年末年始分の連続更新も終わってほっと一息ついておりました
どうも、ひのきですm(*_ _)m
年末年始は帰省を兼ねた最高の神社巡りが出来たのですが、その勢いをもって再拝を願っていた神社へ行くことが出来ました
そう、それこそが鎌倉の二社、宇賀福神社と佐助稲荷です
初訪時はまだ神社巡りを始めたばかりで、、、っと、いつだっけと思い過去の記事を見てみたら2020年10月の終わりでした
昨日のことのように思い出せるのにもう1年2ヶ月も前だったんだなぁ、と感慨深く感じます
ちょっとスタート遅れまして午後過ぎから出発、ちゃんと調べもしなかったので社務所が何時までかも調べておらず間に合うかわからないけどとにかく行くことに
電車に揺られ、いざ 鎌倉
まずは銭洗弁財天宇賀福神社
再訪であることと夕刻にも関わらず人が多かったので写真はほとんど撮っていません(´>∀<`)ゝ
改めて見ると、ちょうど今の大河にぴったりマッチした御由緒ですね
1185年巳の月巳の日、頼朝の夢枕に現れた老人の言葉から冷泉が発見され岩窟を掘って宇賀福を祀ったのが始まり
宇賀福と名乗る老人といえば宇迦之御魂神ですが、こちらでは本宮の御祭神を市杵島姫命、奥宮の御祭神を弁財天とされています
ウカ様はどちらへ。。。? いや、きっといらっしゃることでしょう
まず境内に入ったら社務所でお線香と蝋燭、笊を求め、線香と蝋燭を供えます
売店は既に閉まっていたので卵を供えるのはナシ
今では表側の岸壁に穴が掘られすぐに参拝出来るようになっていますが、元は佐助ヶ谷として裏側から回り込まなければならず、お社前から境内奥に向かう鳥居が正面参道となります
この山にはリスが多くて、なんて話していたのですが並ぶ時に不思議な音が響いていてよく見るとやっぱり立派な尻尾のリスが居ました(*^^*)
列が出来ているのでお社前では時間を掛けぬよう並んでいるうちから心の中で神様にご挨拶とお話をします
あれ? なんだろう?
きょろきょろしていて気付きました
写真じゃ伝わらないですね...
お線香の煙が もく もく と上がって、、、いかず、境内の真ん中で もわもわ としたまま流れもせず昇りもせず ただ、その場で もわもわ
あれれ、確かに窪地になってはいるけど優しいながら風が吹いてるんだけどな...
その後、少ししてもわもわと漂っていた大きな線香の煙の塊は無くなって普通に風に乗っていました
お社にご挨拶したら、左手の岩窟 奥宮 へ
正面に銭洗い場がありますがその前に右奥の奥宮へご挨拶
そして銭洗い(*^^*)
皆さん説がいろいろですが、私は 小銭はしっかり、お札は一端だけを濡らし、ちょっと拭いたら少し湿ったまま財布へ
洗った銭は一部を周辺で使っていき、財布に残したお金は普段使いにしたりここぞと言う時に使ったり、小銭の一部だけ種銭として財布に残すってな具合にしております
奥宮から出てくると三日月にひょろりとひとすじの雲がありました
境内全体が佐助の山に囲まれ、豊富な湧き水に囲まれ、空だけがすっぽりと抜けていてこれ以上無い御神域感に溢れております
さて、鎌倉駅へと向かう道のすぐのところを曲がりさらに何もなさそうな住宅地へと入り込んでいくと佐助稲荷の参道があります
ここは数多く参拝してきた中でも特に雰囲気が素晴らしいお稲荷さんのひとつ
陽が沈みその雰囲気はさらに重厚感を増しています
鳥居をひとつまたひとつと潜っていくにつれ心身の迷い穢れもひとつまたひとつと剥がれていくようです
境内には溢れんばかりの狐が供えられています
左奥の山からの参道を塞いでいた台風被害の倒木は無くなっており、奥社の隣も工事をしているっぽい雰囲気があったので再建されるのかもしれませんね
前回は気付くことが出来なかったこちら、霊狐泉
あっ、そうか!! 頼朝が祀った宇賀福様は佐助稲荷のことか!! じゃぁもしかしたら宇賀福神社の創建は頼朝ではなくその後の1257年に北条時頼が銭洗を広めた時なのかもしれませんね
既に陽が沈みさらに洞になっているので真っ暗で見えないのですが、それでもこの泉の美しさはハッキリと見えたような気がします
凄く清い空気に包まれていたので写真は撮らず、お水を頂戴して帰ろうとしたのですが、背を向けた時に何故か許された気がしたんですよね
というわけでフラッシュを使い撮らせて頂きました
勿論、その場所により異なるでしょうしこちらの事についてお話を伺ったわけではないので勝手な個人的感想ですが
お賽銭はしっかりとお賽銭箱や祠へお供えするべきであって御霊水の中にお賽銭や狐様を沈めるのは何か違うんじゃないかと思うんですよね
御神水となれば飲みたくなりますがこれでは煮沸したとしても口にするのを躊躇いますよね、って言ってもこちらの御霊泉はそもそも飲用ではなく神前に捧げなさいというお告げのお水なので飲む用ではありませんけどね
私は神棚に供えたりブレスレットやさざれ石の浄化に使わせていただきました(*^^*)
いやー、すっかり暗くなってしまいましたが、夜でもとっても空気の済んだ、やっぱり素晴らしいお稲荷さんでした
宇賀福さんも佐助さんも、大好きです(*´ω`*)
ほんと、素晴らしい神社さんなので皆様も是非参拝されてはいかがでしょうか
時間に余裕が持てれば北鎌倉駅から葛原岡神社~佐助稲荷~宇賀福神社、そして鶴岡八幡宮と回るのをオススメします
さて、三谷幸喜脚本ということもあって大河を観ているのですが、いやぁ~面白い!!
元々不勉強極まっており戦国は好きでそこそこ知識もあったのですがそれ以外がほんとわかっていなくて( ̄▽ ̄;)
それが、神社巡りをしてきたことで、いや、このブログを書く為にいろいろ調べてきたことで何となく 頼朝が由緒に絡む神社が多いなぁ とは思っていたのですが大河のお陰でその辺が綺麗に繋がってきたんですよね
偶然ながら年末に三島大社を参拝していたのですが、その時なんて「なんで頼朝と北条政子が腰掛けた石なんてあるんだろう」って思ってましたからね...
そうですよ!! 源頼朝と北条政子が夫婦だったことすら知らなかったんですよ!!(爆)
昨年の参拝でも不思議に思っていた八幡太郎とかについても、ここに来てようやく なるほど!! ってなってるわけでしてw
ちょっと下に見過ぎていた北条への偏見が物凄く正されていくのがとっても有難い状況でございます
いやー、歴史って面白いですね!!
今更だけど、こういう興味の向き方さえしていたら小学校中学校高校と物凄く楽しく勉強していたんだろうなぁ...
世の勉強嫌いなお子さんの親御さん方!!
勉強しろ!!って言って勉強しない子は映画でも漫画でもゲームでも興味を持たせるキッカケを如何に与えるかですぞ!!( ✧Д✧) カッ!!