どうも、ひのきですm(*_ _)m
通勤通学も少し落ち着いたのか久志伊奈太伎比咩神社から高校生や車がほとんど通らなくなった町を歩いていきます
静かな町にはツバメや鶯の歌が響き、桜は美しく素晴らしい長閑さは歩いているだけで気持ちが良い、ただふと気付くとごく普通に見える景色の中に不自然に傾いた家があったりして現実に引き戻される
と、、、?
これは絶対にやられた、よくあるナビの嫌がらせだろう?
そう、ここで突然のGoogleマップのナビあるある~
・ナビを信じて行くと建物の真裏でどこからも入れない
・ナビ通り歩いていくと農道
・商業施設でも無いのに敷地内を抜けろと指示される
というわけで巡拝をしているとこういう事が多発するのですがこの時もそうだと思いました、、、がとりあえずダメ元で進んでみると、、、ブロック塀の一部が空いている
こんなもんこの先が神社だと分かってなかったら絶対に進めないぜ?(そもそも余所者なんて来ない土地でしょうけど)
しかもよく見ると元々空けてあったんじゃなくてカッターかなんかで切って空けたでしょwって感じなのである
裏からお邪魔する事に抵抗の無い私(こうなったのはGoogleのせい)じゃなかったらここ入らないぜ?って思わず口にしながら失礼します、と中へ
最初のご挨拶は稲荷神社、入って来たのはこの写真の右奥ですからもはや裏参道とも言えませんがまぁ恐らくぐるっと回らなきゃいけないのを避ける為なんでしょうね
鳥居を経ずして境内に入ってしまいましたがあのブロック塀であってもしっかりと御神域を分けているんですね、参道でもない所から入ってさすがに少し恐縮する気持ちもあったのですがとっても心地の良い境内です
いつのことかは分かりませんがこちらは常磐町から遷座されたそうです、そして近付いて気づきましたが扉の両脇は開いているのではなく地震で歪んでしまい戻せないのか寝かせて一応の塞ぎにされているようです
隣には菅原神社、なんと小丸山城内に鎮座されていた前田家縁の神社だそうです、こちらも少し柵が壊れています
こちらは鍛治祖神社としか書かれていませんが御祭神は金山比古命でしょうか、明らかに歪んでしまっているのがわかりますね、覆屋だけでなく中のお社自体も傾いてしまっています
あぁ~ふっさふさのスギゴケですね(*´ω`*)大好きです
脇から失礼します!! こちらが御社殿!!
斜めに支え柱が見えますがこちらは傾いているわけではなく雪避け?を支えているのだと思います
いやー、素晴らしいですね!!
ただし周りは忙しく車がやって来てはまた出ていく慌ただしさ、なんかもうバンバン境内に車が停まって参拝するでもなくどこかへ行き、そしてすぐ出ていく
とはいえそんな様子も見えない裏手からずっと境内は温かな氣で満たされていてイライラしやすい私なのに微塵も嫌な気がせず、ただ純粋に 何事だろう? と感じていました
それでは御挨拶!! いやーーー素晴らしい御社殿ですね、ご挨拶している間にも背後は社殿前まで車が入って来てはどこかへ居なくなると言うことが続いていますがそんな事も気にならぬ穏やかさ
御祭神は大己貴命、そして素戔嗚命、奇稲田姫命、事代主命、住吉三神、建御名方命が祀られているそうです、そして扁額は氣多本宮
こちらは孝元天皇の代というので紀元前100年頃の創建とされており、こちらからの分霊が氣多大社となった為に氣多本宮と呼ばれるようになったそうです
いやいや、ほんとに勧請元なの? と思われがちですが実は分霊の方が大きく有名になって元が質素なまま残るというのはよくあることでございます
とはいえこの規模でしっかりと祀られ続けているのは嬉しいです
社殿左手、中央の空いた不思議な建物の中には謎の巨大な赤い輪
まるでスターゲイトのようですがこれはいったい...
ここでまた人が来たのでその向かった先を見ると、、、あぁ!! 幼稚園が併設されているんですね!! お父さんお母さんがお子さんを送りに来ていたんです!!
その瞬間、あぁ!! と温かさを感じていた理由が分かりました
お寺でも神社でも、幼稚園保育園が併設されているところって何か不思議な温かさを感じますよね、きっと神様仏様がお子さん達を見守っているからでしょう(*´ω`*)
いつも勝手にそう思い込んでいると考えていたのですが今回は幼保園が併設されている事に気づいていなくても温かさを感じていたのでこれまで感じてきたのも間違いじゃない気がします(*´ω`*)
こちらは何かがあった跡でしょうか
こちらは東参道...あっ!! そうか!!
裏の住宅地から幼保園へと通園するのにぐるーっと回るんじゃ遠いからあのブロック塀を空けて通れるようにしたんじゃないでしょうか(*´ω`*) 勝手な推理ですけどスッキリ♪
お水は出ていませんが巨大な水鉢です
奉納されたものでしょうか、何か気になった石
全て逆回りですがw 凄く立派な随神門です!!
左右にはしっかりと素晴らしい木造がいらっしゃいます
逆光と緑に紛れて見逃すところでした、神馬像!!
桜の家紋?! だれか崇敬篤かった武将だろうかと調べてみると特に高名な武将は出ませんでしたが 氣多大社の社紋 と出てきました
いやー、ほんとに心地よいなー(*´ω`*)
境内手前は橋になっています
大きくはありませんがこの太鼓橋は凄いですね
塞がれていますがカラーコーンが無かったとしてもちょっと登らないかなっていう弧の強さですね
そして暫く参道を進むと一の鳥居がありますが手前燈籠は二基とも倒れてしまっています
やはり燈籠系は途中の家々でも倒れているところが多かったです
さらに手前、こちらは社号標だったでしょうか
季節柄ということもあって緑や花々がほんっと美しい、っと、これは風で回転するやつ、、、かな?
というわけで、七尾二社の参拝を終えて次の町へ向かいます
いや、ほんとはもっと巡りたい神社や街があるのですが公共交通機関しか使えない私にはなかなかに時間との戦いだったりするわけでいつも厳選に厳選を重ね、何故かわからずともここは行かねば、と感じる所を選んでいます
今回も七尾とこの二社はどうしても行きたいところでした
ですが、想いと現実は違うものですね
どちらも凄く素晴らしかった、優しさや温かさを感じる事が出来てほんとに参拝出来て良かったと思うのですが、やはりというべきか、どこか The氏神様、地元の鎮守 といった雰囲気で除け者にはされていないけれど よー来たなぁ(*´ω`*) という感じでも無かったのが少し寂しいです
でも良いのです、、今回は特に、能登の人々をお守り頂いている神々へのご挨拶、そしてこの後も守り続けて頂きたい、少しでも笑顔を広げていただきたい、と願いに来たのですから(*´ω`*)
駅前へ戻ろうとすると踏切が閉じる、やけにゆっくりだな
かーんかーんかーんかーん プシュー かーんかーんかーんかーん
え、停まったで?
プシュー? え、切ったぞ??? まさか?!
運転士さんが反対側へと歩いていく、、、マジかw 線の入れ替えで普通に踏切ど真ん中に停めちまうんかいwww
もっと奥まで行って一旦踏切開けてから逆向きの準備して戻ってくるのは何度も見た事あるけど踏切塞ぐパターンは初めて見た( ˙꒳˙ )
良かった、バスの時間に余裕あって。。。w
おいうわけで、朝だけでしたけど七尾市、ありがとう!!
ちょっと見て回っただけでもとっても好きな町でした(*´ω`*)
と、予定より少し時間が出来たのでバスを待つ間あちこち覗き込んでいたらなんと改札の内側にも巨大なあの赤いスターゲイトがある!!! ここには説明があって青柏祭に出る曳山の車輪なんだって! でっかーーーっ!!!
残念だったのは駅前のパトリアが営業時間前だったのでお買い物が出来なかったとこだけど致し方無し(´・ω・`)
実はその裏のドン・キが8時からやっててもしかしたら能登土産が買えてたかもしれないと気付いたのはたった今この記事を書いている時なのであった
落ち着いたらきっとまた帰ってくるぜぃ(*´ω`*)
穴水まで電車で行けるし幼稚園くらいながらしっかり記憶に残ってる見附島もまた行きたいしね☆ d(˙꒳˙* )