どうも、ひのきですm(*_ _)m
鞍馬~貴船から伏見さんにご挨拶した後は大阪へやってまいりました!
本日はこちら、露天神社
大阪駅、大阪梅田駅、西梅田駅から徒歩約8分、南側の大阪梅田駅から5分、北新地駅から3分、東梅田駅から2分、、、どんだけ駅あんねん!!(。 ー`ωー´)/バシッ
というわけで、東梅田の東側は曽根崎といいまして、曽根崎お初天神通りという商店街があります
いやー、規模は小さめですが名古屋生まれ育ちの私としては大須を思い出させるとっても良い雰囲気ですね(*´ω`*)
大阪は何度か来たことがあったのですが大阪駅の間近にこういった場所があるとは知りませんでした
商店街沿いの参道がこちら、横が交番っていうのが好き♪
商店街を抜けた角を曲がった所に正面参道があります
左手には手水舎
手水舎の向かい、社務所側に境内社があり不思議な雰囲気を感じて見てみると御井社、祓戸社でございました
古くから露ノ井として人々の生活を支えた御神水、そして祓戸大神が祀られています
大祓詞に出てくる罪穢れを祓ってくださる瀬織津比売、速秋津比売、気吹戸主、速佐須良比売です
社殿前は門柱になっていて左右の飾りが豪華です
こちらが御社殿、右側にカラクリ獅子舞のおみくじがあるところなんて凄く素敵です
昔、この地は大阪湾に浮かぶ島だったそうで 住吉須牟地曽根の神 として祀られたのが始まりだそうですが一番古い記録で850年頃、創建年は不詳だそうです
さて、御祭神なのですが 天神様 天満宮 だからといって菅原道真公と決めて終わってはなりません
社HPに並ぶ御祭神名は 少彦名大神、大己貴大神、天照皇大神、豊受姫大神、そして菅原道真公とあります
そうなんです、こちらもまた後に道真公を祀って天神様と呼ばれるようになった神社なのです
そう考えると道真公への崇敬心って凄いですね!
調べてみたのですが分からなかったので想像ですw
元はどなたか別の神が祀られたところに少彦名大己貴の二柱が祀られ、後に天照豊受二柱が祀られ、道真公が大宰府へ向かう途中に立ち寄り句を詠んだことから天神様も祀られたという感じでしょうか
拝殿前は優しく朗らかな気に満ちており、商店街とこの街に暮らす人々を見守る優しさを感じることが出来ました
社殿左手には開運稲荷社とされる玉津稲荷
朱の鳥居にあまりにも迫力のある神額だと思っていたのですが、恐らくこちらが明治の大火で焼け残った御神木から作られたものかと思います
狛狐様がとっても優しい表情!! そして社殿の素晴らしい雰囲気でございます
こちらにも巫女さんのカラクリみくじが設置してありとっても雰囲気に合っているんですよね
御祭神は玉津大神、天信大神、融通大神、磯島大神とありますが恐らく皆、宇迦之御魂神かと思われます
お稲荷さんを勧請した場合はその名を自分、先祖、家族、または願うご利益などに 大神 と付けて祀られることが多いですね(*^^*)b
っと、、、これはっ!!www
フウセンウオみたいな水みくじ用の水鉢ですかね、凄い存在感ですw
中には巨大な石玉
こちらはなかなか大きな石なのですが噴き出す水でグルグルと回転しています
そう、ここは近松門左衛門の浄瑠璃 曽根崎心中の舞台となった場所、そしてそのお話はフィクションではなく実際にあったことなのだそうです
その並び、商店街側の参道から入ったところに撫で牛さん
境内反対側へ行くとこちら、難波神明社
丁度正月用のテント張りで近付くことが出来る遠目にご挨拶だけしたのですが立て札だけズームで撮れました
なんと嵯峨天皇の皇子が821年に創建したといわれているそうです
当時は東向き、南向き、西向きと神明社が三社あり当社は西向きだったので夕日の神明社と呼ばれていたそうです
そんな由緒ある神明社ですが天保の大火、明治の大火と連続で被災したことでこちらに遷座されたのだそうで由緒書きにあった露天神御祭神の二柱はこちらのことだそうです
つまり本殿には少彦名命、大己貴命、菅原道真公の三柱が祀られているんですね
境内奥には水天宮・金刀比羅宮が鎮座されていました
御祭神は天之御中主神、安徳天皇、大物主大神、崇徳天皇、住吉大神、他二柱
こちらが物凄く強い気に満ちていて少し緊張するほどの迫力に圧倒されました
この帰省兼参拝の旅はこんぴらさんから始まる予定をしていたものだったのでまさかこちらでご挨拶出来るとは、と感動しつついずれ参拝出来るタイミングを頂けますようお願いしました
しかし、境内社というにはかなり絢爛な造りだなぁ
と何気に見上げたら。。。
うわぁっ、、、凄い。。。
それもそのはず、調べてみたら久留米藩と丸亀藩の屋敷神だったそうで明治天皇がお産まれになる際も孝明天皇が安産祈願をし誕生後には子餅を奉納されたのだそうです
いや、そりゃぁ凄いわけですね!!
いやー、、、大阪駅近くの天神様と商店街といえば大阪天満宮と日本一の天神橋筋商店街がありますからこちらはもうちょっとこぢんまりとした感じかと思っていたら全然そんなことはない、本当に素晴らしい天神様でした
駅近ですのでしっかりと予定に組み入れて参拝していただくのをオススメしますが、そうでなくとももし30分から小一時間でも時間が余ったら是非!!
実はこちら、京都で時間ガツガツな予定だったので夜にサッと参拝しようと思っていたのですが稲荷山を諦め早めに大阪入りしたことでゆっくりとご挨拶することが出来ました
いやぁ、こんぴらさんにもご挨拶出来るとは思わなかったぁ
さーて、ホテルに荷物を置きに行って、、、と歩いていたら視界の端にたくさんの白い提灯が目に入りました
お寺系かな、とそのまま進もうとしたのですがどうにももやもやする、こういう時は行くべし
近付いてみたらびっくり!! 神明社!!
こんなところにも神明社、、、と思ったら様子が違う
境内には社殿ではなく磐座ならぬ巨大な石碑!!
そう、こちらは露天神社の境内に鎮座していた夕日の神明社が元鎮座されていた場所だったのです
遷座前の場所には小さな石碑や境内に祀られていた稲荷祠だけ残されているのはよく見かけますが、ここまでしっかりと跡地として整備されているのは凄い!!
そう、先程はちゃんとご挨拶出来なかったので偶然気付いてご挨拶出来て良かった(*´ω`*)
露天神から4分ほど東へ行ったところなのでお時間ある方はこちらも是非(*^^*)b