日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

新宿総鎮守 十二社熊野神社

 

 

どうも、ひのきですm(*_ _)m

 

本日はこちら、十二社熊野神社です
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漸く来ることが出来ました、実は市谷亀岡八幡宮の後に来る予定だったのがこちらでした(*^^*)

 

何年ぶりだろうか、ゆっくり歩いていうと新宿での時間潰しにのーんびり居たのが思い出される新宿中央公園は穏やかな空気に包まれ所々に曼珠沙華やコスモスが咲く美しい秋景色でした

 

そうかそうか、あの脇にあったのが熊野さんだったのかぁ

 

実は私、人生で二度だけ神輿を担いだことがありましてね、といっても当然本社神輿ではなく町内神輿の方ですけれども、そんなことも忘れていたのですがつい先日、急に思い出したのです

 

あ、あれは熊野さんだった!! なのに参拝してない!!と(担いだ神輿の渡御は新宿西口~花園神社だったのです)

 

公園の西、十二社通りからの参道がこちら、といっても少し北にも参道がありましてそちらは境内横、手水舎の裏から入れます
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スロープを上がると大きな鳥居と境内です
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いやー、素晴らしい! 新宿の鎮守としては決して広いとは言えないのですが面積だけではない広さを感じます
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入ってすぐ右手には石碑が並んでいます
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左手には立派な神楽殿
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そしてこちらが御社殿、いや、素晴らしい!!
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現在の御祭神は櫛御気野大神と伊邪奈美大

 

創建には主に二説あるようで中野長者と呼ばれた鈴木九郎が故郷である紀州熊野三山より若一王子宮を移した後、1403年に十二所権現全てを祀った、もしくは1550年頃の天文永禄年間に熊野の乱から逃れてきた渡辺與兵衛が祀ったとされており徳川吉宗も参拝するなど十二所権現として崇敬を集めました

 

神仏分離により十二社熊野神社と改め、櫛御気野大神と伊邪奈美大神が御祭神とされました

 

櫛御気野大神は正式神名を 伊邪那伎日真名子加夫呂伎熊野大神櫛御気野命 というそうで、イザナギが可愛がる御子で熊野の神であるクシミケヌノミコト、つまりスサノオであるとされていますが元が権現信仰なのでその辺はアレということで(。-_-。)b

 

そして今知りました、十二社 は じゅうにそう と読むんだそうで一瞬 ? となったのですが十二所を十二社と改めたものの、じゅうにしゃを じゅうに、、、そ と読ませることで元の 所 に近付けたかったんでしょうね(*´ω`*)

 

花園神社が新宿総鎮守と謳っていますがこちらも新宿総鎮守とされており線路を挟んだ東西新宿鎮守バトルが!!なんてことはなく、冒頭で書いたように十二社熊野神社例大祭では熊野神社と花園神社を結んで渡御が行われていますので東西から総鎮守としてこの大都市を守ってくださってるんですね(*^^*)

 

拝殿前左手に素敵な手水舎があるのですが手を清めてから撮るつもりでそのまま忘れちゃいました(´>∀<`)ゝ

 

いやー、凄い迫力の拝殿です、ビシッとして威圧感があり、それでいて厳しさの中に優しさもある
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そうか、そういえば熊野さんと八幡様の雰囲気って感じ方が結構似ている神社がよくあるのですが八幡様もまた八幡大菩薩と習合されているのも少し関係あるかもしれませんね

 

熊野といえば、そう、八咫烏
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こちらはサッカーのなでしこJAPANがこちらの可愛い八咫烏お守りを持っていたことで有名です、勿論、サッカー男女日本代表のシンボルマークは八咫烏です

 

うん、良いお顔の狛犬さん達です(*´ω`*)
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右手に御由緒があります
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そして社殿右手に境内社が並びます
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埋め立てられてしまった十二社池はもうありませんが弁財天様はこうして祀られ続けています
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こちらは十二社の滝をイメージされたのでしょう、十二所権現は景勝地としても広く親しまれていたそうです
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そうか、元の境内だから新宿ど真ん中にあって中央公園全体にとっても素敵な気が流れているんだ!!

 

そして一際存在感を放つやや厳しめながら広さを持つこちらのお稲荷さん、立派な社号碑には角筈胡桃下稲荷社!!
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胡桃下稲荷といえば笠間さんです!! 恐らくそちらから勧請されたお稲荷さんなんでしょう、角筈というのは戦国時代以降の地名で今でも十二社熊野神社例大祭では十二社エリアと角筈連合エリアとに別れて渡御が行われていまして、私が担ぎ手として参加したのはその角筈連合の方になります(*^^*)b

 

不思議な曲線を描く幹がとても素敵な木と本殿
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そしてこちらが大鳥神社、御祭神は日本武尊
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こちらの狛犬さんたちは胴の下がくり抜かれておらず珍しいのだそうです、そう言われてみると見たことがあるような気はするけれど滅多に見たことが無い!! どちらもちょっと可愛らしいですね(*^^*)
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物凄く個人的な感想ですが、狛犬さんも神狐さんも横向きに座ってこちらを見ていることが多いですが、私はこうして狛犬さん神狐さん同士が向かいあっているのが好きです(*´ω`*)

 

稲荷脇からの細い裏参道側にこちらの碑がありました
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仏教色のある祭壇のような祀られ方が凄く気になったのですが調べてもちょっとわからず、ただ 陀羅尼 というのは記憶することを意味するそうで、2100万篇の謡講を記念したもののようです

 

弁財天様の手前にも石碑が並んでいて、奥は鯉塚、歌碑、御即位記念と一番出前が、、、倉、稲、、、魂???ウカ様?!
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いやー、、、きっもち良いなぁ~!! まさに水が合うとはこういうこと、凄く穏やかな気分になれるので太陽を浴びながらベンチでしばしのんびりと
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神輿の繋がりでこちらを思い出してから1ヶ月、急に浮かんだということは呼ばれていると思い、すぐに来ようとしていたのですが稲城の第二弾を優先したり手前で切り上げたり

 

それも、この日こそがピッタリだった、ということだったんでしょう、と思い込んでいます(*^^*)

 

中央公園側へ繋がる参道には素敵な門があります
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うん、とっても落ち着けて素晴らしい境内でした

 

熊野様、権現様、八咫烏様なのでもっとビシッとした感じかとも思っていたのですが、いや、勿論ビシッとされているんですが、それなのにこの穏やかな居心地の良さで迎えてくださったことに感謝でございます

 

 

さぁ、、、うん、次だ!次!←結局周るやつw