どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら、王子稲荷神社です
装束稲荷から西へ歩いていくとJRを潜るトンネルがありまして、稲荷前ガードという名が付けられています
こちらが渡った先の西側です、こちらの方が可愛い(*´ω`*)
王子稲荷神社については意外なことに公式HPが無いようで特に調べないまま参拝します! ٩(ᐛ )و
住宅地を少し進むとこちら、この小山が王子稲荷神社になっていて境内手前、、、というか境内の一角が神社付属のいなり幼稚園になっています
お稲荷様の目の前で伸び伸びと育つ子供たち(*´ω`*)いいなぁ
というわけでこちらが正面参道、しっかりした山門、奥に鳥居と石段が見えます
そうなんです、山門と鳥居の間も幼稚園となっているので平日は通行不可!! そして写真を撮ろうとすると元気な子供たちが門にバーン!!とやって来てポーズを撮ってくれます(*´ω`*)
とても可愛いし来た人数が少なかったから良いけどモザイクがちょっとだけめんどくさいのよ?w
これに関してはマップを確認した際にコメント上位?に書かれていたので知っていたし、個人的には毎度の様に裏参道から参拝してしまうので特に気にしておらず、平日毎日の子供達と平日で数少ない参拝者を考えた時に安全面としてこうなってしまうのは理解出来る派です(*´ω`*)
とはいえこのご時世ですから参拝の為で門越しとはいえあまり子供たちと関わったりカメラ(スマホ)を向けているのも要らぬ心配を招きそうなので出来るだけ道の端に離れてササッと撮影して平日用の参道へと向かいます
いなり坂と呼ばれる斜面を登っていくとこちらの裏参道があります
幼稚園を見てきたからか、より優しい母のような表情に見えます
こちらは、、、ごめん、ちょっと割れのせいでタヌキっぽいw(カワイイ)
木々の存在感が凄いのですが神楽殿と社殿の存在感も凄い!
写真では分かりづらいですが左端にひと房だけ紫陽花が咲いていました
裏参道を入った所が小さな駐車場になっていて神楽殿前や社殿脇などあちこちに自転車が停められているのも普段だとちょっと気持ち良く感じないのですが幼稚園があるからね、と穏やかな気持ちでいられます(*´ω`*)
こちらが正面参道ですね、上からなので逆ですが手前に狛犬、奥に少し険しめの表情をした神狐が居ます
後から知ったのですがこの石段下には市杵島姫命を祀る弁才天社があったようでそちらには土日祝日でなければ参拝出来ませんね
こちらが手水舎、近付いたら居なくなってしまいましたが蜜蜂が水を飲みに来ていました(*´ω`*)
それでは素晴らしい拝殿へ向かいご挨拶
御祭神は宇迦之御魂神、宇気母智之神、和久産巣日神
ウケモチノカミは保食神とも書かれる葦原中国の神で神話では口から吐き出して食事を用意しているところをアマテラスの遣いで来たツクヨミに見られ、無礼者!!と斬り殺され、その身体から様々な食物が生まれたとされています
木々に囲まれ厳かで鎮まった空気感を社殿の落ち着きのある豪華さが後押しして独特な雰囲気を感じさせますが、背後の幼稚園からの楽しそうな子供たちの声、先生の声、そしてご挨拶を始めたタイミングバッチリで流行歌が流れるという騒がしさ
これがまた凄く心地良くてですね←意外の極みw
いやね、だって親御さんに代わって子供たちを預かり育てているわけですから素晴らしいことですよ、それが神前で行われているわけですから素晴らしいことですよ、そしてそれが当然ながら神社さん自体が行われている事なので嫌気になるわけが無いのです
そういう神社が嫌ならば参拝しなければ良いだけのこと、私には厳かでありながら楽しい気持ちで、神様だけでなく子供たちからも力をいただけたと感じました(*´ω`*)
ご挨拶の後も誰も来なかったのでしばらくゆっくりしていたのですがともすれば子供たちの声も大きな音量の音楽も風の音かのように自然なものになっていました
参拝者が少ない平日に毎日子供たちの元気な姿を見て楽しい声を聞いていられたら神様方もさぞ嬉しかろう(*´ω`*)
拝殿がほんと素晴らしくて彫刻も扉もしばし見惚れてしまいましたが、調べてみると天井には美しい鳳凰があったんですねー、私としたことが意外なことに全く気づきませんでした( ノ∀`)タハー
社殿右奥に鳥居が見えていたので行ってみます、あれ?裏の裏参道かな?という雰囲気もあるのですが
こちらから本殿を見ることが出来ます
正面にはまだ使えているのでしょうか、井戸や灯篭
右の奥にはお社が鎮座されています
蓋がされていますが手水もありますね
こちらは老狐といった雰囲気の守神がいらっしゃいまして、ここからより空気感が重厚になります
こちらは本宮でございました、つまり昔はこちらに鎮座されていたとう場所になります
これまで経験してきた中での私の勝手な感覚ですが、神社が遷座した際にはしっかりと神様や眷属様も遷られるのですが元の地、つまり本宮にはお社があろうがなかろうが御神威や眷属様の一部が残られていると感じます
勿論、古くから崇敬してきた方々の念も残っているでしょう
余談ですが、よくこういった人々の念があまり良くない的な事を言われる方が居ますが、その念が崇敬心であれば残った思念というのはとっても素晴らしいものです
悪しき念は問題外ですが邪念に至っては自分が受け取らなければ良いだけで、その影響を受けてしまうのはアンテナの強い方や自分自身も邪念を持っていて受けやすい方だけじゃないかなぁ、なんて(*´ω`*)
ここまで来ると社務所などもあって声が遮られるのでとても静かな御神域になっています
本宮の右側にも鳥居が並びさらに奥があり、この並ぶ朱鳥居を過ぎるとさらに空気が変わります
まず右手、凛々しい神狐に守られ鎮座されているのが稲荷三社、神額には北村稲荷、嬉野森稲荷、亀山稲荷とあります
ここから先はお掃除をされていたので一旦本宮前、主殿前へ戻ってのんびりと御神域の空気を感じに行ったのですがその時なんと、アゲハかな?が羽化した抜け殻を見つけました
なんか不思議な白い花が咲いてるな、と思ったのですが蝶大好きなのでおお喜び(≧∇≦)
蝉と違ってそれほど強く付いてはいないので羽化から数日のうちに雨風で落ちてしまうことが多く滅多に会えないんですよねぇ
そしてお掃除も終わったようなので戻ってきました、稲荷三社隣の御堂はちょっと後にします
こちら、なんと斜面に階段があり上にお社が!!
主殿、本宮、その奥ときたらもう相場が決まっています、奥宮ですよね
心身を整え、階段を上がる
左に石祠があります
石好きな私は写真右の手前だけ赤くてどこかぽんぽこタヌキのような岩が気になりますw
その右手がこちら、奥宮です
いや、奥宮と言ってよいのか狐様の穴なのか、はたまた霊狐泉なのか奥に真新しい榊が供えられていてとっても清らかな氣が流れています
うーん、気持ち良い!!
この高さまで来ると若干子供たちの声が聞こえてくるのがまた良い感じですね(*´ω`*)
そういえば虫除けをやってもいないのに、完全に日陰でやや鬱蒼としていて水の気もしっかりとあるここは蚊が気にならない!!←これ大事
はい、それでは先程後に回した御堂はこちら、おもかる石!!
ご存知の方も多いでしょう、願いを込めておもかる石を持ち上げた時に想像したよりも重いか軽いかで願いの叶いやすさがわかるというものでこちらではお石様と呼ばれているようです
しっかし、こちらのお石様、結構デカいw
今まで各所で何度かやってきましたがいつもふんわりと思いついたことをやってみて来たのですが今回はお掃除待ちというタイミングバッチリな考える時間というのが出来ましたので考えておきました!! 内容は内緒です!!(凄く大したことないw)
いざ!! っと、やっぱ重いwww けどこの大きさならこれくらいは普通っちゃ普通か? つまり、、、願いを叶えるには苦労が必要だと分かってはいるけど困難ではないって感じですかね
おもかる石って面白いですよね、実際に石が重いか軽いかは問題ではなく、その石(つまり願い)をどのくらい重く捉えているかで重く考えていれば石は軽く感じ、軽く考えていれば重く感じるって仕組みなわけです
ただね、たーだーね(。-_-。)b
現実的に言ってしまえばこんな感じで なーるほーどねぇー って感じなのですがそこは神社に御堂で祀られているほどの石ですよ? 時々と言ってよいのか、御力が宿られる時があるのです
稲荷山の裏手で一度だけありました、なかなかに大きな漬物石レベルのおもかる石、持ち上げると有り得ないほどスッと軽く持ち上がったのです
嘘ォ?! 暫し待ったまま、嘘ォ?! 下ろしてもその軽さがありえなくてもう一度同じ願いを思い浮かべてやってみたのですが、、、超重いのw
あれはもう、重く感じるか軽く感じるかという範疇を確実に超えていて実際に軽かったんですよね、まぁ自分自身が無意識にそれだけの筋力を引き出していたってことなのかもしれませんけどそんなん普通出来ませんやん、死ぬ気でやったわけでもないし(´・ω・`)
はい? えぇ、えぇ、そうですよねぇ、写真で分かるようにこちらのおもかる石、でっかいんですよ、高さも絶妙なので油断するとなかなか腰にウッときても不思議はありません
そんな貴方にはこちら、御堂の左奥に小さめのおもかる石がちゃんとありましたよ(*^^*)b
さて、再再度、境内をのんびりと歩き、神様と眷属様たちにお礼を言い、参拝終了!! いやー、気持ち良かった!!
さて、こちらの御由緒を調べてみました
創建年は不明ですが源頼義が奥州征伐において参詣し関東稲荷総司の称号を与えたと言われているので創建は平安末期よりも前ということになるでしょうか、元は岸稲荷と称していたところ王子神社が創建されたのに併せて王子稲荷神社となったそうです
なので当社は王子神社の摂社とされており、これだけの規模なのに王子神社の氏子地域内に鎮座するため単独の氏子は存在しないということです
そういうこともあっての幼稚園なのかもしれませんね(*^^*)
ただし複数の説があるようで、江戸期には狐が憑依した町民が「王子稲荷は関八州の稲荷の司、妻恋は触頭」と託宣したとして関東稲荷総社と名乗ったところ、名を出された妻恋神社に訴えられてしまい王子稲荷を稲荷総社とする確証が存在しないとして称号の使用を禁じられる事件も起きています
まぁ託宣や夢枕などは真偽を確かめようがありませんから致し方無しと思う反面、頼義に指名されたというのは良いけれど町民の件においては他社を名指しで貶め自社を上げるなど凡そ神のされることではない(とは言っても神道における神のほとんどは人ですけれど)ので崇敬心極まってのことかな、なんて思ってしまったりもします
いずれにしても頼朝も刀を奉納したと伝わるほどの伝承の多いお稲荷様でして、なんとあの乃木希典夫妻も王子稲荷を信仰していた為に乃木神社内に分霊されているのだとか、、、あぁっ!!
鮮明に思い出されます、手鳥居並ぶ登り参道下り参道の別れた素敵なお稲荷様!! そうか、そう言われてみれば地図で王子稲荷という名を見た時に あれ?参拝したことなかったっけ? と思ったのはそういうわけでしたか(*´ω`*)スッキリ
さてさて、お昼を食べに移動だー☆
と駅の近くまで来たところで四度目のアレが来た
ギュゥゥゥ、ビリビリ、、、ええっ、嘘やんΣ(゚д゚;)
いやいや、もう駅前だしなぁ、とガードと反対側へ進んでみると(写真は忘れましたが)とても雰囲気があって水車も見える川と道
この時は完全に忘れてましたけど王子神社へ向かう道でしたね
この先には特に何も無さそうだしなぁ、と元の道方向へ戻る角を曲が郎としたその時、小さなお社と目があったのである
社名も無ければお狐様も供えられていないのでどなたが祀られているのかもわかりませんがこの場所にあってとても綺麗にされているので恐らくこちらの老舗さんかな?のビルの邸内社なんでしょうね
この日、四度目のビリビリギュゥにして四度ともがワンブロック以内に何かしらのお社や御堂に出会う、今日はなんか凄いぞ( ̄▽ ̄;)
というわけで、次の目的地へGO☆