陰 極まり 陽 に還る
どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日は旧暦における大晦日、そして明日が春節、つまり旧正月となります
さて、一陽来復とは冬至を指す言葉でもあり、「厳しい冬が去って新たな年を迎える」、つまりは災い転じて福となすということだそうです
私は昨年この時節に一陽来復を知りまして、須賀神社さんにて一陽来福守りを受けました(懐守が須賀神社さんで壁に貼ったのは大國魂神社さんのでした(*^^*) )
そしてちょっと調べたところ、一陽来復守りとして最も有名なのが穴八幡宮とのこと
今年はそちらでお受けしてみようと、いざ!! 穴八幡宮へ!!
てくてくてくてくてくてくてくてく
おおっ!! あった!! 一陽来福って書いてある!
あれ? 八幡、、、お寺だっけ? 八ま、、、でも一陽来福って書いてあるし場所合ってるし、でも行列って噂だったけど(しかもこの日は吉日)全然人が少ない
でもよく見りゃ高田八幡宮別当寺とか書いてあるし間違いないな、うん(´ー`*) ← 別当寺の意味わかってない
こりゃ良い時間帯を選んだな(のんびりし過ぎて遅くなっただけ)、と気を良くして参拝開始!
目の前の広い参道を上がりたくなりますが、右端のこちら、細いところを進むよう書かれているのでこちらから参ります
なんか参道の右側に立派な赤い鳥居があるけどこちらも何かありそうなので後で観に行こ~っと☆
後から思えば不思議でしか無いのですが
いくら提灯の迫力が凄かったとはいえ我が産土神様であらせられるお方にお会いすべく 八幡様♪ 八幡様♪ って歩いて来たのに 寺 という違和感も他所に真横にあるインパクト大大大な鳥居すらも後回しにして境内へ向け真っ直ぐ進んでいくのでした
(先に言っちゃいますが、 一陽来復 で有名なのはお隣の 穴八幡宮 で、こちらは 一陽来福 で有名な放生寺となります)
(共に素晴らしい、というか元は同じ寺社です)
(明日、穴八幡宮の記事をアップします♪)
(とりあえずその事実に気付いていないまま参拝した時の流れで記事を書いていきますw)
右手の壁には沢山の言の葉がありますが時間的に目を通すことが出来ませんでした、またいずれ
ガクッ オアッΣ(゚ロ゚;)
色の違う右側だけが段差となって低くなっておりますので足元お気をつけください(汗)
ちなみに上がっていくにつれ段差が徐々に無くなっていきます
改めまして、こちら、高野山真言宗 放生寺
放生寺の開創は寛永18年、1641年だそうで金銀融通の御札「一陽来福」創始のお寺なんだそうです
そりゃすげぇ! さすが八ま、あれ?←違和感
御本尊は融通虫封観世音菩薩であちこちに徳川葵があるのは徳川家代々の祈願寺となっていたからなんですって
階段を上がり左手が授与所になっておりまして、頂きました!! 一陽来福守り!!
一陽来福守りについては後述で!!
境内には見所がいっぱい!! とても素敵なお寺です
こちらは四国八十八箇所全てのお砂が敷かれていてご宝号を唱えながら巡ると功徳を受けられるのだそうです
おや、なんでしょう、この立て札、、、上?
わーーーほんとだーーー!!
福は内ーーー!! 福は内ーーー!!
あっ、茅の輪くぐりだ!! そっかーお寺だけど八幡様だもんね!! 茅の輪あるよね!!←無理やりな大いなる勘違い継続中
なになに、恵方を向いている、とな!! しかも八の字を描かず潜るだけとな!!
そっかー、よくある茅の輪くぐりは本殿に大して真っ直ぐだもんね、真っ直ぐ潜るだけとかもお寺さんとしてなんでしょうね、なんかそういうのも素晴らしいです
本殿正面側にも凄く神々しい神変大菩薩様がいらっしゃってほんと素晴らしいお寺さんです!!
是非、お参りなさってください(*^^*)
いやー、素晴らしかったなー(*^^*)
でも八幡様は、、、、、あ? ぁあ? ぁぁあ?
まーさーかー?
もーーーーしーーーかーーーしーーてー...?
有名な一陽来福守りを手に入れご満悦なひのきは漸くずっと存在していたはずの不自然さに疑問を持ち、赤く立派な鳥居を上がっていくことにした
次回予告
はい、後書きです
不思議ですよねー、一番最初に気づいたんですよ、鳥居に。。。そりゃそうですよ、すごい存在感だもの
なのにこの時の私は放生寺の引き寄せる力に全く抗うことが出来なかったのです
大好きな神社、産土神様でもある八幡様、今回一番の目的地、既に陽が傾いている、にも関わらず放生寺を選んだんですよね、直感で
思えば、こちらへ来る途中でぐるっと遠回りして別の神社へも行く予定だったんですが、なぜか私は突然そちらをやめてこちらに時間を割くことにしたんです
つまりそういうことなんでしょう
そして私が知らなかった言葉 別当寺 というのは神社の中に開山されたお寺の事をいうんだそうです
先に言うと、穴八幡宮は凄い!! とても凄い!! けど放生寺もとっても素晴らしい!!
ただし最寄り駅であるメトロ早稲田駅から来るとこちらの存在に気付くのは至難の業
私は新宿から歩いてきたので(←www)気づくことが出来ましたけど、そうでなければ西早稲田から歩いて来なければ穴八幡宮からは見えませんのでご注意ください
さて、では一陽来福守りについて
江戸時代は天保の頃、放生寺に伝わる秘法を厳修して一部信徒へ授与したのが始まりだそうで今では各地の寺社で授与されています
お祀りの仕方はやや厳しく、居間もしくは事務所の中心を通るよう恵方に向け、冬至or大晦日or節分が終わる深夜0時ピッタリに貼る、そして万が一落ちてしまったり故あって外した場合はもう無効、というもの
2022年の恵方は北北北東、亥子の方角になるので南側の壁の真ん中からちょっと東寄りの位置へ、真正面(北向き)ではなく部屋の中央を通ってやや左へ傾けた感じで貼る、という感じです
特に多くが、日付時間ピッタリでなければならない、一度落ちた(剥がした)ら無効!また来年! 方角間違ったらダメ!! 台紙使っちゃダメで壁に直接貼らなきゃダメ! 画鋲で穴開けたりテープとかで上から抑えて貼っちゃダメ!などなど…
授与された寺社により基準が異なるようなのでお受けになったところでしっかりとご確認ください
ちなみに創始である放生寺さんはなかなかファジーなご様子で
・寺神社双方のお守りを併せて祀っても問題無し、むしろ一緒に祀るとなお良し
・その場合は恵方がズレないよう縦に貼るとよい、また神社の方を上に貼ると見た目が良いでしょう
・0時丁度に同時に貼るのは難しいので台紙となる紙に貼っておくと一度に貼れて良い
・身内に不幸があっても一陽来福は貼って大丈夫
・途中で外れちゃったらまた貼っても大丈夫
おぉ、随分とファジーです!! 特に寺社共にという部分で 現在は寺社別れているものの元は一緒だった という説明をされているのがとても心に落ちました
ただし、明日の記事でも書きますが穴八幡宮さんの方ではやはり台紙禁止、一度剥がれたら無効なので取り急ぎ神棚に収め、早めに穴八幡宮へお納めしなさいという感じです
2月3日の夕方まで授与されていますので可能な方はお早めにお受けいただき、貼る位置や方角を確かめておいた上で、節分の3日が終わる時、立春である4日が始まる 0時 ピッタリに貼りましょう
間違えないでくださいねー!!
3日の0時じゃないですよ!! 4日の0時!! 3日が終わる深夜ですからね!!w
この後、穴八幡宮の記事を調べ調べ書いていくにつれ考え方を変える事になるという未来を、この記事を仕上げた時の私は、まだ、知らない
つづく