どうも、ひのきですm(*_ _)m
まだ未明の早朝、いや、深夜3時半、、、にはさすがに起きられずグズグズして4時過ぎに起床!!
珈琲を煎れてシャキッとして出発!!
目指すは、、、そう、稲荷山 伏見稲荷大社!!
初めて伏見さんへご挨拶出来たのは2021年の6月でした
日頃運動不足、、、え? 巡拝でアホほど歩いているじゃないかって? いやーそれがですね、平面移動は大の得意なんですが登りが特大の苦手でして、地下鉄の階段ですらハァハァいってしまうようなオッサンなですよ(´;ω;`)
それにも関わらず初の稲荷山は比較的スムーズに登ることが出来た、余りに不思議でその年末、二度目のお山だったのですがその時も驚くほどスムーズに登ることが出来たのです
その間その後の地下鉄階段などはやはりハァハァ言う始末で当然ながら体力が劇的に良くなっていたわけでもないw となると稲荷大神の御力か神狐様の御助力があったのか?!
というわけで意外といけてしまうのか稲荷山に限ったことなのかを検証するため翌年2022年末に挑んだのは蔵馬寺~貴船さんまで鞍馬山を登りその足で稲荷山を登るといけるのか?でした
調べてみたのですが蔵馬の方がキツイという人も居るし蔵馬の方が楽だという人も、個人的には登り下りが交互に来て足元も良くはないけれど景色が変わり、下りで少し休める蔵馬山の方が楽だと思ったのですが、、、(下りの方が脚の負担が掛かりやすいというのが一般的ですが私の足には下りが得意です)
いざ鞍馬山を登り始めると全然すぐの時点でハアハア………その後も幾度も足を止め太腿が笑う笑う、なんとか貴船さんまでは行ったけれど鞍馬山だけで足腰ダウンwww とてもじゃないけれどこの状態で稲荷山を登るのは不可能と判断し、伏見さんは下の奥宮までの参拝に留めるという結果に
(今思えば無理だと思うまで登れば良かったなぁと思いつつ、そこで無理すればその後の参拝にも影響が出た可能性もあるし挑戦すら断念するほど疲れていたんですねw)
というわけで迎えた2023年末、念願の夜間参拝と共に三度目の稲荷山はどうなったのかという記事でございます!!
まず伏見さんまで30分弱の徒歩(近い宿は軒並み高かったのでw)、するとこんな石碑を発見しました
稲荷新道、下山ルートから繋がる道が広く整備された時の碑だそうです
すると今度は月日之宮本宮の碑
稲荷山を登り始めてすぐの所にあるというのは下調べて見ていたのですがこんな所に碑?! 周りには特にお社のようなものは見えませんが社務所でもあるのでしょうか
後で調べると千本鳥居の手前を左手へ入っていくとあったようですがまぁ呼ばれなかったというのはそういうことでしょうってことで
さぁ、やって参りました!!
念願の暗い中での早朝参拝(*´ω`*)
建物はライトアップされているもののここからぐっと暗くなります
日中とはガラッと変わった雰囲気で、いやー、美しいですね
初めての稲荷山もこんな雰囲気を狙ったのですがあの時は初夏だったので既に明るかったのです
さぁ、足の調子は悪くないけれど依然としてやや太ももの痛いは残っている、ただし体調は良い、どうなるでしょうか
では、、、異世界へ
美しき千本鳥居は夜こそ映えますね
数名の方と同じく記念撮影に興じたい心をサッと封じ込める、私の目的はお山です
奥社奉拝所でこれから入らせて頂くご挨拶
さぁ、まずは伏見神寶神社を目指します
はい、真っ暗です、足元も見えない漆黒ですがこれ、暗闇撮影が得意なPixel7proで撮ってこれですからねw
とはいえうーっすら空が明るんで来ているので目を慣らせば全く見えないこともありませんが必ずライトを持参しましょう(写りは暗いですけど強力ライトで肉眼ではバッチリですw)
こちらは木の根や石がごろごろありますのでライト無しでは転倒不可避です
伏見神寶神社、到着です(*´ω`*)
そうなんです、こちらには国内最古の神器とされる十種神宝が奉安されていると言われています
天龍地龍が社殿を守り、右手には龍頭大神も祀られるなど龍神様も多いので辰年の今年にはピッタリですね(*^^*)
そしてこちら、奥の奉拝所が私のお気に入りスポット
それでは参道へと戻り、お山開始!!
最初こそなだらかな坂道なのですが直ぐに階段へと変わります、街灯の隙間灯りが美しいと写真を撮ったのもここまでw
意外なことに過去一番早く熊鷹社へ着いた気がします、えっ?もう?とびっくりした記憶があるのですが此度は全身全霊を込めたお山巡りなので全然写真も撮らず登っていたようです
が、三ツ辻から四ツ辻へと向かう途中で異変が
ずぅぅぅん
えっ?!
これまでに感じたことの無い、両足太ももが急に硬くなる感覚、いや、硬いというよりはもはや、重い、動かない
これは寒さ故だったのでしょうか、確かに二度目のお山も年末でしたがあの時は日中でした
痛いわけではない、ただ、ドシーンと重いのである
そこで展望台に到、あぁぁ大分明るい(*´ω`*) そして月が綺麗
と、太ももが回復!! さっと登って四ツ辻到着!!
写真データを見ると奥社奉拝所で6:27だったので神寶神社の参拝も含めて20分ちょっとで四ツ辻まで来たことになります
これは体力筋力の無い私にはびっくりなペース( °_° )
さぁ、さらに上へ!!
6:57 三ノ峰 下社 白菊大神 参拝
うん、順調(*´ω`*) 体調も太ももも問題ない(*´ω`*)
と、その時であった
ずぅぅぅぅぅん
先程と同じ、いや、それ以上にガッチリと両太ももが固まる、重い
全く痛みはない、のに動かない、いや、動かしているけれど、なんだこれわぁぁぁぁぁぁぁ!!
今まで生きてきて初めてのことが連続する
調べてみれば筋肉が硬くなったのが原因?らしくそう珍しいことでもないようなのだけれどなんせ初めての経験である
なんとか登りつつチラリとリタイヤという言葉が頭を掠めたその時
ふわっ、さささささっ
!?!?
ひらりと大きなシッポを翻し坂道を登っていく動物の姿
まさかお狐様!? と思うにはそこまでの大きさも無いし何より色が薄暗いので勘違いはしないけれど、、、デカい栗鼠?!
重い脚を動かしつつその姿が消えた方へ進むと、、、居た!!
ふっっさふっっさのねこちゃん!!
しかもこやつ、ニャ ニャニャ ミャ- と激烈に可愛い甘え声で鳴きつつ綺麗な瞳でじっと見てくるのである
可愛すぎる、、、天使だ
暫し ミャッミャミャ のやりとりをしたところでさすがにずっとここに居るわけにはいかぬ、手の届く距離から逃げなかったし、と最後に手を伸ばしてみたらひらりと裏に隠れられてしまったw でもずっとこっち見てるのが可愛い
気付けば太ももが思いっきり軽くなっている?! マジで天使か? この後、太ももが重くなることはもう無かった
そしてここは間ノ峰だった
7:01 間ノ峰 荷田社 参拝
え、待って、待って?! いや、近いよ、確かに近いよ? でも太もも重くなって猫ちゃんとちょっと遊んで、しかも荷田社さんもぐるりと中を回ってってしてたのに4分しか経ってないの?!
10分くらいは経っているのかと...
7:05 二ノ峰 中社 青木大神 参拝
ふと気付きました
中 の字に「、」が付いてるんですね、調べてみたけれどその理由や由来がわかりませんでした、誰か知ってたら教えて( ´・ω・` )
7:10 一ノ峰 上社 末廣大神 参拝
なんと奥宮から1時間で登頂という過去一レベルのスムーズさ、あの二度もあった脚の重さも無かったかのように全身充実元気♪
下りは膝と足首に来るといいますが私は滅法得意です
御剣社と呼ばれる長者社
御神石が物凄いこちら、、、知らなかったのですがなんと賀茂玉依姫が祀られているといいますがその由来は不明だという、、、ただ御剣石は雷石とも呼ばれていて雷が封じ込められていると言う
玉依姫!? 雷石って賀茂別雷、、、?! いや、さすがにそれは無いか...でもその情報を今回知るの?! という巡り合わせ
こちらは薬力社
さて、ここから石段を降り別ルートへ
あれは、、、杉? 傘杉社? かと思い降りていったのですが、、いや、素晴らしいのですがどこか違う気が? 調べてみると二本杉社で台風と雷によって倒れてしまったんだとか
と思ったら少し進んだ先に傘杉社がありました
このように参道にせり出す境内になっているのでまーっすぐ何も考えずに歩いて来ると座して参拝する所をズカズカ横切ることになってしまうんですね
柱のところへ通り抜けせぬよう注意書きはあるのですが如何せん物凄く目立たないので失礼の無いようご注意ください
少し離れて見上げると立派な杉が!!
その先には天龍大神
稲荷山は当然ながら稲荷神が多く祀られていますがこのように龍神様が合祀されていたり龍の名を冠したお稲荷様も多く祀られています
徐々に響いてきた水の音に誘われて脇道へ
御前谷奉拝所で申し込むと滝行が出来、清明舎に宿泊することも出来るようです
この山中に宿泊する、、、物凄く轢かれますね←マテ
ここから上へと戻れるようですが、、、崩落!!
木の根が朽ち落ちたのでしょうか、でも大丈夫、左手側から普通に回れます(*´ω`*)
上がってから見下ろすとなかなかに荒れた道、このご時世ですし余り利用される方もいらっしゃらないのでしょう
さぁ、結構ぐるりと回ってきたのかと思いきや全然で薬力社の手前から降りて薬力社の向こう側に戻って来ただけでしたw
こちらは奥村大神、そうなんです、こちらは狛馬さん
胸に写真があるのでモデル馬がいらっしゃるのでしょう
そしてやって来ました、眼力社さん!!
初めてのお山からこちらはとっても思い入れのあるところでして、初年は「幸福」、二年目は「氣」、と必ずこちらでカードを頂く事に決めているのです
2024年の豊富は 感謝と自立
もう「感謝」があると思い込んで来ていたので無い事に気づいてちょっとあたふたw 各種説明を読んでいたら、まさに! というカードを発見しました
それがこちら!! 吾唯知足のカードと何故か気になった黒玉赤玉、気になったのは赤でしたが直感を信じて黒玉をチョイス
『吾唯知足』 欲を捨て、今置かれている幸せに感謝して生きる
まさに新年の抱負にベストマッチ!!
この時の私はまだこの言葉がなんたるかに気づいてはいなかった
四ツ辻へ戻ってきたのは7:56、なんと一ノ峰からの半周で1時間近く掛かっていたのか?!Σ(゚д゚;)
そしてちょっと体力回復! に前日奈良で買っておいたこちらを朝食に、じゃん!! 鰻のわさび葉寿司!!
そうなんです、今回の巡拝は二日間とも移動と参拝でいっぱいいっぱいでして地のものが全然食べられないのでなんとか乗り換えのタイミングで買っておいたのです(*´ω`*)
ほんのりとしたピリリ感とわさびの香りが最高にうなぎの甘辛を引き立ててくれている、う~ん、絶品(*˘︶˘*)
ここから北側ルートで下山
実は年明け帰京時に豊川稲荷を参拝しようと思っていたのですが三賀日は終日恐ろしい程の行列だと知って諦めたのです、こちらで心からご挨拶
白龍、黒龍、そして紙垂で見えませんが白狐神霊でしょうか
三ツ辻から右(北側)のルートはとても多彩で趣があります
こちらは荒木神社
御祭神は荒木大神、荒玉大神、白砂大神となっていますがこちらなんと伝承によると711年初午の日に稲荷大神が稲荷山に鎮座された際に祀られた荒御魂だとされているのです
つまりは、稲荷山を参拝するならば外すことの出来ないスポット、ということになります
和御魂には感謝をお伝えして願い事は荒御魂へという考え方があるのですが、こちらには願いっを叶える口入稲荷大神がいらっしゃるようです
朝陽に照らされ優しく揺れ響く竹の音が素晴らしい
こちらは龍神様の御力宿る宝玉だそうです
稲荷山で石を見ると持ち上げたくなる人が多いかと思いますがこちらはおもかる石ではありません
ちなみにこの道の手前の方に大きく下駄のようなおもかる石があるのですが、今回は重いといえば重いけれど軽いといえば軽いというなんともな結果でした
おもかる石って毎回そんな感じなんですけど、じつはその下駄のようなおもかる石を初めて持ち上げた時、あまりにスッと軽く持ち上がって驚いたものです
直後、もう一度同じ事を念じて持ち上げるとくっそ重かったのでこりゃぁマジか!! って思ったものです、、、が、その時に念じあ事は叶わなかったので軽すぎてもダメだってことですかね(全ては自分次第です)
八霊社にあるこちらは腹の中からおみくじを引くど身守りの力石がいただけるというものですがまだ朝食前のようです
というわけで、、、五体満足心身充実で降りてきました!!
おっ、丁度授与所が開いてる!! いつも待っていると早めに開けてくださるもんね(*´ω`*) と思ったらピッタリ8:30で私の方が遅かったようですw
そしてジャン!!! 今年も頂きました、しるしの杉!!
というわけで冒頭にも書いたようにここ数ヶ月ずっと左太ももが痛かった(まだ痛い)し特に階段などを登る時は結構痛かったはずなのですがやっぱり不思議なことに稲荷山を登っていた間はほとんど痛みを感じることはありませんでした
やっぱり稲荷山は不思議だ。。。
この後ホテルまで戻り、30分ほど熱いお風呂で冷えきった体を温めてさらなる巡拝に出発したのである!!