どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら、大綱金刀比羅神社です
こちらもよくあるパターンで、地図で存在は知っていたものの時間と距離的に寄らないつもりだったのに何故か寄ってしまった参拝シリーズです
大抵、こういうパターンでご挨拶することになる神社さんは大なり小なり "凄い" 事が多いですね
石柱には大綱大神、金刀比羅宮鎮座、とありまして 刀と比 が 毘 のように一文字になっているのは初めて見ました
そして大綱大神とは
階段を登っていくと左手には石碑、右手に社務所
小さめながらとても趣のある手水が素敵です
あれ? 新石垣空港に来たのかな?と一瞬思わされた巨大なシャコガイの殻
大綱大神とは、、、
再度短めの石段を登ると境内が開けます
外見からはビルの間のように見えたのですが意外と広い、いや、やはり背後も崖と建物(と大きなお寺)に囲まれていて狭いと言えば狭いのですが不思議な空間です
少し陰った谷間とは思えぬほど空気が澄んでいる
な、なんだここは
正面には御神木、、、と思われる倒木!?
この空間、不思議でした
優しい風の音というか、それよりも優しい空気の音しかしなかったんですよね
確かに木々は揺れているし周りも街なんですけどね
境内左手に本堂がありました
静かなる威圧感が凄い金刀比羅宮です
提灯で見えませんね、少し脇へズレましょう
お分かりいただけただろうか
これは凄すぎるでしょう!!
恐らく杉? 巨木からそのまま彫り出したと思われる巨大な像、鼻が立派に長く紅葉のような掘りもあるので天狗、猿田彦大神様でしょうか
この存在感たるや、お社のビシッと鎮まった力をも凌駕する、、、と思いきや、そんなことはありません
この後にも見ていきますが、こちらの境内には情報量過多レベルに個々のエネルギー、存在感がとんでもないものが集まっているにも関わらず、その全てが協調されているというのでしょうか
いや、それぞれの存在感は凄い、それでいて他を邪魔せずそれぞれが鎮まる場所でそのお力を遺憾無く現されている、とんでもない神社です。。。
少しお寺風で、防風棚の中に蝋燭を供えます
御祭神はこちら、大物主神、金山彦神、日本武尊、そして大山津見神です
お社内から照明が向いているのか、金の御幣が輝きを放っています
。。。照明だよね?
こちらも、スンッと落ち着いた空気はピリッとしてそれでいて優しく包み込んでくれます
とても良い緊張感です
あれ? 猿田彦様が祀られていないんですね
本殿前にはお稲荷様が鎮座しています
小さなよくあるお社ながら、やはりこちらも何故か空気感が違いますが、この背後に答えがありました
稲荷社の裏は御神池になっていたのです
御神水は右奥の方から流れてきているようでした
あっ、最初にご挨拶した御神木の方ですね
違ったらすみません( ̄▽ ̄;)
測ったかのように水面ぎりぎりの渡り石、池も浅そうで鯉の位置が近いw
招かれざる者渡りし時、その石は水へと深く沈みその者は池に飲み込まr。。。なんてことは無いでしょうが、結構ドキドキワクワクします
お社が低いのでしゃがんでご挨拶させていただくのですが、バランスを崩して落ちないように気をつけます
お社がありましてこちらが龍、、、待って??
岩の中 って書いてありますよね!!
浮島のような岩社の左後方、ありました!!
こちらが龍神社!! 御祭神はなんと珍しい、闇淤加美神、闇御津羽神!! 伊邪那岐が火之迦具土神を斬った時に産まれたとされる神様でございます
手前の石社は拝殿的な感じでしょうか
そして奥の岩窟に鎮座されるのが弁天社
入口手前の右側に竹筒で御神水が引かれています
矢竹や石水鉢などもとっても趣があります
では、失礼致します
御祭神は宗像三女神、興津島比売命、市杵島比売命、多岐津比売命でございます
静かに鎮座される弁財天様の石像、石壁の草を伝う雫の音、小さな岩窟の中で揺れる空気の音
渡り石に膝まづいて目を閉じるととっても広い洞窟に居るような錯覚を感じます
とっても優しい空気
私はとんでもない御神域に迎えていただいた、と感動すら覚えます
最初は外観だけ写真を取りご挨拶して戻ったのですが、勝手ながら写していきなさいと呼ばれたような気がして、戻ってカメラに収めさせていただきました
とっても優しい笑顔を頂いた気がします
いやー、、、凄すぎます
これで終わりではありません
そう、時々映り込んでいたお社がもうひとつ
三宝荒神社です
御祭神は火之迦具土神
そう、闇淤加美神・闇御津羽神の目の前に祀られているんです!!
カグツチ様と言えば、そう、その身より立ち上る炎により母 伊邪那美様のお命を奪ってしまったことで、父 伊邪那岐の怒りを買い斬り殺されてしまったという悲しい神
ですが、その時に血と身体から16柱もの神様を産み出された神様です
なんともはや、物凄いエネルギー渦巻く御神域
調べてみますと、金刀比羅宮と飯綱権現を祀った大綱神社が合祀されており、大綱大神は飯綱権現のこと
その飯綱大権現は1188年に源頼朝によって創建されたと伝わっているそうです
金刀比羅宮はこの飯綱権現の末社だったそうですが、神仏分離や度重なるがけ崩れなどの理由により、元は末社であった金刀比羅宮が大綱神社を合祀するという逆転現象みたいになったんですね
境内に祀られている神様を併せても十六神にはならず不思議は残るのですが、カグツチ様から生まれたのは、、、いや、気のせいかな
そして最初に気になった大きな倒木、社殿はそちらに鎮座されていたのが裏山が崩れたことで今の場所に移されているのだそうです
ちなみにこちらには天狗伝説が多く伝わっているらしく、この天狗像祀られているそうです
そうかー、このピリッとしつつも柔らかいなんとも言えない不思議な空気を感じていたのが何故なのか、とってもしっくり来ました(*^^*)
こちらはかなりオススメの神社さんです!!
戦勝の神 飯綱権現のお力漲るこちらの神社、是非お参りなさってはいかがでしょうか(*^^*)