どうも、ひのきですm(*_ _)m
はい、全然じっとしてませんでしたw
前の巡拝から次の休日を迎え、一応朝早めに起きはしたものの一日曇りとの天気予報通りにいつ雫を落とすともしれない分厚い雲が空を覆っている
今月(9月)は空いている休み全てで巡拝しまくってきたから、うん、今日は一日のんびりしよう(*´ω`*)
と思ったのですが、ふと神棚がお水を欲しがっている、と感じたのです
いや、別に声が聞こえたというわけではなく、あげようかなという朧気なわけでもなく、「神様がお水を欲しがっている」と断定的に頭に浮かんだのです
御神水を供え、そのまま拝詞を唱える、、、すると閉じている瞼にもわかるほど周りが急に明るくなっていくのが分かった
果たして、神棚拝詞を終えて目を開けると陽が射し込んでいる、、、嘘でしょ?! 郵便受け確認ついでに外へ出てみると雲はまだ多いながらもしっかりと太陽が顔を覗かせている
うーん、うーん、、、今から昼食を食べ用意して行っても時間はあまり無いし、、、うーん、でも偶然にしてはピッタリすぎるお水お供えと晴れ、、、行きますよ!!
はぃ、9月中の予定無き休み全てが神社巡り確定!!w
あれやこれや準備を整えて家を出た時には既に空は真っ青、嘘でしょΣ(゚д゚;)
なんかアレですね、そういう気分だったのでイヤホンを装着し駅前歩く間、大祓詞を聴きながら口ずさむ、終わると今度は雅楽を流す、、、とイントロが流れるや否や、こんな強いことある?! ってくらいに左手首がぎゅうううううっとなって驚く
う、嘘やん( ̄▽ ̄;)
な、な、なんだ今日は、何が起きるんだ( ̄▽ ̄;)
な~んて構えるときっと何も無くてガッカリするからのんびり行こう、遅出なので時間は無いけど太陽を感じ、通り道の花を愛で、蝶の写真を撮り、歩くのもゆっくりにして行こう
というわけでアホみたいに前置きが長くなりました、ブログだけど日記形式なのでいつも好き勝手やってますm(*_ _)m
本日はこちら、銀世界稲荷神社です
久々に来ました西新宿、初台から東へ、パークハイアットホテルに着くと敷地内の私道を抜けて北へ
もう既に空にはほとんど雲が無い状態、いやはやまさかこんなに晴れるとは
ビルの隙間を抜けていきつつほんとにこんな所に神社が、、、とそのまま突き進みそうだったところで あやしい という気がして通り過ぎかけた脇道へ入ってみると、、、あった!!
おかしいな、手首アンテナが反応しなかったな、、、と思ったらこの階段を上がった所と真っ直ぐ行った所が同じで見過ごす可能性は低かったようです
とはいえ、いやぁ、なんて景色でしょう
この画角しか撮れていませんがホテルに付随する建物にガッツリ囲まれ周囲もあまり空が見えないこんな位置なのに思ったより広く、そして敷地以上に雄大さを感じますね
ビルのお稲荷さんって建物の壁沿いとか三方壁に囲まれてなんてところも多いのですがどうでしょう、この広々さ
コンパクトながらもしっかりと 神社 ですね!!
アクリルに守られた扁額は少し珍しい?
境内左手の手水がとても素晴らしいですね、チョロチョロチョロとお水が流れ続けている
銀世界稲荷ですが床面の色もあって急にセピアな雰囲気になりますね
銀世界とはまた凄い名前を付けたなぁ、と思ったのですがお稲荷さんは特に稲荷神社の前につける固有詞は勧請主が各々に考えてらっしゃるので凄くセンスが分かります
が、すみません、銀世界ってちょっとハイカラっていうか、大阪新世界みたいなイメージ←短絡的
手水の向かいに御由緒碑がありました
この辺りはとある大名の下屋敷で庭一面が梅林だったそうで、花が咲き誇るとまるで銀世界のようだと言われていたのが由来だそうです、なんて素敵なんでしょう(*´ω`*)
いやー、なんと風情のある神社なんでしょう
写真で見ると随分と参道が長く奥の方にお社があるかのように錯覚しますがすぐそこに神狐と小さめの石社が鎮座しています
うっすらと微笑みを浮かべる神狐さんたちが出迎えてくださいます
そしてなんと、こちらには賽銭箱がありません!!
石社なので木社のように木戸に空いているお賽銭を入れる穴もありません
そう、ただ、純粋にご挨拶をするしか無いんです
恐らく敷地所有者が管理されているのでお賽銭を集める必要も無く逆にお賽銭を回収する手間の方が掛かるというところなのでしょう
これはこれで良いですねー、お賽銭の金額を気にすることもなくお社の保全も気にすることなくただご挨拶と感謝に全てを傾けられる
この大都市新宿にあって完全に喧噪から隔絶された御神域、そう、この目の前の私道はほとんど人が通らずホテルや横のビルが騒音をもブロックしてくれているのです
目を閉じると、、、うん、白い花咲き誇る梅林に居るかのような気分に浸れます(*´ω`*)
某大名、という名前を出さないところが誰なのか少し気になりましたが江戸が終わり土地所有者が移り変わって行く中でもしっかりと守られている
さらにその名の由来となった梅は芝公園へと移植され今でも美しい花を咲かせているんだそうです
芝エリアはなかなか行く機会が無く、しかも春じゃないと花を見ることは出来ませんがチャンスがあれば是非見たいですね(*^^*)
ちょうど通り道にあるお稲荷さん、ということで寄ってみたのですが思いのほか清々しく素晴らしかったです(*´ω`*)
うん、この後も良い巡拝になりそうだぞ♪