日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

川濯尊大明神 ~ 白山さま・川濯様考察

 

 

どうも、ひのきですm(*_ _)m

 

さて、表参道をもう一度通りたい気はするけれどそちらへ降りると金劔宮へ向かうのにまたぐぁっと登らなければならないし、折角だから通っていない北参道から下るかな、と思ったところでこちら
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なになに? 川濯尊大権現? なるほど、山岳信仰の名残りかな?

 

そう、松任白山姫神社のご由緒を調べたのは記事を書く時の事でこの時はまだ 川濯尊大明神 を全く知らなかったのである

 

大切な白山さんですから全く時間を見ることもなくゆっくり参拝しましたが、この後は移動して参拝予定がたくさんあるので時間は早いにこしたことはない

 

ということで手前から一礼だけして通り過ぎることにしました

 

お、大きなしっかりとした由緒版ですね

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チラッと読んでみたけれど山岳信仰でもなく神仏習合の名残りという感じですかね、うん

 

さて、金劔宮へ...あれ?  なんで私は先へ進まないんだろう?

 

あっ、こういう時ってアレな時だ( ゚д゚)  とりあえず社殿前で一礼させていただくかな?

 

と社殿前へ進むと、、、うわぁ、なんと素晴らしいんだろう
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写真で伝わりますでしょうか、社殿ではなく前が開かれた質素な覆屋はとても綺麗にされていて色とりどりの千羽鶴も最初は目に入らぬほど、全体がとても輝いて美しく見えたのです

 

吸い込まれるように前へ進みました

 

石に彫られていお姿が川濯尊なのでしょうか、とっても優しい女性のように見えます

 

そしてなんだこの優しさと穏やかさと慈しみに満ちた氣は...動けない、というよりここに居たい、そう感じて自然と膝を付きました

 

スーッと洗われていくような、いやいや、今ここまででどれだけ洗われたかというほどだし心身満ちた状態だったのにまだ洗う部分があるのかってくらいに洗い流されていく

 

ただ感じるのは、有り難さ

 

なんか、、、なんか、凄いな...一礼だけで通り過ぎるなんてとんでもない、ご挨拶せずしてなんとするというレベルである

 

気を抜くと魂が抜けたようにボーッとしてしまうほどに居心地が良い、ご挨拶させて頂けた事に感謝してふと目の前を見ると三枚の紙が置かれていた

 

一枚は表にあったのと同じカワスソサマのご由緒

 

もう一枚は五進反省というもの
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調べてみると石川洋さんという方の言葉だそうです

 

確かに感謝を心がけてからは辛さが減っている気がする

 

苦しさが消えないのは甘えてるからです、はい、、、

 

理解しているつもりで理解出来ていないから悲しむことになるんだなぁ、、、ごめんなさい

 

心配はあまりないけど懸命に生きることも出来ていない気がする、つまり懸命じゃ無さすぎて逆に心配が無いということかもしれない、それはそれで問題だな

 

うん、裸になれる相手(状況)ってほんと、無いものだもの、、、それだけの相手なんてそうそう居ないしそれ以外で裸になるつもりもない、、、あ、それが行けないのか

 

そしてもう一枚はとあるお寺住職の奥様のお言葉だそうです(ちゃんと調べてらっしゃる方がいてほんと凄い)
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ちょうど良い、、、うん、なるほど、これぞ我唯足知ですがそれはそれで言葉が少ないが故に実際を掴むのにとても大変で、こちらのことばは逆に細かいが故に読めば読むほど自身を卑下する材料になる!!

 

でもこの時そうならず綺麗に受け取れたのは後半の 卑下する要もない という言葉に加えて先程のおみくじがあったからだろう

 

ちょっとここの一連の流れはびっくりするほどに組み立てられていてとても偶然とは思えないほど全てのピースがピッタリっと当てはまっていた

 

いや、凄いな、、、白山凄いな、、、ククリヒメさん、凄いな、、、

 

 

で、カワスソサマっていったい、、、ということになるわけです

 

 

ここからは松任白山姫神社で調べた事を含めて白山比咩大神と川濯尊について考えていきたいと思います

 

 

まず荒御前神社についてですが社の説明では四柱とされ荒御前大神としか書かれていないのですが白山比咩神社HPの荒御前社常例祭の説明では神功皇后三韓征伐を守護した日本武尊の神霊が祀られていると書かれています

 

あれ? そんな話あったっけ?と思ったらそもそも神功皇后の夫である仲哀天皇日本武尊の次男だとされていたんですね、いやー調べたこともあった気はしますが情報が積み重なりすぎて全然覚えきていませんね(>_<)

 

公式の荒御前神社の頁には境内摂社 ※本社の祭神と縁故の深い神を祀った神社、と書かれていますが菊理媛命とどのような関係にあるのだろうか...?

 

深読みすると、摂社末社とは知らない人には違いの分からない言葉ですがそれをページに記載してくださる神社さんは実はほとんど無い、、、わざわざそれを明記するというのは何か隠された意味があるのではないか、という都市伝説的考え方も出来てしまいますw

 

さて、ヤマトタケル景行天皇の子で仲哀天皇の父、母はハリマノイナビノオオイラツヒメとされており治定されている陵もある事から実在とされますがさすがにククリヒメの正体とは思えません、となると縁故とは...

 

 

他三柱についても調べてみよう、山王権現ともされる日吉大神は大山咋神を中心としてその境内に祀られる神々を総じているようで、高日大神と五味島大神については権現繋がりかとも思ったのですが全く情報が得られませんでした

 

もう少し調べると、そもそもの神としては御前神と荒御前神とがいらっしゃってその名の通り荒御前神には荒々しさがあるということで形的には和御魂荒御魂という関係性な気がします

 

白山さんでは日本武尊とされていますが住吉さんでは住吉大神の荒御魂だともされているようで、ニギミタマアラミタマの関係性から白山比咩の荒御魂であるという説が生まれているのかもしれません

 

うーん、難しい

 

そういえば住吉さんは白山比咩神社の禊場の上に祀られています、そして住吉さんといえば神功皇后とも繋がるといえば繋がる? ...いや、やっぱりそれではちょっと弱いなぁ

 

ここで一度、神社そのものの歴史に立ち返ってみよう

 

717年の開山よりも古くから祀られており、紀元前91年に舟岡山を まつりのにわ として祭祀が始まったとされている、北参道を下って行くと真正面にある山で剱城ともされる舟岡城もあったそうで平安期には既に城としての機能を有していたと書かれています
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舟岡山!? いや、名前に関しては京に因んだ可能性もあるか

 

山岳信仰の場においては元々山自体を御神体とした古来祭祀が行われており、後に神道の神が祀られたり権現信仰が持ち込まれた後に廃仏毀釈神道の神となったと考えています

 

山には男神がおり川に女神がいる、激しい噴火をした山には水を司る女神の力でその噴火を沈めようとしたと勝手に考えているのですが、白山の歴史を調べると5000年前に山体崩壊を起こすほどの噴火があったようですが有史以降にはそれほど大きな噴火は無いようです

 

いろいろと調べてみると、泰澄大師の前に十一面観音の垂迹 九頭龍が現れ、伊弉冉の化身 白山妙理大菩薩 と名乗ったとされており当初はイザナミが御祭神だったとされています

 

ぉお?! 逆!?Σ(゚д゚;)

 

併せてイザナギ、ククリヒメが祀られるようになり、やがてククリヒメが中心として祀られるようになっていった、、、そうなのか?!

 

であればなぜククリヒメが主祭神になったのか、勝手に妄想してしっくりきたのはこうです

 

喧嘩の仲裁をしたと考えられるククリヒメは二人の仲を仲裁した括り神とされていますが実は随所で複数説が書かれる日本書紀の主説にはイザナギイザナミに向かい合って縁切りの呪言をはっきりと唱えたと書かれているのです

 

ククリヒメが登場する説ではイザナギが耳打ちされたその言葉は謎とされていますが、主節と併せて考えるとそれは縁切りの呪言や書き記す事の出来ない禁句、または完全に縁を断ち切る禊の方法だったと考えられています

 

これがククリヒメは縁切りの神様でもあった?! とされる所以で、ククルは縁を括るのではなく締め括るだとされており、黄泉の世界にも足を踏み入れることが出来て禊をさせることの出来る存在、つまりイタコやシャーマンだと捉えられています

 

 

ここについてはショックを受ける方もいらっしゃるかもしれませんが私にとっては極自然な事でして、物事には二面性があるもの、和御魂荒御魂、比古比売、陰と陽、陽と陰、一方が無ければもう一方もなりたたないのです

 

特にこの話においては確かに縁切りの話としてスポットが当たりがちですがそもそも、黄泉の国へ行ってしまった、つまり亡くなってしまった最愛の妻に後ろ髪を引かれそちら側まで足を踏み入れてしまったイザナギがしっかりと想いを断ち切って現世へ戻ってくるという話です、戻って来なければその後の三貴神を初めとする重要な神々は生まれなかったでしょう

 

では縁結びとは嘘なのかというと必ずしもそうではなく、喧嘩を止め戻る方法を教えただけで縁を切らせたのではなく取り持ったと考える事が出来るのです

 

つまり、日本三大霊山のひとつともされるイザナミ宿る白山は黄泉の国、そこで過酷な修業をした者はイザナギのように現世へ戻って禊を終えなければならない、ククリヒメの手助けが重要だったために主祭神となっていったと考える事が出来るのではないでしょうか

 

 

そうか、だから全国の白山社では主祭神がククリヒメかイザナミの二通りがあるんですねー!!

 

結局のところ、ククリヒメの正体は全くわかりませんがw 凄く勝手な解釈ながら凄くスッキリした気がします(*´ω`*)

 

 

さて、白山比咩神社について調べると様々な説や都市伝説が出てきました、こんなにあったんですねー

 

泰澄大師はまず舟岡山の窟で、続いて手取川の淵で修業していると白馬に乗った白山比咩大神に山頂へ来るように言われる、頂上の窟で修業していると恐ろしい姿の九頭龍が現れ、真の姿をお見せくださるよう願うと十一面観音に変わったため、そのお姿を木造に刻み奥宮とされたそうです

 

...龍...九頭龍...白山の九頭龍...白龍...白龍!! 名古屋(愛知)は全国でも一番白山社の多い地域です、そしてびっくりするほど多くの神社に龍神様が祀られており、そのほとんどが白龍なのですが、つまりそういう事なのかもしれませんね

 

また白山には菊仙女の伝説があり、何を問うても何も分からぬほど長く生きたという仙女が去り際に薬にするよう伝え植えていった菊が万病に効き、それを利用しようとした悪い坊主が現れると全て枯れてしまったといいます、これが括理姫から菊理姫になった由来だったらちょっと面白いですね

 

 

あとは伝承伝説とは違い都市伝説やスピリチュアルでしたが今回の自己体験の後で面白く感じるものがいくつかありました

 

雲も神様のサインとして有名ですが、白山では龍にまつわる不思議な雲が現れるといいます、、、不思議な雲といえば鶴来駅から歩いている途中で気になったこちらでしょうか、これは思わず凄い、、、と目が釘付けになりました
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あとは古宮公園から撮った手取川と主殿前ですね
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いや、いずれも凄いんですがこの日の天候を考えると雲が特徴的になって当然ですし龍神様だ!と思い込めるほどでもないような気がします、、、っていうか、それ以前の問題ですよ!!

 

 

龍の街 名古屋(そうなのだろうかw)で生まれ育った私、またずっと氏神様だった白山社の例大祭は私の誕生日と翌日だったのですがその名が 龍神祭 でした、いや、そういう記憶だったのですがどう調べても龍神祭というのが存在していない事になっているんです、何年も何年もそんな思い違いします? しかもそう書かれた立て看板の記憶まであるんですよ

 

ただね、、、龍神様といえば水や雨のお力強く、龍神様に好かれ守護していただいている人は雨男雨女が多く大事な時ほど雨が降ると言われています

 

私、、、凄い晴れ男でリアルタイム予報が雨なのに晴れていたりもするほど、そして大事な時であればあるほど雨が降らない、一番凄かった沖縄旅行の時などは4泊5日で出発の前日まで台風、滞在時は一時のスコールが一二度あっただけで快晴、私が内地に戻った翌日からまた台風という感じでした

 

それだけに、参拝時だけ雨が降りそれ以外は晴れるというのは今回が二度目というレアさでそのタイミングも移動や参拝、荷物にも時間にも全く影響しなかったというから有難いことこの上ない、これは白山さまと白龍様からのおしるしだったのでしょうか(*´ω`*)

 

龍神様大好きなのに、水とは凄く相性が良いと思っているのに私は龍神様に好かれていない、、、と少し残念な気持ちでしたが、大事な時にはちゃんと来てくださる、っていうか龍神様全部が水というわけではないか!! と向きに考えてみる(*´ω`*)

 

ちなみに最初の一回は宮崎の青島神社ですね、確かに空港に着いた時からぐずぐずした天気ではありましたが神社前の弁天橋手前に着くと突然のバケツ雨、さらに台風クラスの暴風、傘も諦め橋を渡ると突然暴風は止まり雨も止む、凄かった雨のお陰で島全体に霞が掛かったようで物凄く幻想的な雰囲気、参拝を全て終えると急に太陽が出て雲ひとつない青空になった、という凄さでした

 

いやー、決して嫌いではないのですが移動や参拝に影響の出る雨は困ってしまいますが、今回のように物凄く優しい、でも激しい雨は凄く有難いですね

 

あとは参拝時に人が居なくなる、というものですがこれもどこの神社でも共通するものですね、今回は雨のせいだけでなく時間的に早かったこともあって確かに参道では全くの無人、本殿前ではさすがに人も居ましたが私が参拝する時は誰も近付かず、その後もお勤めを聞いたり思いを胸に抱いている時には全く人が来ず離れる時にやって来るというタイミングの良さはありました、偶然として片付けられる内容ですが敢えて言うならばその都度の雨が私をひとりにしてくれていた気がします

 

 

さて、ありがちだけど根拠に乏しい心霊話は無視して、ククリヒメは凄く厳しいというものがありました

 

上述のような理由に加えておみくじが凄い辛口だと有名らしいのですが逆で凄く優しかったけど???と検索してみるとどうもおみくじの形式が違う、一応私が引いたものも 白山さんのおみくじ と書かれた独自のものでしたがもしかしたら授与所で別に頂くものなのかいつかどこかで変わっているのかもしれませんね

 

私としては、悲しい気持ちになっても良いからおみくじでは出来るだけ厳しいお言葉を頂きたいです、特に今回はそんな話も知らないままに厳しく厳しくお言葉をください、って引いたのに凄く優しくて逆に胸に刺さったのですが

 

...と、ツラツラと書いてきましたが大事な所を忘れちゃいけません←まーだ続くんかい!!

 

そう、川濯尊大明神、カワスソサマです

 

松任白山姫神社ではまだその御名を知らず、白山さまで初めて目にしたお名前でしたが今考えるとお社前で感じたあの時が止まったような全て包み込まれるような慈しみの優しさはとてもよく似ていました

 

カワスソサマもまた謎多き存在なのでそれこそ都市伝説のような話しか出て来なかったのですが、どうも瀬織津姫である、とされることが多いようです

 

その根拠が説得力と共に示されている説は無く、まぁただ川で濯ぐ、つまり祓いの神と考えられますからそうだと言われればそうな気もしますが瀧川神社や佐久奈度神社、小野神社で感じた雰囲気と似ているかと言われるとまたそれはそれで違う気がします←同じが違うか分かるような能力は無い

 

しかも、ククリヒメとセオリツヒメが同じ神だとされている方も結構いらっしゃる、ただどの方もその理由考察は全くされておらず 降りてきた そうおっしゃった ピンときた としか書かれていませんでしたので残念ながら見れない聞けない私には同調する事が出来ず

 

早川の瀬に坐し罪穢れを大海原へと流してくださる瀬織津姫様ですから手取川に祀られていてもおかしくない、松任白山姫神社のカワスソサマも川の中から見付かっている、でも古宮公園には速秋津姫が祀られていた

 

祓戸四神は全て祓い清めの神で川、河口、海、底と役割分担をして穢れを消してくださる神、、、つまり実際はひと柱の神でそれぞれのポイントにより名前をつけている可能性はありますね

 

祓戸四神はイザナギイザナミから生まれているとされることもありますがそれは禊の歳に生まれた神々が祓戸神と呼ばれることからの混同でしょう、つまり大祓詞にしか出てこない謎の存在なのです

 

さらに検索していると北海道に川濯神社がありました、そちらでは木花咲耶姫が御祭神とされていますが読み方が かわすそ というのは同じ、そしてさらに研究された資料も見つかりました

 

カワスソ様と呼ばれる河川での祭祀形態は滋賀、福井、石川に多くそれが北海道の一部に渡ったと思われる、基本的にはほとんどが尊、明神のまま祀られているが神社としての御祭神としては祓戸大神住吉三神神功皇后とされているのが多いそうです

 

山岳信仰とは違って川と禊の神様だったんですね

 

おっと、、、ここで神功皇后が出てきましたね、白山さんとの関連はやっぱりわりませんが女神としての人気が関係しているかもしれませんね

 

さらに京都、鳥取、兵庫、岡山にもカワスソ神信仰があるそうで何かのライン的なものがあるのでしょうか、もっと調べるとあまり有名ではないにしても各地に祀られてそうですね

 

下半身の病に効くというのは(どこの地域が発祥かはわかりかねる)最初に川から見つかったのが下半身が腐ってしまった木造だったこ斗に由来すると言います、仏像が病を代わりに受けてくれた、と考えられたのでしょうね

 

正直、実はカワスソ様はククリヒメ様でした!セオリツヒメ様でした!!ということになった方がスッキリしたと思いますがw 調べた限りではそう考えるに至る情報は皆無でした

 

現状においては、カワスソ様はカワスソ様であり強い慈しみの御力があって私の相性が良かったために同調出来た、と言う程度しか言えることがありませんでした

 

うーん、ここで想像だとしても何か関連が見つかると気持ちよかったんだけどなー!!(*´ω`*)

 

はい、やっぱりあーだこーだー長々と言ってきてなーんにも分からないという考察でしたw

 

って、そうだ、そのまま終わりにしてしまうところだった...松任金劔宮ではツルキヒコがククリヒメの御子とされていました、じゃぁ夫は誰なんだ?!

 

調べてみると、ホツマツタヱという古代文字で書かれた文書にククリヒメはイザナギの姉でヤソキネ(六代目タカミムスビ)の妻であると書かれているという、ただしホツマツタヱは確かに古代文字で書かれてはいるものの古書店で見つかった写本が元になっておりどう遡っても江戸期までしか分かっていないそうなのです、だから偽書というわけではありませんがこれがまた江戸期というのは結構多く創作や贋作が作られた時期とも言えるようなので判断の難しいところですね

 

ホツマツタヱについて調べてみたのですが原文は現代語訳であってもちょっと読むのにアレでしたので要訳されているもののいくつかに目を通しました

 

ククリヒメは根の国と呼ばれた北陸から中国地方を治めたアワナギの子でイザナギは弟である、夫はトヨケ(豊受)の子でイザナミの兄であるヤソキネ、御子神は1500柱ともされているが名前は全く不明、イザナミの葬儀でイザナギが遺体を見ようとするのを止めた、アマテルを産湯に浸からせた、夫ヤソキネが六代目タカミムスビとなり共に政務を執り行ったことから夫妻二柱が白山神とされた

 

こんな感じでしょうか、ホツマツタヱはヲヲタタネコ(大田田根子)が家伝をヤマトオシロワケ(景行天皇とされている)へ献上したものだとされており、それが二代目?だとされているので大物主を祀った時代とは少しズレているようです、そして何よりもククリヒメからするとイザナミは弟の嫁、そして夫の妹というWの義妹だったということになりますね

 

記紀と被っている内容もありながら根本的に異なっている説なので全体を読んでみてどこまでしっくり来るかというところでしょうか(果たして私は全部読むだろうか)、記紀が基本だ!と考えてしまう人には受け入れられるものではないかもしれませんね

 

というわけで、父や夫の 候補 が分かった収穫はありながら子の名前はわからずですが、このお話ベースで勝手に考えるならば、元々の白山の主神は日本海沿い一帯を治めていた国王タカミムスビとその妻ククリヒメだった、やがて時代が移り変わるとこの地の神だったククリヒメが主神として祀られ、同じく地紙である弟イザナギと妻も祀られた

 

この話からは、愛ゆえに亡くなった妻の遺体を見てしまうという穢れを犯してしまった弟を禊によって救った姉という現実的な姿が見えてきます、そして見様によっては縁切り・締め括りとも取れますし死者である妻と存命の夫というあるべき形を取りなした結びでもあるわけですね

 

神代を省略して諾冉からを記録しようとした場合、ククリヒメがそこでしか登場しなかったのも頷ける、他の神々と同じようにククリヒメにも「タカミムスビの子でイザナギの姉であるが」と書かなかった理由は、諾冉をスタートして書き残したいのに別の王の存在を残したくなかったと考えれば自然とも言えます

 

そういえば、新潟といえば越後一宮弥彦神社だと思っていたのですが新潟総鎮守は白山神社菊理媛命です、ホツマツタヱによれば白山大神は北陸を治めていた勢力だというので根の国が越後まで及んでいたとすればそこも繋がりますね(*´ω`*)

 

ちょっと難しくて大変そうだけどその気になれたら(←?w)ホツマツタヱも一度読んでみようかな(*´ω`*)

 

 

というわけで、謎は謎のままでさらに謎が増えた感はありますが材料も増えたのは事実、やっぱりわからないまま調べるのと実際に参拝した上で調べるのでは収穫が違ってきますね

 

ずっと想ってきた白山さんへのご挨拶はほんとに素晴らしく、そしてカワスソ様とも出会えた凄く有難い参拝となりました

 

 

心から感謝、そして今後もお世話になります(*´ω`*)


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