どうも、ひのきですm(*_ _)m
仙波氷川神社から北北西へ15分ほど歩いた所
龍池辨財天です
南側から来ると えっ、この道の先にあるの? という住宅地の路地奥がこちらの参道になっています
右手には綺麗に整備された小川
その先には双子池と呼ばれる水の綺麗な池があるのですが、ただそれだけ
とても静かで水の気があり、長閑とはこういうことを言うんだな、というお手本のような雰囲気です
そして左手は大きな木が一本立つ丘のような原っぱ
と、影になっていますが木の根元に白い御堂がありますね
こちらも古墳? とも思ったのですがどちらかというと向こう側よりも池側が下がっている地形でしょうね
眩しくて指が写り込んでしまいましたけど、いやー、気持ち良い
丘に上がると御堂の正面に門柱かな?が立っていました
参道からここへ上がる道は門柱と御堂の間、右手が池で左手は道路、すぐ背後は住宅という不思議な位置の門柱です
長閑で穏やかな雰囲気だったのですが門柱から入り白い御堂を正面に見ると空気感が変わってきます
この時は無意識に神社系のつもりで来ていたので御堂の前に立って初めて ここは雰囲気が違うぞ と気付いたのでした
今思えば、鳥居も無いし当然といえば当然なのですが( ^^ ; )
御堂の前に立つとどこからか鳥の囀りが聞こえ始めました
そして手を合わせご挨拶すると周りの音がシンと止まる
ご挨拶が終わると さわさわさわさわ と樹上から葉擦れの音
安息という言葉がぴったりな場所
あ、そうか
弁財天様だから中に弁財天像がいらっしゃるんだよな、と当たり前の事に気付き、失礼します、と中を覗く
そしていつものように、お伺い
うん、大丈夫だよって(*^^*)
胸像になっているのか見えないだけで座像なのか、とても優しい微笑みをされた弁財天様の頭には蛇が居ます
あぁ、なんと癒されることか
そして御堂裏の大きな木の素晴らしいこと
いやーーー、近くに住んでいたら天気の良い日に草の上で寝転がっていたい(失礼ですね)、そんな素敵な場所でした
通り側に案内板がありました
慈覚大師が寺を建立する地を求め霊地であるこの地へとたどり着いた時、この一体の主であった龍が化身した老人より土地を譲り受けたが彼の住処が無くなってしまうのでこの池を遺し、弁財天を勧請したといいます
創建は寺の建立と同じ830年とされており、その寺の名は星野山、現在の喜多院となっています
入江?と思ったらその頃は東京湾からここまで入江が入り込んでいたんだそうです、びっくりですね
またこちらの池には七不思議のお話があるのですが、それはまた後ほど(*^^*)
私には 何が凄い という場所では無かったのですが、とにかくここの安らかさはとっても素晴らしく、池の湧水も澄み、そして弁財天様の微笑みにとても癒されます
川越観光の中心地からは離れていますが、今回私が巡っているコースはそれほど大変なわけでもありませんので、この先も含めてオススメです(*^^*)b