
さて、この元山大師像ですが、なんと腹部に胎内仏が隠されておりました
その胎内仏もまた、205年前に出開帳されていたそうで、それ以来はずっと二重の厨子は閉められたままだったそうです
そんな貴重な胎内仏が今回の元三大師像出開帳に伴って深大寺にて特別開帳が行われているのです!!
その名も、鬼大師!!
インターネットにてそのニュースを知ると共に、鬼大師像の写真を見て思いました
お会いしに行かなければならない
なぜでしょうね
でもいつ行けるんだい?
と思ったら奇遇にも急に用事が出来まして、その帰りに調布に立ち寄れる機会が生まれたのです(マジかっ)
平日の昼下がり、秋の行楽日和に人はそれなり
狭い堂内へは10人づつ呼ばれ、並んでいるのは30人ほどだったのですがなかなか待たされます(写真は主が出開帳で留守の元山大師堂)
そうだ、私は目が良くないのですが低視力ながら日常生活には支障が無いので眼鏡は映画など特別な時にしか持ち出しません
いつもなら寺社巡りに眼鏡を持っていくことなど無いのになぜか今日は持って来たことに気付きました
無意識というか、鞄に入れたのはハッキリ覚えているのですが理由まで考えていなかったんですよねぇ
不思議ですね
そしていよいろ堂内へ
驚きました
入堂するや否や、少し離れたところに座られている15cmほどの小さな鬼大師様と目が合ったのです
眼鏡をしていて視力バツグンだったとはいえ
その眼光鋭く、まるで生きているかのような、今にも動き出しそうな、いや、そこにしっかりと両膝で跪いて真っ直ぐにこちらを見据えていらっしゃる
眼がね、生きてらっしゃるんですよ、眼が
もう縛られたかのように思考が停止し、真っ直ぐ眼を見据える事しか出来ません
仏像に対しこんな感じになったのは初めてです
なぜか涙が滲みそうになります
列が進み、鬼大師像は目の前50~60cmくらいのところにいらっしゃる
物凄いオーラでした
凄過ぎた
神社巡りをしまくっている私ですが、いや、だからこそ私は御朱印を頂かないことにしているのですが、鬼大師様の御朱印はお受けしてしまいました
人生 初 御朱印 です(´>∀<`)ゝ
いやー、、、ほんと、凄過ぎた
絶対に生きてますよ、鬼大師様
絶対に人目を避けて夜とかに走り回って疫病や厄を斃しまくっているのではないだろうか
ちなみに鬼大師は元三大師が鬼の如く身を変えた姿とされています
もしかしたら、、、式神じゃないんですか? と思いたくなるほど、凄い像でした
鬼大師の特別御開帳は11月21日までだそうです
あと10日ほどしかありませんが、気になった方は是非にでも会いに行かれることをお勧めします
恐らく、思っている以上に、凄いと思います
元三大師が夜叉の姿になり疫病を祓った時の姿がこちらのお守りにも描かれる角大師
これは今年2月に新しくお受けした時の写真で、右が一年護って頂いたもので鈍色に変わりくすんでいます
そしてこの時お受けした左のお守りの現在がこちら
上が屋外でこちらは室内撮りなので色合いが違っちゃってますが、まだ一年経っていないとはいえ同じように財布に入れ続けていたにも関わらず新品かのように輝いています(授与所にて新品と見比べましたけどほぼ変わりありませんでした)
昨年、私は後厄だったんですよね
特に厄らしいことは何も無かったんですが、このくすんだお守りが守ってくれたのだと勝手に思っています
ではなぜ今年のお守りが全くくすんでいないのか!?
祓うべき厄が無かったからでしょうか(´・ω・`)
それとも、憑いていた厄を昨年祓ってくれたので今年からは近付かないよう守るだけで良くなってくれたのでしょうか
或いは。。。
ただの偶然か(*´ 艸`)
水神様棲まう深大寺周辺はとても素晴らしい気に包まれています
オススメスポットはこちら
大きな大黒様恵比寿様がいらっしゃいますが、こちらの龍と姫が凄い!!
そして目立たないので皆素通りしてしまう水神様
葉陰が簾のようでお顔が拝めないなぁ
と思った瞬間、急な強風が結構大きな枝を丸ごと持ち上げ影を取り去ってお顔を見せてくれました
そんなことあるぅ!?!?
この後、少し離れたところで休んでいたのですが同じような風は吹かず、、、やっぱりここ凄い
元三大師堂の曲がった柱も好きです(マニアック)
というわけで、鬼大師特別開帳の深大寺でした