どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら!!
水野社です!!
え? なに? どこ? って感じですよねー私もです
新年を迎え最初の参拝は日泰寺でしたが、神社として最初の参拝に選んだのがこちらでした
いつもの様に地図をグルグルさせていたらたまたま目に入ってなんだか気になってちょっと調べたら うーわー となって参拝を決めたんですよね
勿論、いつものように御祭神だけを調べてあとはなんの知識も入れず、先入観を極力捨てる参拝が私の方式でしてね(´>∀<`)ゝ
というわけで水野社目指しガツガツと歩いていたら目の前に姿を現したのがこちら
椿神明社
こんな目の前にして出会っちゃあ素通りするわけにはいかぬ、思わぬ形で2022年の第一神社参拝となりました
見ての通り工事中になっておりまして正面に用意されている外拝所で鉄板越しにご挨拶する形になっており、なんとこの工事はリニア新駅の為に境内の一部を譲った工事だったそうでこの3月には工期が終わる予定だそうです
横のパネルが開いていて法被を来た方がぞろぞろと脇から境内へ入って集まっており社殿もすぐそこに見えていたので
もしかして今なら参拝出来たりしますか?
とダメ元で尋ねてみたのですが神事だけ執り行うから一般の方はごめんねー表でねーってことで当然ですよねー(´・ω・`)ションボリーヌ
ともあれ、こちら、凄い神社さんでした
御祭神は豊宇気比売神
なんとこちらは昔、伊勢の神宮領となっていたんだそうで、少し離れた牧野神明社では天照大御神が祀られていて外宮内宮のようになっているんだそうです(後で知った←)
入ることは出来なかったとはいえ、豊受様へのご挨拶が新年一発目というのはちょっと嬉しかったりもします
辺りに張り紙があって何かと見てみたら猫に餌をやらぬようにとのこと、その視界の端に映ったのがこちら
猫ですね
寒いのに幸せそうに眠っています
そういえば日泰寺ではあんな良い天気だったのに突然曇ってしまいましたねぇ
さて、さらに歩いて到着しました、広い公園の端が境内になっているようです
この日の目的地、水野社
左手に沢山の幟と鳥居があり心惹かれますが今回はまず真っ直ぐに進み主殿へご挨拶します
こちらが水野社 拝殿
御祭神は祓戸大神
そうです、瀬織津姫命、速開都姫命、気吹戸主、速佐須良姫命でございます
静かで、清らかで、お水は見当たりませんがとても風の流れの良い境内です
この年末年始、ほんと、祓戸大神様にご縁のある参拝旅になりました
いや、自分で選んだとは言え偶然気付いたり、そもそもご挨拶しようにもそれほど多く祀られてらっしゃる神様ではありませんからねぇ
ましてや主祭神として祀られているのも珍しい、もしかしたらこの近辺に神宮領があったことも関係しているのではないでしょうか
創建年は100年ほどと恐ろしく控えめに書かれていますがやはり詳しくお調べになってらっしゃる方がいて、古くは飛鳥時代、1000年を優に超えるのではないかとも...
右側に鳥居と参道があり、提灯の御紋が五七の桐
そういえば一の鳥居から全部、提灯の御紋は五七の桐ですね...これには後で触れましょう
こちらのお社は合祀社で熱田社、津島社、秋葉社
熱田社の御祭神は熱田大神か日本武尊でしょう、津島さんは建速須佐之男命で秋葉さんが火之迦具土命
合祀社を背に真っ直ぐ進んだところに鎮座するこちらは国家英霊を祀っていると思われる護国社
護国社に背を向けて正面、ほぼ公園の出口付近には身代地蔵がいらっしゃいます
では、あちらへ参りましょう!! 参道中央?からも入れそうですが正面へ回ります
では境内外からの正面の写真をもう一度
そうなんです、稲荷参道正面が幟と玉垣なんです
と、右方向から影が!! お狐様か?!
いや、お猫様だ!! なんか舌出てますけど
だから舌出てますけど。。。うん、可愛いな
ほら、参拝するんだろ? 的にそのままお社の方を向いて座り込むお猫様
では参りましょう
お稲荷さん前まで玉垣を開けておいても良かったんじゃないかっていうこの狭さw でもなんかこういうの好きです、なんかねw
画角の問題でちょうど写真から見切れていますが、玉垣の前に猫様はまだ座ってらっしゃいます
千本鳥居が二列ありますね!
写るわけありませんが猫様はまだ足元の少し横に座ってらっしゃいます
左手から入って右手から出て来るような気がするんですけど、右手だけが手前まで伸びてると右から入りたくなりますね
そういえば伏見さんでは一方通行にする時、右進行左戻りになっていたような気もしないでもないけど、石鳥居が左寄りに建っているし左からだな!
とちょうど考えが纏まったところで座ったままだったお猫様が動く
悠然と中央を歩いていく姿に感服、とても堂々としていてガチで眷属様なんじゃないかと疑いたくなるほど
そして真ん中で停まる
ちなみにこの位置に賽銭箱がありますがお社のところにもあります
中々来ないので身繕い始めちゃったけど、いやいや貴方が居るから可愛くて見入っちゃってるんですからねw
と言ってずっと見てる訳に行かないので進みます
大松稲荷神社、樹齢600年を超える松があった事から名付けられた社号だそうで、御祭神は宇迦之御魂神
そしてなんとも風流な石の賽銭箱!!
真ん中の隙間からチャリン、なんか、物凄く良いです、これ!! ここにお賽銭を入れるという行動だけでもご利益がありそうな雰囲気
高く鎮座する本殿がとっても美しい
素晴らしいお稲荷さんです!!
さて、、、と裏側に回ったところ、この塀の向こうに祓戸大神様が鎮座する本殿があります
っと、おや? あれは...
第二お猫様発見
寒そうである
でも近づくのは嫌そうなのでやめておく
。。。と視線を感じた!!
振り返れば!!
ヤツが居た!!
ちょっと近付こうとしたら嫌がったよ
なんでだよ、別に殴りになんて行かないんだぜ?
これ伝わった人、良い事あります、きっとw
というわけで、再び悠然とした後ろ姿を見送ってこちらの参拝、終了です!!
いやー、名古屋に旧神宮領があったとは
今度は牧野神明社もご挨拶しなきゃですね
うん、年を明けても祓戸大神様にご挨拶出来た素晴らしい一年のスタートが切れたぞー!!
なんか雲も薄れ始めて素敵な空(*´˘`*)
さて、この後もまだまだ続きます!!
ここから西へと歩いていくひのきであった
つづく
って終われねぇ! 後で、つって忘れるとこだった!
そうです、あちらこちらに下がる提灯の御紋です!
五七の桐、言わずと知れた秀吉の家紋
まぁ名古屋と言えば信長と秀吉、そして三河の人だけど家康ですから何の不思議も無いと思ってたんですけどね
記事を書いていて いや、不思議だろうよ!! ってことに気付いたわけですよ
なんで飛鳥時代創建とも言われる祓戸大神祀る神社に秀吉の家紋?
で調べてみたんです、びっくりですよ
天皇家の紋といえば泣く子も黙る菊花紋章でございますが、この菊紋は後鳥羽上皇の頃から使われたというのです
その前に使われていたのがなんとこの桐紋!! 嵯峨天皇の頃より使われていたそうです
いや驚いた、てっきり豊臣の家紋だと思っていたけど菊紋が主になっていたとはいえ、元天皇家の紋を使っていたんですね!!
ちなみにさらに古い天皇家の紋として丸がふたつの日月紋というのがありまして、それこそが天照大御神と月夜見尊を表す天皇家の紋であり日本の国旗 日の丸の元となった紋章なのだそうです
うわーーー知らなかった!! 見た事のある紋だけどそんな大切な意味があったとは!!
っと、話を戻しましょう
つまり、水野社に掲げられた提灯に入っている桐紋についてはみっつ
・天皇家が関わっているとすれば勅命の創建?
・秀吉が関わっているとすれば社領や社殿寄進
・近くに豊国神社があるから...
といった理由が思い浮かびますね
個人的には昔はこの辺りに神宮領があり海も近かったことから伊勢へ渡る手前の神宮遥拝地となっていて、勅令によって祓戸大神を祀る社が創建されたとか...
はい、いつものちゃんと調べもしない妄想です♪