どうも、ひのきですm(*_ _)m
いつもの事ながら時期ズレですが、大國魂神社のすもも祭に行ってまいりました( ̄^ ̄)ゞ
大國魂神社の例大祭といえば国府祭を由来とした現 くらやみ祭 でして、今では防犯上の理由からある程度の灯りは残した状態で行われているようですが以前は本当に全ての灯りを落とした真っ暗な状態で行われていたとか
地元の方からは善きも悪きも色々なお話を聞きますがw 今でも街灯に照らされた夜に行われる競馬式や御囃子
そして神輿渡御は夕方から夜半まで行われ、一旦休憩した上で未明から朝までという正に夜の祭りです
残念ながら行きたい行きたいと思いつつ大混雑に飛び込む勇気も無いながらに仕事と交通手段の問題からなかなか叶わずなのでいつか行きたいものです
そんな大國魂神社のお祭りですが大きなものに7月のすもも祭があります
1050~60年頃、奥州安倍氏平定に向かう源頼義・義家父子が大國魂神社で戦勝祈願を行い、その凱旋でも立ち寄った戦勝御礼詣りから祭が起こったそうなので1000年近い歴史があるんですね
その際に神饌として供えられたすももをキッカケにして境内にすもも市がたつようになり、すもも祭という名になったんですね
実は昨年に続き二度目のすもも祭、長い参道の全てが屋台で埋まり平日日中(すもも祭りは毎年7月20日)にも関わらず沢山の人で賑わっています
これだけあると屋台も豊富で王道のたこ焼き、広島焼き、肉串やじゃがバター、りんご飴は勿論のこと鮎の塩焼きなどもあって迷っちゃいますね(時間が無かったので何も食べられず…)
境内に一番近いところにはすもも市が並び、種類様々のすももが並び、吊るされています
桃と言えばイザナギが根の国から逃げる際に追ってへ投げつけたことで無事に戻る事が出来たということで厄除けの代表格、李子(すもも)もまた厄除けのご利益があるとされています
さすがお祭りの日、8列ほどでも神門までびっしりと参列が出来ておりました
拝殿前には氷が奉納されていて涼やかな空気です(*´ω`*)
こういう時、私は拝殿が近づいて来ると頃合を見て心の中で身を名乗りご挨拶し、拝詞を唱え、そして拝殿へ到達したところで最後にもう一度日頃の感謝をお伝えしてお賽銭を入れ拍手
自分自身も後ろの人を気にすることなく、そして少しでも皆さんが早く進めるようにしています
以前は参拝所作を終えてから脇の邪魔にならないところへ避けてそこでご挨拶していたのですが、お賽銭はやはり最後にあげたいと思い今の形になりました(*^^*)
ちなみに並んでいる時にちょうど後ろから錫杖の音が鳴り響き、祈祷を申し込まれた方々の参列が本殿前へと進んで行くと同時に太鼓が鳴り響きました
参列していなくてもそのタイミングに居合わせるとちょっと良い気がしますよね(*´▽`*)
さて、すもも祭といえば烏団扇です
どういうわけかと言いますと、その昔、大地主神が早乙女(田植えをする女性のことなんですね)と田夫を労うのに牛肉を馳走したところそれを聞いた御歳神が激怒、イナゴを大量発生させ稲を壊滅させてしまったそうです
その頃、鳥以外の肉を食べるのは良しとされていなかったんですね
悩んだ大地主神が卜者に相談したところ、御年神様のお怒りを鎮めるお供えとお詫びをし、イナゴを駆除する方法を伝え、それを実践したことでイナゴの食害が収まったのだそうです
そのひとつであった烏団扇であおげというものが今に残り、五穀豊穣悪疫防除の御利益としてすもも祭限定で烏団扇が領布されるようになりました
実は昨年は烏扇子をお受けしたのですが、今年はちゃんと団扇の方を頂いてきました(*´ω`*)
表が烏、裏が六所宮のデザインで毎年変わらないようです
供えるも良し、使うも良しということで私は神棚に供えようと思っています(*´ω`*)
すると、パーン、、、ポンッ、バーン!! バンバン!ババーン!!
号砲だ!!
境内すぐ裏で打ち上げているようでこれほど間近で聞いたのは初めてだったのですがかなりの大音で迫力ありますね!!
パーン、、、ポンッ、バーン!! バンバン!ババーン!!
参拝前に飛んできて カァーカァー と鳴いてくれていたカラスもびっくりして飛び去っていきましたw
人形流しの人気から水神様が列が出来ていたので離れて礼だけにしましたがぐるりと本殿周りもご挨拶
本殿前からは祈祷の祝詞が聞こえていました
目の前が屋台で埋め尽くされていて場所がわからなくなっていますが少しの隙間から参拝出来る宮比賣神社
そしてこちらも周りに屋台が沢山のお稲荷様
ぐるっとご挨拶するだけで時間がぴったりだったので様々な美味しい香りと見た目だけで屋台グルメは我慢して帰りました( ᐪ꒳ᐪ )