日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

品川の貴布禰大明神 貴船神社

 

 

 

どうも、ひのきですm(*_ _)m

 

 

本日はこちら、品川貴船神社です
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既に記事にしている荏原神社品川神社と背景事情が深く関わる一社となりますがこの時もまた、いつも通りの下調べ無し参拝でしたのでまずはその時のままに書かせていただき、後で由緒等の考察をしてみたいと思います(*^^*)

 

品川神社からは山手線や湘南新宿ラインといった線路を超えてさらに知らないと絶対に行かないであろう路地の中まで30分弱歩いていかなければなりません

 

ナビに従いたどり着いたのがこちら
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うん、うん、住宅地の中の神社さんだからこんな感じですよね(*^^*)

 

と境内に入ったのですが正面参道がずっと先に続いていることに気付きました

 

うん、まぁご挨拶してから出る時に行けばいっか(*^^*) と、考えたのですが思い直します、そういう時は大事な時だ

 

それがこちら
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なんと布袋様がいらっしゃる!!  素敵な笑顔をされているなぁ

 

この時はまだ気付きませんでした

 

荏原神社に恵比寿様、品川神社に大黒様、そしてこちらに布袋様と揃っていらっしゃったということに

 

車が多く停まっていたので撮影はしませんでしたが石段を上がってからの真っ直ぐな参道は東側に小学校、西側に保育園がありとっても穏やかな雰囲気です

 

50m弱でしょうか、参道を歩いたところに二の鳥居
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由緒を見ずに御祭神を確認、高龗大神だけでなく素戔嗚尊も祀られているんですね
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こちらにも茅の輪が(*^^*) そして丁度飛行機が飛んでいきました
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いやー、横参道から境内に入った時にも思っていたのですが境内左手に境内社が並んでいまして、そこの木々から素晴らしい氣が流れ出ているのです

 

まるで川があるかのように

 

そうなんです、貴船さんと言えば川!! ここまで素晴らしい環境に祀られている貴船さんにご挨拶してきましたが永福方面でのように川や水の有無に関わらずに氣がしっかりと流れている神社もあるんです

 

と、、、!!
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コロナ禍以降、感染防止の観点から手水を停められている神社さんは数多く、特に町中の小規模神社さんは水盤が空になっている率が高いのですがこちらは滔々と水が貯められている!!

 

しかも、濁らず澱まずゴミも無くとっても清らかなのです
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まぁさすがに湧水ではないでしょうけれど、もしかしたら?と思わせるくらいに背後の境内社の杜からの氣も相まって素晴らしい清らかさを感じました

 

ちょっと語弊があるかもしれませんが、普通の手水舎でこれほど清らかさを感じたのは久しぶりです

 

ではご挨拶
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なんでしょう、やや重厚感のある造りの拝殿ではあるのですがそれ以上に鎮まった雰囲気があります

 

ご挨拶をした時、拝殿内や建物をしばし眺めていたのですが写真を撮り忘れている事からも何か惹かれるものがあったのでしょう

 

そしてこちら、三ツ木稲荷神社、大山祇社、そして満潮宮
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こちらの雰囲気が凄い!!  ここだけが鬱蒼としていて(綺麗にされています)手水舎を挟み明るい主殿前との対比があるとはいえこの重みある空気感は普通ではありません

 

神狐様が並ぶ参道、ご挨拶させていただくとスーッと抜ける風
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その左手には祖霊舎が鎮座されています
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周りの穏やかな雰囲気とはガラッと変わるこの境内社の杜

 

神社を参拝される方ならおわかりになると思いますが、決して木があれば良いというものではない、鬱蒼としていればそれだけで雰囲気が出るものでもない

 

こういった感覚というのは不思議なものですよね(*^^*)

 

祖霊舎の裏手は民間の?駐車場になっており、そちら側から本殿のお背中を見ることが出来ました
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いやー、どんな感じなのかと思いつつ参拝した貴船さんでしたがとっても素敵でした!!

 

主殿以上に迫力のあったお稲荷様でしたが、こんな素敵でしっかりとされた神社さんに見守られて育つ子供たち、最高ですね(*´ω`*)

 

 

では御由緒等を見て参りましょう

 

こちらが御由緒
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そうなんです、創建は和銅二年 西暦709年で当地方最古と書かれています

 

御祭神も創建年も荏原神社と同じ!!

 

これは貴布禰大明神として最初に祀られたのがこの地であり、後にここから遷座したのが荏原神社で元宮として残ったのが貴船神社だと言われています

 

そういえばこちらでは荏原神社の由緒に書かれて居なかった藤原伊勢人により勧請されたという部分があります

 

いつもなら ふーん と過ぎてしまうところ(藤原氏は多いですからね)ですが何か引っかかったんですね、調べてみました

 

藤原いせんど 759年に生まれ桓武天皇から四代の天皇に仕え、なんと796年に託宣を受け導かれた蔵馬山に伽藍を建立したのが蔵馬寺の起源だったんですね!!

 

いや、そこも凄いんですけど、ですけど、早速引っかかった部分

 

生誕年 天平宝字3年 759年

 

709年創建とされる年代にまだ伊勢人が生まれていない!!

 

つまり、年代の誤表記かもしくは後付けの由緒かということですね

 

ただ公式外で書かれているのは置いておいて、公式HPにおいては荏原さんでは藤原伊勢人の名が書かれていなかった、そもそも荏原神社貴船さんではなく丹生川上神社から勧請したと書かれているということからも謎が多くなります

 

創建年を同じくして元宮と遷座宮とされているのに異なる勧請元

 

っていうか、藤原伊勢人の経歴を再チェックしてみたのですが治部大輔を務めるなど宮中でずっと活躍されていたようなのではたしてそのような方がこの地に貴船さんを勧請させたのでしょうか

 

創建年と生誕年の関係からも、貴船と言えば蔵馬、蔵馬と言えば藤原伊勢人ということで後年に後付けされた御由緒ではないかな?と考えます(伊勢人と品川の縁があるかどうかはわかりませんでした)(名前の似た?別の人物名が取り違えられた可能性もありますよね)

 

そう考えれば、今まで自分たちの地元を守ってくださっていた神社が遷座され居なくなってしまった、、、残された民はこれまで通り神様を祀りたいと神社を残すも社伝等は持っていかれてしまっているのでその時点で覚えている伝えを残すことになる

 

つまり、そういう事なのではないかな、と思います

 

御祭神に荏原神社で1247年に勧請されたとされてる素戔嗚尊が入っていてその前に勧請された伊勢宮二柱がいらっしゃらないことから、南北天王様の流れがこちらにも影響を及ぼしていたのではないかなと考えます

 

一部で、荏原神社さんがこちらの貴船さんとは関係が無いような事を発信されているような情報も見掛けましたがそこまでの表記を見つけることは出来ず、また遷座した神社と残れた地で祀られ続けた神社の関係性が微妙なものになるのは小野神社など各地でも見られますのでなんとも言えませんね

 

 

じゃぁこの品川貴船神社にはお力が無いのか?  否!!

 

清らかな氣のお陰で優しい肌当たりには感じましたがそれでも溢れる重々しい空気感は由緒ある古社ならではのもの

 

とってもとっても素晴らしい神社です!!

 

 

いやー、やっぱりこの日はもってたなぁ

 

午の日、夏越しの祓、そして川崎という事しか決めて居なかったのでその後に時間が出来て急遽路上で決めた品川巡拝

 

京急の車内と駅蕎麦を食べながら距離と社名だけでササッと作った参拝ルートは歴史的絡みが強く、龍神様との繋がりも強い流れでもありました

 

品川って龍脈なんでしょうかね?

 

 

あっ、忘れる所でした(忘れてました)

 

境内社に 満潮宮 という聞きなれない社名がありました、気になったので調べてみたのですが推察出来る御祭神もわからないままでございましたm(*_ _)m