日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

津久戸明神 築土神社

どうも、ひのきですm(*_ _)m


本日はこちら、築土神社です



兜神社の後には将門塚へご挨拶

こちらは京都 都大路から坂東を目指し飛んだ首級が落ちたとされている場所のひとつでありその中で最も有名な場所です


首塚から皇居のお堀沿いに北へ、九段下まで向かって ''大きな玉ねぎ" の向かい側から少し中へ


ビルの合間に見えるのは明らかに御本殿ですね


真裏なのを承知の上で行きますよ、えぇ、行きますとも、もう慣れましたとも


想像と違い近代的な造りの本殿はまさかの真裏のすぐ下から見上げて御挨拶が出来るという


やや暗く、周りとは隔絶されたような感じでどことなく重い空気感、すぐ脇も不思議な空気が立ち込めていますが嫌な感じは全くしません

本殿の脇から正面へ周り、結局大鳥居の外までやって来ました

結局境内を抜けて正面へ回るならば最初から裏手から入らず回ればいいじゃないかって感じでしょうが、裏に導かれたには理由があるはずでして(ナビがそう言ったからですけど)、その時その場所から入らなければ無かった出会いというものがほぼ必ずあるのです


迫力ある狛犬ですがよく見るととても優しい顔をしています


九段下駅前はとてもたくさんの人々の往来があるのですがわずか1ブロック内側に入っただけでほとんど人も車も通りません


なぜでしょう、最近ではこうしたビルなどと融合した近代的神社は珍しくもないのですがこちらはとても重厚感のある参道となっています


先程からそう感じてしまうのは決して先入観からだけではないと思っています


境内前にも狛犬が居ますが、帝都~だったら絶対に動き出す雰囲気を持つ狛犬ですよね


表情はしっかりと怖いけれどとても従順に主神に懐いて身を呈して護っている感じです


ここはまず本殿へ、と思っていたのですがこちらへ呼ばれました

幟が並ぶ先はお稲荷さんのようでこちらも更に凄い雰囲気ですが不思議と心鎮まり吸い込まれるようです


正面には注連縄が巻かれた江戸期の力石が二基

よく神社の境内に転がされていて こんなの持てないなー なんて思うのですがこうして置かれていると物凄い存在感です

病気平癒身体健康のご利益を願います

ビルの隙間に天を抜く稲荷の境内


こちらが世継稲荷神社

先程裏から不思議な感じがしたのはこちらでした

世継稲荷は田安稲荷として1441年に創建され、1590年に将軍秀忠が参詣した際に境内の橙を見て「代々世を継ぎ栄える宮」と称賛した事から世継稲荷となったそうです


こちら、写真でも伝わるでしょうがとても凄い雰囲気なのです

勿論ただ薄暗いからといった理由ではありません


右手側にも小さなお社があり複数のお狐様が守ってらっしゃいます

こちらも静かに、でも凄い存在感です

お稲荷様好きな方にはとっても良い場所だと思いますので是非(。-_-。)b

しばらく離れたくないくらいに良い場所です


...あっ!! ずっと気になっていたこの木が橙だったようです!! 当時のものではないかもしれませんが、だとしたらまさに 代々 ですね


それではこちら、築土神社

主祭神天津彦火邇々杵尊、相殿に平将門公と菅原道真公が祀られています


勘の良い方はお気づきでしょう


創建は天慶940年6月、京都より首桶に納め密かに持ち去られた将門公の首を津久戸観音堂に祀ったのが始まりとされています

首が坂東へ向かって飛び去り各地で落ちたところが首塚とされる説が多い中、実際に持ち運ばれたという現実的な説が伝わっているのは結構なリアルさです

また、具体性に欠けるとも言えてしまうのですが 誰が 持ち去ったかが無いところから逆に不思議なリアルさを感じます


実際にその首桶は写真にも収められており、中には朽ち果てることなくその姿を保った首級が納められていたとされていますが何人たりとも見る事は許されず、その姿を確認した別当寺住職はそれにより盲目となったと伝えられていますが既に戦災によって焼失してしまって確認する事は出来ません


江戸城が完成した後、1478年には太田道灌により社殿が造営され江戸城の鎮守として崇敬を集めました


1874年 明治7年、ー この年数を覚えてらっしゃる方は上級者ですね ー、氏子の請願により霧島神宮より邇々杵尊が勧請され主祭神とされました

そうです、朝敵として明治天皇幸行にふさわしくないと神田神社の御祭神から外されたのと同じ時になります


当時は江戸城だったのですが、現在では皇居の目と鼻の先に首塚とされる場所が2箇所もあるというのも何か不思議な感じですね

と思って調べてみたら、1868年より江戸城が皇居として使用されるようになったそうです


さて、取り留めが無くなりそうなので話を戻しましょう


将門公由来の神社ということを知った上での参拝ではありましたがいつも通り詳細を調べていなかったにも関わらず感じたこの空気感

これほどの重圧感は出そうとして出せるものではないでしょう


この空気感は是非、ご自身で体感して頂きたいと思います(*^^*)