どうも、ひのきですm(*_ _)m
今回はこちら、青渭神社です
大麻止乃豆乃神社から15分ほどの距離、JR稲城長沼駅の南なのですが既に体力が結構削られていてこの15分が長い!!(勿論ほぼずっと日当り良好!w)
2ヶ月のブランクが響いているのか神社からの太陽からのダブルエネルギーで身体そのものが元気なのに内なるエネルギーだけを物凄く消耗していくとは恐るべし気温のチカラ。。。
やっとのことでたどり着いた青渭神社ですがこれほどの規模とは思っていませんでした
名前の通り水神様を祀る神社らしく、まず手前に小さな石の太鼓橋、そして参道がしっかりと長く続いています
青渭神社は深大寺にもあるのでそちらは何度も参拝していますし、多摩八座候補社としてはもう一社が青梅市に鎮座しています
あぁ、、、なんて清々しい参道でしょう
っていうか!! 先程までそよ風と言っていいかどうか程度の風しか吹いていなかったのに太鼓橋を渡ったところから急に風がしっかりと吹き続けてくれるのです
まるで私の疲れを知って癒してくれるかのように
不思議なことに、いや、有難いことに、この風は青渭神社に居る間ずっと吹き続けてくれ、神社を出るとその風はまた無くなったのです
嗚呼...とても、とても良い境内だ...程よく木陰があり、でも陽も射していて驚くほどの、いや、別に驚くことはないんですが、それでも驚くほどと書きたくなるほどの穏やかさなのです
そういえばこの日、ここまでの神社には付き物と言っても過言では無い動物が全然居ませんでした、それこそ猫は勿論のこと小鳥や烏でさえもほとんど居なかったのです
大麻止乃豆乃神社でさえ虫と蚊以外居ませんでした
それがこの境内には沢山の鳩達が落ちている実をのんびりと啄んでいる、しかも近付いても逃げることはなくのんびりと
この時、これまでの神社巡りでは無かった考えが頭に産まれました
この後の予定は取りやめてここを今日の最後にしようか
これまで幾多の神社巡りをしてきてほぼ全てが予定通りのコースを参拝してきましたし、何かその時の感覚で抜かしたり取りやめたりということも無くはなかったのですがそれは時間だったり優先度などでやむなくでした
時間はまだあるのに体力、気力的にというのは初めてです
いや、でもまだ行ける、、、というかとりあえずはまずちゃんと青渭神社さんを参拝しようぜ、自分
手水舎には水が無く、持参した水も使い果たしていたので パン と空で手を打って清めの代わりとします
珍しく先に案内板を見ましたが獅子舞、稲城の梨、社殿の説明だけでした(右手方向には気が回らず)
そしてとても立派な社殿、、、赤い玉垣が目立ちはしますが普通と言えば普通の社殿なのに物凄く美しいと感じて思わずため息が盛れました
疲れここに極まれりの状態とはいえ薄らとここで今日は最後にしても良いという考えがあったことで心も落ち着いている状態だったのですが、あまりの温かさ清らかさにご挨拶しようにも心が無心になっていくのです
な、なんていうヒーリング力なんだろう、凄いんですけど
もうとにかく、いつものように感謝をお伝えするのではなく、神様からの風や気を全て心身で受け止められるよう全ての扉を開き無防備になることに徹しました
ずっと身体を包み込んでくれる風、降り注ぐ太陽のエネルギー、風に運ばれる空気の音、擦れる木々の歯の音、鳥の声、遠くから聞こえてくる下校児童の声、、、まるで神社と一体化したような、空気と一体化したような柔らかな感覚
心地よい眠りから静かに覚めたような感じで目を開き、お礼を言い、そして社殿を左からぐるりと回ってお背中にもご挨拶
あ、いくら疲れてて癒されたからって立ったまま寝てませんからw
右手側へ回ってくると境内社が鎮座されていました
左手の石碑には念仏講中 石坂供養と彫られています
お社には社名が無くわからないままご挨拶したのですがどこか知っている?神様が祀られているような気がして、まぁでもこれだけ参拝してきていれば初めましてな御祭神は相当珍しいわけですが、なんだろうこの感じは…と思いしばらく眺めていると神札が見える?
失礼します、と覗き込んでみると 厄神 の字が見えました
この二文字の上も隠れていましたが 厄神 と付くのは 厄神社 以外に考えづらく、調べてみたのですが各神社や大師様などで領布される厄除け札などはやはり 厄除 と書かれるようで厄神とは書かれないようですのでこちらの神職様が書かれ奉製された御札なのでしょうか
右手の御堂には小社が二社納められていましたが社名は分からず
ほぼ壁面と一体化して見えた木板に文字があったようですが最上部の 奉納 以外の文字が読めませんでした
ふー、、、、いやー、しっかし強過ぎず弱くもない風がこれだけ吹き続けてくれたら全然体力も奪われず助かるわぁ(*´ω`*)
そして変わることおない物凄い治癒空間が本当に心地よい
さて、、、改めて地図を見て、、、次の目的地はここから徒歩30分、そこに鎮座される二社でこの日の予定が満了、、、時間はまだ全然ある、、、悩む、、、境内を見回す、、、うん
やーめた!! やーーーーめた!! 今日はここでおしまい!!
また来るさ(*^^*)
こんなに心地よい神社をその日の締めに出来るなんてとても有難いことじゃないか(*´ω`*)
となれば座って休める場所を、、、といってもそうなんだよなぁ、ベンチとかが無くて、、、とキョロキョロ見回してやっと気付きました
社殿正面の右手に素敵な由緒板があるじゃないですか(ノ∀`)タハー
どれどれ、、、創建年は不詳ながら、、、うんうん、そうよね
ふんふん、多摩八座ですよね、うんうん、、、青渭大神に、ん? 猿田彦命? 天鈿女命?!? えっ、ええーーーーーーっ!!
ポンッ!! 勝手ながら物凄く合点がいった!!!
この穏やかな癒しの気、そう、猿田猿女夫妻が祀られている神社、ウズメさんが祀られている神社で感じるのと同じだ!!!
まぁ読んだからそう結びつけているだけで読まずに ヌッ!! この感覚はサルタさんとウズメさんだな!! って分かるようになりたいものですし、もしホントになったら凄すぎてなんかもう違うステージに立ってしまってますけどね
こちらでは蛇神なのか龍神なのか青沼の神つまり水神様なのか、はたまた水神様とされる罔象女神や瀬織津姫なのかわかりませんが、水の気、それもかなり極まった力に加えて猿田夫妻の神々しい穏やかさと陽気が相まっていたことがなんとも言えない最高の癒しを感じた理由だったんだと勝手ながら物凄く納得しました
うん、決めた
社殿に向かい、ごめんなさいね、お尻向けちゃいますけどこの御神気をもうちょっとめいっぱいいただいていきますね、とお断りして社殿前の階段の末段端に腰掛けさせて頂く
うぁーーーさらに休まるぅぅぅ(*´ω`*) 風が気持ち良いぃぃぃ
こんな神社の近くに住んでいたら、もうほんと、時間のあるごとに居着いてしまいそうだ(*´ω`*)
それともあれかな、自分ちの氏神様も凄く素敵な神社なんだけど近いとなるとそこまでの有難みを感じなくなってしまうのかな、、、いや、でも氏神様も凄く好きだけどな
暫し目を閉じて再び空気と一体化する
うん、最高である(*´ω`*)
よし、心身の回復は凄いけどこれは家まで帰る為に使うことにして今日はこれで帰ろう!! 帰ったら水風呂にゆっくり浸かろう☆
そうそう、こちらの狛犬さんたちが物凄くキュートでですね♪
この頭が凹んでいるにはいくつかの説があるようで、頭上に宝玉を供えていた、水を溜めておかないと生きていられない想像上の生き物であるなど様々ですが個人的には、この窪みに油を入れ夜間の灯火にしていた説が好きです(*´ω`*)
他社にある同様の狛犬を含め、油の染み込んだ跡も煤けた痕も見られませんがこの窪みに直接油を流し込むのではなく器を置いていたんじゃないかな、と(*´ω`*)
あ、由緒板で消えていた部分ですが、弘仁年間、つまり810~824年に創建されたとの伝承があるそうです、想像以上に古い!!!
いや待て待て、927年にまとめられた延喜式神名帳の多摩八座候補だってんだから当然だわな(´▽`*)アハハ
というわけで、二ヶ月ぶりとなった超残暑の参拝を終えました
次はいつになるかわかりませんが、予定を切り上げた神社は必ず参拝したいと思ってますし、出来ればもう一度、大麻止乃豆乃神社をしっかり対策した上で参拝したいと思いますw
ちなみにその後、相方と話していたらポカーンとしていてどうしたのか聞いてみると 目がおかしいのか赤橙色っぽいオーラみたいなのが見えるような気がするんだけどどうした、と言われました
相方は特別な能力があるわけではないのですが稀に、なんか見える気がすると言う時がありまして、特に今回のように突然どっか凄いとこ行った?とかなんか連れてるでしょと言われるのは私が物凄いと感じた神社巡りをした後なんですよねぇ
参拝とか、なんなら参拝したことすら伝えてないのに
なんだよぅ、おいらにもその力くれよぅ、と思うのですが今回に限っては私地震も寝る時に目を閉じると何やらキラキラキラキラっとした光の帯が見えたりしたんですよね
いつもだと、何か感じよう感じたいと心から願ってはいても逆にそれが欲となって障害になっているのでしょうが今回は疲労困憊したお陰で無心となれた、ということで青渭神社さんの御神威をお受け出来たんじゃないかと思っています
仏教で言う、悟りを開く、というのは何事においても大事ですよね
なかなか出来ませんけど(≧∇≦)
。。。
。。
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翌週、再訪しました!!٩(ᐛ )و ←はやっ!!
早くもこの翌週、稲城市内を巡って帰りに寄らせて頂きました
さすがに連続の参拝だしなーと思ったのですがこの日もやはり、時折音が聞こえる程度は吹くけれど全体的にそよ風といった日だったのですが、拝殿前に立つと風が、階段を上がりご挨拶すると一気に強い風が、ちょうしこいて祝詞をあげるとその間ずっと強い風が
上へ上がったら風が吹きやすいだけだろ、って思うでしょ?
ご挨拶が終わり拝殿に背を向けるとすーっと風がやむんです
しばらく立っていてもそよ風すらやんでしまうんです
そしてまた、帰る前に少しだけ一緒に居させてくださいとお断りしてから階段の末に腰掛けて、はぁーやっぱここはいいなぁ、と暫く休んで居ても微風があるかどうか
よし!! じゃぁ行きます!! と立ち上がり下から拝殿へお礼、参道を下り狛犬ちゃん達を撫でたところからまたザザザァーっと風が吹く
ご挨拶の時は参道から拝殿へ、帰る時は拝殿から参道へ、どちらも背中から吹いてくれるんです
参道を歩いている間も風は抜けていき、小橋を渡ったところからまた風がやみます
あぁ参道が風の通り道なだけかもしれませんけど、ね(*^^*)