日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいくただの日記です。

荼枳尼天尊 深川開運出世稲荷

どうも、ひのきですm(*_ _)m


今回はこちら、開運出世稲荷です
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気付かれましたでしょうか


鳥居はよく見掛ける朱色ではなく石造り、まぁこのタイプは時々ありますね


両側のお狐様は身体を正面へ向け顔は中央を見据えていますね


よく見ると鳥居を潜ると直ぐに大きな香炉があります


香炉の両脇には線香・蝋燭立てがあります


神額には荼枳尼天尊と書かれています
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そうです、こちらはお寺、深川不動堂の境内にあるお稲荷さんです


なので開運出世稲荷神社ではなく開運出世稲荷であり、宇迦之御魂神ではなく荼枳尼天が祀られています


鳥居を潜ってお稲荷さんにご挨拶というとパンパン!と二礼二拍手一礼をしたくなりますが、こちらでは礼と合掌でご挨拶することにします
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(二礼二拍手一礼がダメとは書いてありませんがお寺さんなので合掌かな、と)

荼枳尼天様のお稲荷さんでは大抵カタカナで真言が書かれていますのでそちらを読み上げるとよりお近くで願いを聞いて下さるそうです


開運出世太鼓がありますね、ぽんぽぽんっ!


こちらは強いご利益があると言われている成田山新勝寺の開運出世稲荷から分霊されているそうです

多くの人で賑わう境内においてこちらは静かで参拝する方もまばらなのは満ち溢れる威厳によるものでしょうか



さてここからは長い長い余談になります


まだまだ勉強の身でして諸説もあるでしょうから正確に説明する事も出来ませんのでだいぶザックリと書いてみます

日本には八百万の神天皇を祀る神道に大陸から伝来したヒンドゥー教や仏教などが入りつつ各地で信仰されて来ました

日本人の良いところ(だと思ってます)である"良いものは馴染みやすく変化させながら積極的に取り入れる"システムにより様々な神様が融合分離していきます

その為昔の神社仏閣は同じ敷地にあってどちらかの住職や神職が双方を纏めていたところもあったそうで、その名残として今でも同じ敷地内(一応区分けはある)や隣り合わせで寺社があったりお寺の境内に神道の祠が残っていることもあるんですね


神社巡りをしていると少々様式が異なるものがあったり神様の御名が様々だったりするのもこれが理由のひとつで、弁財天(仏教) = 市杵島姫命(神道) = サラスヴァティー(ヒンドゥー教) はその最も有名な例ではないかと思います

さて今回の主題、お稲荷さんと言えば(私の場合は)農耕の神 宇迦之御魂神を祀る神社なのですが、お寺におけるお稲荷さんといえば富と幸福を司る荼枳尼天を祀る御堂、そして勿論ヒンドゥー教の神様でもあり、その名はダーキニーです

ダーキニー = 荼枳尼天 ではあるのですが荼枳尼天稲荷大神 では無いのです

どちらも鳥居、朱色の幟、白狐が供えられているのでパッと見では分かりづらいですよね

うーーーん、奥が深い!!!


ここまで書いてしまったので別記事にしようと思っていたのですがこのままいってしまいましょう!!


ヒンドゥー教において血と殺戮を好む戦いの女神 カーリーの眷属であるダーキニーは敵を殺しその血肉を喰らう夜叉女とされており、とても財をもたらす神様とは思えません

インド仏教においても似たような感じだったのですが日本仏教の荼枳尼では閻魔天の眷属とされ、初期はやはり半裸の夜叉のように描かれていたのが徐々に変化し、白狐に跨る天女 "荼枳尼天"となりました

何故そうなったのかは知りません!(爆) 日本仏教に触れたことで善神となったそうなので、どちらかと言うと神道の稲荷神と習合していったからではないかと思います

ただし、ダーキニーとしてのイメージからか身命を掛けて願うことで大願を成す、大願を叶えると命が奪われる、約束を破ったり途中で信仰を辞めると荼枳尼天の怒りに触れる、といった考えが残ったようです

なるほど、天女のような美しい神の姿をしているが約束を破った途端に夜叉の姿となり…的な感じは想像出来ますね(映画みたいな)

そうか、"それ"が現代に伝わるお稲荷さんの怖い話に繋がっているんですね!

後に荼枳尼天は何人にも開かれた神様とされるようになったそうなのですが、そりゃ怖い話の印象はなかなか消えないですよね

神道のお稲荷さんである宇迦之御魂神(名前は他にも沢山あります)は農耕を司る神でその姿については天女で描かれる場合と男老人で描かれる場合(共に白狐を伴っていたり乗っている)に別れますが、どちらの場合も血なまぐさい話は伝わっていません

老人の姿の方は秦氏が祀った祖先がモデルでしょうか、全国的に見ても神道の稲荷がかなり多く祀られたのは怖さが無い事と暮らしに直結した農耕の神様だからでしょう


ネットを調べるとお稲荷さんにまつわる怖い話が沢山出てきますが、ポイントだけ抑えておけばどのパターンでも怖くないと思います

・稲荷神には 稲荷の後に (神)社 の字がある
荼枳尼天には真言がある
・どちらの神様であっても日頃の感謝とささやかな"見守り"をお願いするのは怖くない
・どちらの神様に対しても欲張りな"願い"や気軽な"契約"をしない

例えどんなに優しく素晴らしい神様であったとしても、無理難題な願いをされたり強欲を晒して来られたらイラッとしますよね( ˘ •ω• ˘ )

いや、神様だからそんなに心狭くないか、ただスルーされる程度かもしれませんね(。-_-。)b


契約的祈願をする事に関しては、反対です

作法等としての約束事や修行の類まで否定するわけではありませんのであしからず


物事は何かの引き換えで得るものではありません(努力の結果は引き換えではなく積み重ね)

下手に契約話なんて持ち出したら、こっそり願いを聞いていた神様ではない"何者か"がすり変わって契約を受けてしまうかもしれませんよね...なんて事はまぁ無いかもしれませんが、神様に対しても失礼ですよね


〇〇を捧げるから、〇〇を断つから願いを叶えてください!!! よりも ~を叶えたいから〇〇を頑張ります、見守って下さい!!! の方が達成した時に気持ち良いですよね~

そもそも、これをやってあげればこれで返してくれるはずだという下心的動機で何かをするのって全然気持ち良くないです(´・д・`)


物を買うのはお金、何かをするには時間と引き換えだから対価が存在するじゃないかー、などと屁理屈を言う人には残念賞を差し上げます(´・ω・)つ[賞状]