日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

加賀一宮 白山本宮 白山比咩神社

 

 

どうも、ひのきですm(*_ _)m

 

いよいよその時がやってきました

 

白山本宮 白山比咩神社です
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個人的想いの籠った記事になりますm(*_ _)m

 

 

早朝夜明け前、ぐっすり眠れたお陰で予定通り起きることが出来ましてシャワーと珈琲でしっかり目を覚ましてチェックアウト

 

始発で西金沢駅まで来て新西金沢駅から北陸鉄道に乗ります!f:id:hinoki_kaonashi:20240426200329j:image

 

実は早朝(深夜?)から雨が降ってまして、西金沢ではやんでいたのですが車内でザーーーッという音がして窓の外を見るとかなり降っている、、、うん、やっぱダメだったか
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旅前から予報をチェックしてまして、当初は二日目、三日目が雨予報だったのが近くなって二日目だけに、そして曇りにまでなったのですが直前にやはり傘マークになってしまっていたので覚悟はしていました

 

実は私ガッツリ晴れ男でして、これまで幾度となく旅行などに行って来ましたが雨に振られた記憶というのが超雨男との旅以外ではほとんど記憶にありません

 

降ったとしてもその時だけザッと降ってすぐに止むとか5日間も沖縄の離島に居てその中の一日だけ降ってあとは快晴と言ったなんら影響の無いパターンが僅か程度なのです

 

大切な白山さんへのご挨拶の日が雨とは、、、と少し思ったのは事実ですが、逆にだからこそかもしれないしなんならその雨すら吹き飛ばす我が力が?!なんて軽くも考えておりました

 

って、ほら、いきなり止んで明るく(*´ω`*)←山の天気
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そして到着!! 鶴来!! カクライ?と思ったらツルギです
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なんと乗ってきた北陸鉄道は旧井の頭線3000系!! 懐かし~! 何気に井の頭線の古い車両って各地で使われてるから思わぬ旅先で出会うと嬉しくなります(*´ω`*)

 

そして雨も止んでいる!! そして桜が美しい(*´ω`*)サスガハレオトコ

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そう、普通の人は駅前からバスに乗るのでしょうけれど私は歩きます、こんな素敵なところ、歩かずにいられますかっ!!

 

川面を流れる桜花
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とっても美しい八重桜も空が白いからこそ色が良く見える
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はー、、、最高だ\(^o^)/

 

うおー、凄い雲だ!!
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満喫していると、、、ポツッ、ポツッ、ポタポタポタッ
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あちゃー、また降ってきたか、、、と思ったら結構な土砂降りw

 

ほら、普通に空撮ってこんな写り方すろ凄くない?www
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そうなんですよ、腹が決まっていたからこそこの状況も楽しむことが出来ました

 

と言っても途中アンニュイになった時間が僅かにありました

 

大事な旅で雨に降られた経験に乏しいからこそ、そして何よりもこの白山で降られた事で歓迎されていないのかな、とか、そもそもこうして神社巡りしているけどそれが一体何になるんだろうか、とか

 

でも、こうして白山を歩けることがどれだけ恵まれていることか、普段降らないのに天からの雨、つまり天(あめ)を頂けるなんてどれだけ恵まれていることか

 

少し鬱になったのは恐らく5分ほどだったでしょうか

 

だって雨が降っていたってこんなにも美しい場所なんです、こんなにも素敵な氣に包まれているんです、いや、雨が降っているからこそなんです
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そして古宮公園に到着
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すると、、、雨が止んできた!!
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こちらは白山比咩神社の旧御鎮座地です
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こちらには手取川の水戸神として速秋津比子・速秋津比売が祀られています
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いろいろ、いろいろありました

 

私の人生初神社となったお宮参りは八柱が祀られる八幡宮で菊理媛様もいらっしゃいました、1歳にならない頃からずーっと見守ってくださっていた氏神様は白山社で菊理媛様でした、東京に出てからは近くに白山社が無かったので暫くご縁はありませんでしたが神社巡りを初めてからお会い出来ると凄く嬉しかった、帰省すると思い出の白山社へご挨拶に行きました

 

その総本宮にこれからご挨拶出来る、そしてその前に手取川の前で速秋津比子・比売様に清めて頂ける、その感謝を込めてご挨拶しました

 

はーーーっ、と空を見上げると横顔に何かが射し込んできた、太陽だ、太陽が出てきた(´;ω;`)
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なんと美しいことでしょうか、胸に刺さります
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目の前は旧加賀一の宮駅、2009年までは北陸鉄道白山線の終点がここだったそうです

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すーーー、、、はーーー、、、

 

あぁ、、、あぁ、、、あぁ、、、来たぞ、来てしまったぞ!!
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やっぱり、、、やっぱり!! 雨のお陰で水音強く、草木の香り強く、そして濃密な氣!! とんでもなく素晴らしい
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こちらが琵琶滝ですね、もう間近から降り注ぐ癒しの音に心身の深くまで浄化されていく、、、暫し立ち尽くしてしまいました
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全てが美しい
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手水舎を前にまた雨が落ち始めましたがもはや気にもなりません
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手水舎と二の鳥居
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とっても清らかなお水で手口を清める、、、あれ?冷たいはずなのになんで温かいんだろう???と思ったら水が冷たいのにそれ以上に手が温かい事に気付いた
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あれ? 旅の荷物を全て背負って歩いて来たから全く寒くはなかったけれどゆくりじっくり歩いた参道でクールダウンされていたし早朝に雨も降って肌寒いくらいのはずなのに、しかも掌だけがやたらと温かい

 

ということに気付いて手をじーっと見たまさにその時だった

 

バラッ、バララッ、ザァァァァァッ
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背景に木々があるのでちょっと分かりづらいですね、もう駅から歩いていた時の比ではないこの日一番の土砂降りが突然始まりました

 

これがピッタリと屋根のある手水舎に居る時っていう所がなんとも有難いじゃないですか、きっともう少し待っていなさい、ということでしょう

 

僅か10分で止みまして、二の鳥居!!

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実は手水舎近くまで来た時、上の方から落ち葉を飛ばすブロワーの音が響いていたんです、朝のお掃除ですねありがたい、と思っていたのですがその音は凄い雨の間もずっと続いて二の鳥居方面から手水舎の上を通って移動していました

 

雨がやんだ時にはその音はどこからも聞こえなくなっており、石段を上がってからもお掃除されていた方の姿は見えず、少し待っていなさいと雨が降ったのはそういうことでもあったのだろうか、と思いたくなるほどにピンポイントなタイミングでした

 

そして正面に鎮座されているのが荒御前神社です
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先に本殿へ、、、と思ったのですが先にご挨拶しなければならないと感じちょっと先に調べてみました

 

何故だろう、その時にすぐ出てきたのは 白山比咩大神の荒御魂が祀られるとされていましたが公式では日本武尊とされる荒御前大神と日吉大神、高日大神、五味島大神の四柱が祀られると書かれています

 

神前に立つと スーッ と空に抜けるようで、ご挨拶しているとポツポツと雨粒が落ちてきましたがストンと落ち着き、そこで初めて自分がまだ緊張していた事に気付きました

 

確かにあんなに清らかな参道を歩いていても少し緊張していた、そして手水舎での雨宿りで落ち着いた気がしていたのですが二の鳥居へ向かった所からまた少し固くなっていたんですね

 

すーーー...はーーーっ...うん、よしf:id:hinoki_kaonashi:20240427175721j:image

 

と神門を潜る、、、あぁ、美しい
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と、ポツポツだった雨が急に強くなる、また屋根の下に居る時だ

 

土砂降りではないものの普通にしっかり降っている、少し待つかぁ、と社殿を眺め、空を見上げ、、、ん? .........そうか!

 

個人的な事なのでみなまでは書きませんが、いろいろと、いろいろと胸に想いが詰まっておりました、日々思い悩み、解きほぐしてはまた悩む、それを繰り返して来ました、それはひとつの問題だけではなく自分自身の全てについて、過去、現在、未来

 

別に菊理姫様に何かをお願いに来たわけではありませんし導いて頂くつもりもありません、ましてや悩みを話に来たわけでもありません、ただ、感謝を伝えに来ました

 

今までずっと見守ってくださった事、何があろうとこうして健康で恵まれた日々を送れていること、そしてこうしてご挨拶に来られた事

 

晴れ男としていつも好天に恵まれて来た私がこの日に限って雨を降らせてくださった事の意味、そう、ふと様々な想いが胸に、頭にある時だった

 

そう、この雨は潜るべき雨、この身に受けるべき雨

 

姿勢を但し、ゆっくりと、ゆっくりと天からの雨を身に受けながら狛犬さん達へ挨拶し、空へ感謝し、そして拝殿へ

 

荘厳な御社殿でありながらとっても優しい、ククリヒメ様のお声は聞こえない、風も無い、ただ静かな雨音だけが響く静寂の中で心からの感謝をお伝え出来ました

 

ちょっとだけ泣きました

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うん、来て良かった、ホテルを出た時からここまでがずっと、このご挨拶の為の参道だったんだなぁ

 

能登支援の募金を入れ、おみくじを引く、吉、むやみに我が身を卑下して上下貴賤なという区別をする必要はない、、、冒頭からど真ん中のお言葉を頂いた、まさにそれだった

 

いろいろあった中でこの一年を 感謝の年 とした矢先に頂いた言葉が我唯足知、まさに!と受け止めたところで今度は我を知れば知るほどになんと我が至らぬことかと自虐の念に包まれ、感謝よりも謝罪の心へと偏ってしまったのである

 

それではいけない、それこそを乗り越えなければ、と日々過ごして徐々に減ってはいたものの、それでもやはり元から自虐性質な私はその念を拭いきることが出来ずに苦しんでいた

 

この参拝での雨とおみくじは、それをしっかりと乗り越えた先に道があると言うことを、頭では分かっていたけれど、分かっていてもなかなか贖えなかった部分と戦う勇気をくれたんだ

 

感謝、感謝、感謝、、、そして雨はやんだ

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素敵な笑顔で迎えてくれた狛犬さん達、ありがとう
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境内右奥です、囲われている所は井戸の跡でしょうか
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 荒御前神社横には磐持石、いわゆる力石ですね
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こちらは白山山頂にあったという方位盤
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霊峯白山は日本三大霊山とされているのだそうです、白山本宮のある御前峯に白山比咩大神、別山大山祇命、大汝峯に大国主命が祀られています
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そういえば伊邪那岐伊邪那美は山ではなく御社殿に祀られているんですね、そしてここ白山比咩神社は紀元前50年前後の頃に建てられた奥宮の遥拝所だったんですね

 

本殿でご挨拶するのも奥宮への遥拝になるかと思いますが、こちらに遥拝所があり、それぞれの大岩が白山を象っています
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その裏手の方へ進むと少し下がった通路に空母加賀と護衛艦かがの碑が建っています
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軍艦、護衛艦の館内には神棚があり、艦名に因んだ値の氏神様が祀られています、かが には白山比咩大神様が祀られているんですね

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そして何も無い方に見える参集殿の裏手へ回り込んでいくと禊場があります
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ずいぶんと綺麗だな?と思ったら2006年に造営されたそうですが物凄く清浄な氣に満ちています、まるで山々からの氣がここに集まっているような、、、やはり白山からのお水には凄く力があるのでしょう、お社は水神様ですね、下からご挨拶

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こちらでは有料ですが申し込めば一般の人でも禊体験が出来るそうです、いやーこれはちょっと興味ありますね(*´ω`*) 白山伏流水ですから真夏でも凄く冷たそうです

 

初めて知ったのがどちらの神社かお寺だったか忘れてしまいましたが、なんじゃもんじゃの木は 一葉たご というらしく検索でしか見た事はないのですが大木が満開になると物凄い美しさです
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と、脇に道があってお社前までご挨拶することが出来ました、御祭神は書かれていませんが恐らく祓戸大神かと思われます
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物凄く心落ち着きます(*´ω`*)

 

そしてこちらが住吉社、ククリヒメに何かお話されたイザナギが黄泉の国から戻って禊をした際に生まれた三神が祀られています
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こちらは南参道の鳥居です
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こちらの手水舎もまた素晴らしい
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水鉢が亀岩だそうですが亀に見えるような見えないような、でも素晴らしい岩なのには違いない
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私はこのお水の滴り方が凄く好きです(*´ω`*)
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しっかり説明読まないもんだから これが亀岩? なんて上の岩の写真なんか撮っちゃったりしている私
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社殿前へ戻ってきました、清め砂がありました
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ピンときた一粒だけ頂きましたので用途は違うけれどお守りにします(*´ω`*) ←こんな時代なので一応指紋を消してみたらなんか少し気持ち悪いですねw
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おっと、神門内側の並び神馬さんがいらっしゃいました、端だったので全然気付いてなくてごめんなさい、っていうか良く気付けたなぁ(*´ω`*)
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昭和天皇が手植えされた杉から植樹された御神木
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まだ8時半前と早かったのですが御札と御守りを頂く事が出来ました(*´ω`*)

 

すると雨が落ち始める、あぁ、やっぱりそういうタイミングなんだ

 

社殿奥から太鼓の音が聞こえてきた、朝の祝詞奏上でしょうか、ただ聞こえてくる太鼓の音色は今まで聞いた事のないリズムで祝詞の声は聞こえませんでした
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雨宿りしつつ暫く太鼓の音を聴かせていただきました

 

すぐに弱くなったのでもう一度深く感謝をして先へ進む、そのまま雨はやみ空はどんどん晴れていくのであった、いや凄いな

 

この特に何も無いような道ですが左手には瓦が、そしてこの右手
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竹筒から流れるお水、そして左手には屋根、恐らくその下は井戸、こちらは説明が無いのでわかりませんが物凄く居心地が良いです
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動画切り抜きで分かりづらいとは思いますが、何かの実ですかね、落ちる水に捕まってくるくるくるくるずーっと回転していて傍目に見たら あいつあんなとこしゃがみ込んでなにしとんじゃ 状態ですが幸いな事に誰も通らないので存分に癒しを頂きましたw
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こちらは北参道側の手水舎、駐車場は表参道にもあるのですがほとんどの方がこちらからいらっしゃるのでしょう、大きな水盤に花手水が美しい、でも私は表と北の手水舎が好きです(*´ω`*)
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鉱物が好きなのでこういうの大好きです(*´ω`*)
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そして手水舎の裏の方へいくと白山霊水の汲み場があります
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一応、飲用する場合は煮沸するよう書かれていたので少しだけ口に含んでみましたが、、、うん、清らか(*´ω`*)  こちらは事前に知っていたので初日に持ってきて飲んだお水のペットボトルに頂きました(*´ω`*)

 

 

加熱してそのままやお茶、珈琲を煎れて飲んだらとっても美味しかったので探したところ、お取り寄せが出来る 霊峰 白山の水 を発見、白山裾野の手取川流域で地下75mの深井戸から組み上げ濾過されたお水だそうです

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霊山や銘水地のお水はペットボトルで製品化されて売られている事が多いのですが白山のお水はなかなか無くてこちらと白山水流という商品くらいでしょうか、後者はふるさと納税の返礼品でした(検索に白山命水というのも出てきますがそちらは鳥取のお水です)

 

普段は富士山のお水を日常用&非常用として愛飲常備しているのですがこの白山の水は口当たりがとても優しく身体にスーッと染み渡って気に入りました(*´ω`*)  人体の50~60%はお水ですから身体が喜ぶお水を摂るよう心がけています(それ以外が不摂生になりがちなのでw)

 

 

霊水の奥には白光苑という庭園がありましたがまだ9時前だったので開いておらず、先もあるのでこちらは次ですね(*´ω`*)
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そしてこちらが北参道鳥居、ありがとうございましっ、、、ん?
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お社がある?! しかもこんな目立たない場所に?
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と思ったらこちら、觸穢の社というのがあるんですね!! いや、これは良い!! 凄く良い!! 物凄く良い!!

 

神道においては古来より死や血は穢れとされており該当する物は神聖な境内に立ち入ることを許されなかったという、その為に 月のもの のある女性は特に神様へご挨拶したいのに凄い制限を受けてしまうことになる

 

現代ではその辺が優しくなっており 大丈夫ですよ という神社さんも増えたようですが、こちら側として 今どきそんなの古~い と無視するのはまた話が違う

 

怒られるかもしれませんが、私個人としてはそもそも神様と繋がることの出来る巫女は女性であり、女性であれば月のものは必ずあったわけで(何かしらで止めていたのかもしれませんが…)、それを穢れとすれば、じゃぁ大切な神事とそれが被った場合は神事を取りやめてたんですか? 延期してたですか? 大切な神事なのに該当しない別の巫女に代わらせてたんですか?! って思うわけです(そうだったのかもしれませんが…)

 

私はなんでもかんでも現在の尺度で測り時代で異なる価値観を過去にまで押し付けるのは絶対におかしいと思っているので昔は昔今は今で良いとは思っているのですが、それにしても巫女だって女性だしそもそも御祭神が女神でいらっしゃったらその辺りには凄いご理解があると思うんですよね(´・ω・`)

 

ちょっと重くて祝詞がスムーズにあげられなくても、大丈夫よ、気にしないで って(*´ω`*)

 

実際どうなんでしょうね、そういう風習って女性祭祀王の時代からのものなのでしょうか、それとも次第に祭祀王よりも統治王が力を持ってからのものなのでしょうか

 

ってなんでそんな熱くそんな話をしとんじゃいって感じですので戻しますと、觸穢の社があることで喪や月のものに当たる人でも必要な時に参拝が出来る、超素晴らしいってことですよ!! さすが禊の女神祀られし神社!!

 

他の神社さんもみんな、ほんっと、觸穢社を祀ってくださったら良いんです!!

 

...あ!? もしかして、、、そっか、昔はきっと大切な神社や祭祀王がいらっしゃる館に觸穢社があったのかもしれませんね

 

参拝が広く一般へと門戸が引かれると、一般のおみゃーらはそういう時期を避けやーせ、って事なのかもしれませんね

 

 

うん、やっぱり、やっぱりククリヒメ様はお姉ちゃんだった、凄く色々な事を教えてくださった、また参拝したい、その時は奥宮が難しくてもケーブルで上までは行きたい(*´ω`*)

 

実はケーブルが定休日で上まで行けないのは分かっていたのですが初日や三日目を白山さんにしてしまうと能登の巡拝が思うようにいかなくなってしまう、ということでの選択でした

 

結果、白山さん以外では大快晴に恵まれ、大切な白山さんでだけ天に恵まれるという最高の参拝となったわけですが(*´ω`*)

 

いやー、初日がほんっと特別な事がほぼ(全く)無かったので、いや、いつも言い訳じみて(じみるどころか言い訳ですがw)何も無くても参拝は素晴らしい、何かを求めているわけではない、と言っていますしそれはそれで本心なのですが、やっぱり本当に何も無いと寂しいのは事実なんですw

 

そして大きな神社や大切な時、想い入れのある神社であればあるほど何も無い事が多いのでその最上位クラスである白山さんでは、、、と覚悟していたのですが蓋を開けてみれば凄かった、凄すぎた、、、ほんと、感謝

 

そういえば、、、いつも裏参道に案内される私ですが今回は正面参道から参拝出来ました、じつは最初にルートを考えた時は駅から近い金劔宮を先に参拝すれば神札を頂く時間にちょうど良くなると考えていました

 

もしそのままだったら確実に金劔宮で土砂降りに晒され白山神社さんでは晴れているけど人が増えさらに駐車場側から参拝になっていたので素晴らしい参道の雰囲気も全く違っていたでしょう

 

元宮を知り川沿いルートに変更したことが決め手でした(*^^*)

 

 

白山比咩大神についての考察は次の記事にて(。-_-。)b

 

ちなみにこれから考えながら調べながら書くのでどうなるか分かっていませんが、まず間違い無く 謎は解けない と思いますw

 

私なんかで解けるならば様々な研究者さんが調べてきているのに 謎の神 のままであるわけがないですからねー(・ε・` )