どうも、ひのきですm(*_ _)m
世田谷線沿線(を途中から逸れた)神社巡りです
太子堂といえば?
聖徳太子? お菓子? 地名?
世田谷線の起点となる三軒茶屋駅から北側一帯と高速を挟んだ東側一部の住所は世田谷区太子堂
その地名の由来となったのがこちら、聖王山円泉寺
当ブログでは時々しか登場しない お寺 ですが、太子堂は挨拶せにゃならんでしょ(*^^*)
三茶駅から来られる方は、駅前の茶沢通りを北上して三つ目の信号、参道の石碑があります
太子堂参道ではなく聖徳太子参道となっているのですが、目印としては石碑よりも太子堂薬局の方が目立ちますねw
境内は広く、大きな銀杏(?)の周りには石細工や仏様が並んでおり、中央の手水舎周囲はとっても空気が良い空間になっています
実は何気に縁がありまして今回が三度目の参拝なのですが、大抵いつもここのベンチで休まれている方がいらっしゃいます(写真を撮る前まではいらっしゃった)
大和国より聖徳太子像と十一面観音像を背負って賢恵僧都が託宣を受け1592年に創建したのがはじまり
本尊となった十一面観音像は運慶の作と伝えられているそうです
そう、そして共に背負って来られた弘法大師作と伝わる聖徳太子像が安置されているのが境内右手、階段で少し高くなっている太子堂です
創建された頃から辺り一帯が太子堂村と呼ばれていたようです
御堂はぐるっと周りを歩くことが出来ますので是非ゆっくりとまわって御堂を観察してみてください
御堂右手には聖徳太子像があります
不勉強なもので…この銅像を見た私は
ほほー、和 以貴って人の銅像かー、聖徳太子のお付さんとかお母上とかかなー
なんて呑気なことを考えていました(大恥) が、聖徳太子ご本人でございました
和を以て貴しとなす
何事をするにも仲良くして諍いのないように、という十七条の憲法第一条の条項だそうです
今の世の中にとってもとってもとってもとっても大事な言葉ですね
ちょうど太子堂の外側に当たる寺外壁のところにこちらの大木ケヤキと庚申様がいらっしゃいます
倒木の危険により伐採される前は周囲から抜きん出て見えるほどの巨木で都の天然記念物にも指定されていたんだそうです
巨木だけあって大きめな部類といえる庚申塔が二基も入るほどの洞がとても神秘的です
上述のルートで来て駅へ戻ろうとするとこちらには気付かないかもしれませんので是非、お忘れなきように(*^^*)b
木像のお姿を見ることは出来ませんが、聖徳太子と弘法大師、そして素晴らしい庚申様に会える円泉寺
三軒茶屋へお越しの際は是非(。-_-。)b