日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

代々木八幡宮と素晴らしい出世稲荷


どうも、ひのきですm(*_ _)m


本日はこっちら~

代々木八幡宮


まさに 凛々しい という言葉がピッタリ、でも少し愛嬌のある素敵な狛犬さん


ちょっと脇にも階段がありましてこちらからも上がっていけるのですが、まぁ鳥居を潜っていきましょう

ちなみに車からは見づらいだろうっていう位置と大きさで ←車路 という看板がありますが、左方向から路地を入ってぐるっと真裏に回って行ったところに車用のスロープがあるのです

実は今回が二度目の参拝でして、例のようにナビ君がこっちに誘導してきたのでまぁいいか、っとこちらからお邪魔しました(一旦散策しながら境内を抜けて階段側から降りて正面鳥居から入り直しましたけど)


ほんとに代々木という都会の真ん中?というくらい静かで緑に囲まれた長めの参道、ここからしてもう空気が違います

おや、一度目の参拝では気にしていなかったけど右手にも道がありますね

石柱の向こう側に並ぶのは庚申様、神道では猿田彦命とされています

が、この門のような石柱、石畳、何かある

そう踏んで進んでみるとそこは福泉寺というお寺さんでした

神社メインなので少し入ったところだけでご挨拶だけして失礼しましたがとっても雰囲気の良いお寺さんでした


それでは参道へ戻ります

お社を正面にしてもまだこの距離があります、ほんと山ひとつが神社なんですね


近くの明治神宮然り、こちらも参道からして清々しさに満ちています


この時の拝殿は屋根の工事中でして覆いに囲われ手前に御幣が祀られておりましたが屋根の張替えは既に終わっていて以前の緑色の屋根からかなり雰囲気が変わっています

工事は昨年のうちに終わっているので現在は囲いも無いはずです(*^^*)


御祭神は応神天皇

二大将軍源頼家の側近のそのまた家来であった荒井外記智明が暗殺された頼家公を弔うためこの地で隠遁していた所霊夢八幡大神様の託宣を受け、祠を建て後に鶴岡八幡宮を勧請したのが始まりだそうです

なるほど、いつもの様に八幡様らしい落ち着きと威厳がありつつもどこか慈愛というか優しさを感じたのはそういうことでしたか(と最もらしいことを言ってみる)

そうなんです、こちらの境内全体から神聖さと共に優しさを感じる心地好い落ち着きあるんです

後に近くに鎮座していた天祖神社天照大神様と白山社の白山大神様も合祀されたのだそうです

白山大神様は菊理媛命の場合と伊弉冉命の場合があるのでどちらが祀られているかは不明です


拝殿の右手にある石鳥居

ここまででも十分素晴らしいんですがここからが更に凄いです


参道の先、本殿の脇にはお社と幟はためく参道


宇迦之御魂神の稲荷社、菅原道真公の天神社、火産霊神と埴山売神の榛名社が祀られています


そしてこちらが出世稲荷です

もう先へ進まずここに立つだけで思いっきり空気が違います


是非、参拝前に一度立ち止まり、上を見上げて深呼吸してみてください


細い参道ですが、それよりも広く感じます

沢山の狐様がいらっしゃいますが、なんでしょう、この像の数以上に沢山いらっしゃる気がします

どの狐さんも皆、優しい雰囲気なんです

意外ですよね? 鳥居を潜る前の雰囲気からも出世というその名からも、もっとこう、凛として頑として厳しいけどその代わりにご利益がある!という雰囲気かと思ったんですけれど違いました

こんなに優しいお稲荷様の写真、これまで撮れたことが無い様な気がします、っていうくらい凄く優しい空間なんです


順路?は右手に進む形なので戻らない今来た参道を振り返ります、なんて素敵なんでしょう


お社の右手には石碑がふたつ、富士山の登山碑のようですね

ここが境内で一番高いところになるでしょうか、富士塚?とも思いましたがそういうわけではなさそうです

数歩進んでは上を見上げ、深呼吸

しっかりとここの空気を全身に受けたい、そう思う空間です


その先に比較的新しそうな石祠が祀られていました

あれ?咲耶様?やっぱり富士塚???

でも山頂に石碑で降りて祠? あ、でも里宮ってこともあるか!! と感じたのですが、ビンゴでした

この記事を書きながら調べてみたら、今は富士塚とはされていないもののやはり元は富士塚だったそうです

つまり、この石祠は木花咲耶姫様が祀られているんだと思います(違ったらごめんなさい)


いや、もう、ほんと、ここ、凄すぎます

ちょっと別格です

平日の日中でしたが、それでもパラパラと参拝者がいらっしゃるので邪魔にならぬよう人が来たら先へ進んでその方が帰られたらもう一度進んで、と三周四周はしましたかねw


出世稲荷の手前に設置されているこちらの銅板に由来が書かれておりまして、勿論先に気づいていたのですがいつものように参拝後に読ませていただきました

戦火により無惨な姿を晒されていた数々の祠やお狐様が集められ、人々の悲しみ苦しみ、そしてそんな状況でも失わなかった、いや、そんな状況だからこそ大切にしたであろう信仰心と希望を背負ったお稲荷様

そりゃぁ力が無いわけがないや、いや、ほんと、凄かったです

っていうか、あの凄く深く広い優しさを感じた理由が物凄くわかった気がします

大切に想う人々の心を沢山受けられたウカ様と沢山の狐様、さらに咲耶様、そりゃぁ優しくて幸せな空間であるわけです


今、この記事を書きながら由緒を知り、そしてあの時感じた感覚を思い出し、ちょっと涙ぐんでるんですけど(笑)

先に読んでしまってから参拝していたらきっと泣いてしまっていたかもしれません


この村が、この街が、この国の人々が、こうして平和で暮らせるようになるのをしっかりと見守ってくださって、そして今でもこれからもずっと見守ってくださることでしょう

その言葉以上に大きな 出世 を叶えてくださるお稲荷さんだと思います


是非、是非、是非、ご参拝ください



あとがき


歴史にも神社にも特に興味が無かった昔から、出先などで気になった神社やお寺があったら入ってみる方でしたがどちらかと言うと文化財として見に行く、雰囲気を感じに行くだけ、といった感じお賽銭を入れることも拍手を打つこともほとんどありませんでした

初めてこちらを参拝した時はちょうど上野のヤマサンのパワーストーンブレスレットを付け始めた時で、神社へ行こう、となり始めた時でした

パワーストーンブレスレットがビリビリするというよく分からない現象を初めて感じたのがまさにその時です


こちらは都内有数のパワースポットとして名高いのですが、基本的に事前の下調べなどせず呼ばれた神社へ呼ばれた時に参拝するスタイルである私はこの記事を書くために検索する時までそんな事を知りもせず

一度目の参拝ではまだまだ参拝の仕方、感じ方をわかってもいなかったにも関わらず、色々分かってきた上でもう一度ご挨拶してちゃんと記事にしなければ、そう思っての二度目の参拝でした


勿論、人により相性とタイミングというものがありますので皆が皆、いつ行っても必ず凄いと感じるとは限りませんけどね(*^^*)

千駄ヶ谷の富士塚 鳩森八幡神社


どうも、ひのきですm(*_ _)m


本日はこちらでっす

鳩森八幡神社


国立競技場からほど近い千駄ヶ谷に鎮座しています


さすが鳩森、都心の住宅地にあって沢山の木々


その昔、瑞雲が現れたり青空から雪が降ったりと不思議な場所があったので村人達がその林に近づいて行ったところ、多数の白い鳩が忽然と西方へ飛び立ったことから鳩森と名付け祠が建てられたのが始まり

後の貞観二年(860年)、村人達が慈覚大師に懇請し御尊像を祀ったことから八幡宮となったそうです

最初に祠が建てられた時期がわかりませんが、相当古くから鎮座されているんですね


片方が逆光になってますが高い位置に座る狛犬さん


立派な能楽殿と美しい花手水


そしてこちらが拝殿

御祭神は応神天皇神功皇后の二柱です


ちらっと見ただけでもこちらは境内社のお力がとても強いようですが、やっぱり八幡大神様は懐広くお座りになってらっしゃる感じですね

恐れ多くもご挨拶させて頂くといった雰囲気で、八幡様も うむ と受けてくださる、そんなイメージです


では充実に充実を重ねた境内社を巡ってまいりますが、明らかに目立つ境内社にはやっぱり人が集中しているのでぐるっと周りから


本殿裏が気になって進むと正面からは見えなかった石鳥居を発見

右手に折れる参道の先に鎮座していたのがこちら、神明社 千駄ヶ谷太神宮です

勿論御祭神は天照大神

こちらはですねー、、、凄いですね

この一角、このご神域だけ雰囲気が違っていまして、このまま真上の空と繋がっているんじゃないかと思うほど深深としています

お社裏の竹がそう思わせるのかもしれません

いや、こちらはほんと、凄いです

すぐ脇の木も天より地に降りる下り龍みたいです


神明社を出て目を惹かれたのがこの立派なお背中

今にも動き出しそうな迫力、とても格好良いです

その先は大鳥居、JR千駄ヶ谷からいらっしゃる方はこちらから入ることになるでしょう


大きな御神木が境内を守ってらっしゃいます

御神木の左手後方


尊塚は不明、地眼とは地神のことだとか?

赤い鳥居が並ぶ方はもうお分かりでしょう

左手に小さなお社がひとつ

その奥は甲賀稲荷神社です

甲賀組組屋敷に祀られていたお稲荷様だそうで御祭神は宇迦之御魂神

由緒によると八幡大神と諏訪大神も合祀されていたようなことが書かれていますので戦災後に復興されたこちらの社殿にも祀られているかもしれません


さて、気になりますよね?


そう、甲賀

好きな方ならピンと来たでしょう、甲賀組とは近江国甲賀衆編成された幕府に仕える百人鉄砲隊です

彼らが祀っていたお稲荷様、そりゃぁご利益も大きいことでしょう、お社の前に立つと身が締まります

お狐様もどことなく忍び者のような雰囲気に?


稲荷様の正面がこちら

まるで甲賀衆の砦のようですがw


こちらは千駄ヶ谷富士塚!!

寛政元年(1789年)に築造された立派な塚で、関東大震災で壊れてしまったのが1923年に復元されたという現存する都内最古の富士塚です

まずは里宮にてこれからの登山の安全を祈念します

こちらが登山道入口、手前が池、脇には稲作をされていて橋を渡ります

こちらが山頂の奥宮

これほど素晴らしい富士塚に登れたことを木花咲耶姫様と建てて頂いた方々に感謝します


まばらではありましたが人が入れ替わり立ち代り登ってらっしゃるので邪魔にならぬよう三回ほど登山しながら撮ったので途中途中を順不同ですが載せていきます


富士塚の中では歩きやすい方ですが油断なく安全に登山なさってください(*^^*)


いやー、素晴らしいですね(*´ω`*) 富士塚ファンとしては溜まりません


境内をぐるっと回って能楽殿


うん、素晴らしい神社です!!

八幡様の懐の広さ、天照様の凛とした強さ、ビシッと守ってくださりそうな稲荷様、そして大きく優しい咲耶

境内の雰囲気もとっても良くて絶対に眷属様が沢山いらっしゃる、そんな気がします


千駄ヶ谷周辺にいらっしゃったら是非とも参拝して頂きたい推し神社です

是非(*^^*)

パワーストーン ブレスレット なう

どうも、ひのきですm(*_ _)m


本日はパワーストーンブレスレットですねー


パワーストーン というとちょっと...という方もいらっしゃるでしょうが、私にとっては気持ちを上げたり落ち着けたりしてくれるお守りのようなものです


ゆっくりと自分に合う石を探し、試行錯誤して組み、また考え、を繰り返してマイブレスレットは進化してきました

既にお気に入りは ヤマサンのブレスレット と テクタイトブレスレット に固定されていたのですが、ちょこちょこと集めては時を待っていた石たちが遂に形になりました


今のメインブレスレットがこっちら~♪


コンセプトは " 天と地 "


勿論、言わずもがな 天 がこちら

モルダバイトリビアングラスでございます


過去は所々にミニビーズを混ぜていたりヒマラヤアイスクリスタルや右巻き左巻き水晶などと合わせたりしていましたが、試行錯誤を経てモルダバイトリビアングラスのみのブレスレットになっています

どちらも採掘禁止・国外持ち出し禁止になっていて日に日に価格が高騰していますが幸運にも価格が低いうちに手に入れることが出来た子たちです

今、これと同じ物を揃えようと思うとなっかなかの金額になってしまうと思います(怖)

どれもが個性的で美しい粒たち

モルダバイトは大きさにより緑の深さが変わりますが6mmビーズでさえもしっかりと龍紋が確認出来ます

色々な説明に龍紋は個体によると書かれていたりしますが、私の集めたものには沢山のカットルースも含め、気泡の多寡はあれど龍紋の無いものはひとつとしてありません

そしてひとつひとつ流れが異なるこの龍紋こそが本物のモルダバイトである証にしてモルダバイト最大の魅力と言っても過言ではないと思います

所謂 "偽物" や 加工の際に出た粉末を集めて溶かし再度固めた"本物" と称するものには気泡を入れることが出来ても龍紋は再現出来ません


一方のリビアングラスは個性がさらに様々

粒により透明感が無いほどの気泡が満ちていたりして「これ本物?」と思ってしまうようなものもあります

色も濃い黄色からほぼ無色に近いものまで様々

先日の記事にもしましたが、龍紋の薄いリビアングラスは真贋の見極めが少々難しいです

気泡が流れるように続いている、複数の方向に流れている、気泡の形が綺麗な球体ではない、といったのがテクタイト(隕石インパクトガラス)全般の特徴ですが、気泡が少ないもしくは含まれていないものがリビアンには多くあります

そんな時はこの白い粒、クリストバライトがあればほぼ間違い無し


どちらも見ているだけで心満たされる素晴らしい神秘の天然ガラスです


続いてこちらは "地"


全体をしめるのは黒、灰、濃緑の大和光石

天孫降臨の地 宮崎県の天安河原付近で採掘され、テラヘルツ波を放出しているのだそうです

ひときわ目立つメインの勾玉石も同じ大和光石

ブレスレットに勾玉って腕に合うのかな、なんて思いつつ組んでみたらなかなかしっくり来るものです

部分的に緑色の分かりやすい部分がありとっても気に入っています


勾玉を挟み込んでいる唯一の 木

こちらは 御山杉


なんと伊勢神宮の御神域内に生えていた杉です

神宮の御神域に生えている貴重な杉は神宮杉と呼ばれますが、その中でも樹齢300年を超えたさらに貴重な杉が御山杉です

伐採される事も無い御神木ですが、台風などにより倒れた時などに限り、神宮杉・御山杉として世に出ることになります


神宮に居る、そんな気持ちになれます(*^^*)


さらになその外側の白黒入り交じった石は見立礫岩(礫岩ホルンヘルツ)です

どこにでもあるような普通の石にも見えますが宮崎県の高千穂、見立渓谷でしか産出されない貴重な石で 天照石 と呼ばれています

こちらもテラヘルツ波を出しているそうです


もうお気づきでしょう、天孫降臨と天照様に因んだ石と木で揃えました(*^^*)


そして最後のひとつがこちら、出雲碧玉

この吸い込まれそうな鮮やかな濃緑、最高です

こちらは出雲は玉造のみで算出される青瑪瑙で、三種の神器のひとつ 八尺瓊勾玉 もこの石で造られていたと言われています

出雲碧玉も勾玉で組みたい所ですが流石に現実的な問題 お値段が... にぶち当たります


いつか、その形に進化出来たら良いですね(*^^*)


この天地セットは本当に素晴らしい

腕に居てくれるだけで激しく癒されます



パワーストーンと聞くと、雑誌やインターネットショップなどで「これさえ身につければ金運が!!」「宝くじの当選報告が!!」なんて言う胡散臭いキャッチコピーが並んでいたりしますが

ぶっちゃけ

胡散臭いです(´◉ᾥ◉`)←キッパリ


でもですね


石というのは太古の昔、様々なエネルギーによって生成された物なわけです

その石の中に不思議な力、エネルギーが宿っていても全く不思議ではありません

勿論、持つだけで何かが起きるんならば持ってる人全員にソレが起こっているはずです


これはもう神社参拝などと同じで、身に付ける事によって自分の中の何かの力が出しやすくなるといった小さな、でも大きな手助けをしてくれるものだと思っています

だってそうでしょ? お気に入りの石を身に付けることによって自信が持てたり心の支えになるんだったら、それこそ パワーッ!( `・ω・´)_q ですよね

神社もお寺も御札も御守りも、持つだけで良い事が勝手に落ちてくるわけではありません。行動した時に良い事を呼び込む力が〇〇パーセントアップ!という感じで捉えるといかがでしょう(*^^*)


隕石が落ちた時の莫大なエネルギーによって溶かされ、そしてそのエネルギーやその時代の空気などをその中に閉じ込めたテクタイト

そう、テクタイトの中に含まれている気泡は1450万年前の、リビアングラスには2800万年前の空気が閉じ込められてるんです

石は地球が生きてきたことによって生まれた素晴らしいものです

御山杉は300年以上も神宮の御神域で呼吸してきたんです


そりゃぁテンション上がりますよ(*^^*)

力ありますよ(*^^*)


上野のヤマサン が選んでくれた石のブレスレットも今でも大切に気に入って着けていますが、やっぱり素敵な出会いによって自分で選んだ石を集めたブレスレットは最高です(*´ω`*)

文京白山神社再訪


どうも、ひのきですm(*_ _)m


今回は白山神社の再訪記事です


昨年の夏頃、残念ながら紫陽花の季節ではなかったので(といっても昨年あじさい祭りは中止でしたが) "登山" は出来ませんでしたが

前回気付くことが出来なかった富士塚を下から拝んでまいりました

こちら


おっととっとっ夏だねっ って感じの空ですね


手すりが設置された登山道がありまして


紫陽花と木々に囲まれた山上に祠があり

正面から登って裏に降りてくるようになっています

御祭神は木花咲耶姫命

今年のあじさい祭りはどうなるんでしょう、年に一度の富士塚解放、出来れば参拝したいものです

富士塚側から拝む菊理媛様が鎮まられる本殿も大変美しいですね


この日も眷属様デーでした


ちょいと用がありまして本殿裏の公園側から入って拝殿へ向かおうとしたら鴉さんがカァーカァー

こっちに向かって鳴くので なんだい? と声を掛けると あっちだ と嘴で促すのは大山咋神松尾神社

なに?こっちへ先に挨拶していけって?

というわけでご挨拶しているとお社の脇に来てガサゴソガサゴソ、参拝が終わるまで近くに居ました


その後菊理媛様へご挨拶してから境内社を周っていると数歩先の目の前に何かポトッ

上を見ると鴉

落ちた物を見ると、勿論、糞 (。-_-。)

こいつめっ、と見上げるとすっと目を逸らした鴉

悪戯っ子め!!

といっても狙えば確実に当てれたはず、わざと数歩先に落としやがったな? それもそれで悪戯っ子だなw

なんて話し掛けると、楽しそうに カァーカァー


前回来た時は三匹くらい猫がいたけど今回は鴉だけかなぁ、なんて言いつつ境内散策


...んっ!?


居るんかいっ!!

めっちゃ気持ちよさそうに眠るやんか、見てるこっちまで気持ちよく幸せになるわぃ


そうそう、こちらは境内外にお稲荷さんと水神様を祀ってるっぽい石碑が...あ


あ。。。


そんなとこで寝る? (ほっとけニャ)


いやー、神社と猫って抜群の相性ですよね


そういえば獅子も猫科だニャァ


文京あじさい祭り2022はまだ開催されるかわかっていませんがもし開催されたら、いえ、開催されなくても是非ご参拝ください

素敵な神社です(*^^*)

大国主と大物主 金比羅神社

歴史は古ければ古いほどに真相が深く

知れば知るほど混乱する



どうも、ひのきですm(*_ _)m


本日はこちら


金比羅神社


とある日、大國魂神社を参拝しました

近くで用を済ませた後だったので既に夕暮れ、境内の門は閉められていたのですがお賽銭箱が置かれていて門前からご挨拶出来るようになっていました

何気なくマップを見て気付いた事があったので境内西側へ回っていきます

へぇ~駐車場になってたりするんだぁ、と歩いて行くともはや 瘤 の領域を激しく超えている見事な 瘤 を発見

いや、余りに凄くて最初は根なのかと思ったのですが周りに 子瘤 があったり表面の質感がそれだったので瘤だと判断したんですけどね

いやー、見事です


妖精さんや眷属様が中に棲んでらっしゃるんじゃないかってくらいですね


昔、木を扱ってらっしゃる方に聞いたのですが、瘤は気にとっては病気の一種だというのですがこの部分を材木とした瘤材はとても魅力的で立派であればあるほど高価なんですってね

御神域の木に立派な瘤があると特別感も強いです

そして脇に出るのがこちら

府中へ来る時は利便性の良い京王線を使っていたので全く気づきませんでした、こちら側にも参道があってJR南武線武蔵野線府中本町駅が目の前なんですね!

だから夕方なのにこちらから歩いて来る人が多かったのかー


さて、目的地はその先です


鳥居を出て左、南側へ道沿いに歩いていくと何も無い通り沿いの住宅街

に突然現れる謎の階段

余りに突然なのでサクサク歩いていると目が向かないでしょう(と言ってもこちら側へ歩いて行かれる人は近隣住民以外に居ないでしょうけど)

登っていってもどこか大きな家とか住宅地の中に入り込むような雰囲気でとてもじゃないけどこちらへ進もうとは思いません


が、良く見れば木々に紛れて鳥居があるんです


石段を上がったところが冒頭の写真です

石碑はよくわかりませんが、鳥居のこの雰囲気あることあること

石鳥居に丁度よく付いた苔が余計に木々に紛れて分かりづらかったんですね


鳥居を潜ると結構広いんです

何も無く、ただ、広い

でも、どこか不思議な空間なんです

空と繋がってんじゃない?

と見上げた空はどこか不思議な雰囲気


右手の方は卒塔婆が見えるのでお寺さんですね


そしてなんとも絵になるというか、写真になると少し寂しさを醸し出していますがその場ではとても温かみを感じた石鉢と柑橘の木

なんかあれです

田舎の丘の上に昔から鎮まっている誰がお世話をしているのかもわからない神社、といった雰囲気です

初めて来たのに、寧ろこういった神社が身近にあったことなど無いのにとっても懐かしい気分


しかも左手は大國魂神社玉垣、しかも見えませんけどこの山の向こう側は本殿のお背中です


え、なんか、あれですよね

もしかしたら、本殿の裏の玉垣に囲まれたあの御神域ってどこぞやの由緒ある神社さんのように禁裏に近い特別なお社が祀られていたりする?

なんていう想像をしてしまいますが(短なる妄想です)、いや、まぁ、それくらい物凄く神聖な空間だったんです


そんな御神域に神様を祀っているお社がこちら


ちょっと語弊があるかもしれませんが、失礼かもしれませんが、率直な感想です


大國魂神社という由緒の凄い神社の真裏に夕方とはいえ誰も来ない古ぼけたお社がひとつ、それでいて境内はやたら広く、木の実が落ちたままになっている

にも関わらず最低限、つまりこの雰囲気を一切損なわない程度にしっかりと手が掛けられて綺麗にされており、物凄い御神気に満ち溢れている


一体どんな神様が祀られているんだここは!!


(既にタイトルで言ってしまってますが)


はい、そうです、金比羅神社ですから大物主神です

後述します


なんとお賽銭箱は無く、石台の上に小銭が置かれていてさらに水晶玉と思われるものまで


もうどこをとっても雰囲気が一貫していますね


木碑というのかな? には 武 寅 と思われる文字

そして 明治三六年 かな? お名前は検索したけどわかりませんでした


ご挨拶を終えても、一度離れて周りを見ても、また御前に戻りたくなる何かがあります

何気なく上を見上げるとまるで天井画なのかと思えるような木目が素晴らしい


うーん、見れば見るほど迫力がある木目ですね


おっと、戸板の端っこに黄金虫


いやー、、、なんと素晴らしい神社なんでしょう

大國魂神社へご挨拶してこちらを知らずとはなんと勿体ないことか、というくらいです


おや、お社の右手に道がありますね


少し降りるとちょっとしたスペースがあって、と言っても木と土だけなんですが何気ない木の根までもが雰囲気ありげに感じます


と、視界の端できらっと光るものが?!


。。。まじか!! まじか!! まーじーかー!!


おまん!! いつからここに埋まっとったじゃ!?

思わず声に出して言っちゃいましたよね(そんな訛りではないけど)


調べてみたら1960~70年代の瓶っぽい!!

勿論、そのままそこに居て貰いました


境内に放置されたゴミ と言ってしまえばそれまでなのですが、なんかもう、こういうところからしてこの神社の素晴らしき雰囲気だなって感じたのです

いや、もうホント、最後のダメ押しでした


最高です


その先は石段を下る形になっていてお寺の境内に繋がっています

妙光院側から見るとこんな感じの参道ですがお寺側だからか鳥居はありません


何気なく足元を見ると、なんと鱗のようになっていました

お洒落な滑り止めかとも思ったのですが一部分だけなんですよね、なんでしょう


妙光院さんの方は赤い山門が美しく、隣にはさらにもうひとつ安養寺というお寺もありました


空はやっぱり不思議な感じです


神社が好きな方なら絶対参拝すべき小さな神社、大國魂神社を参拝されたら是非こちらも!!



さて、金比羅神社の御祭神、大物主命です


国造りの途中で少彦名が去ってしまいさてどうしたものかと困っていた大国主の元へ海から光り輝く神が颯爽と現れ、我を山上に祀れば上手くいくぞよ!、というので祀ったことで国造りを無事に終えることが出来た、という大物主

大物主は海の神、蛇の神、などとも言われていますが、大国主が大物主を祀った場所であり日本最古の神社のひとつと言われている大神神社では、大物主は大国主の和御魂であるとしています

神には二面性があり、和御魂は優しさと平和、荒御魂は荒々しさとされています

さらに和御魂には幸運の幸御魂、智恵の奇御魂があり、幸御魂は「豊」、奇御魂は「櫛」として表されるのだそうです

お? 豊と櫛!!!!

そう、真っ先に思いつくのは神門や拝殿に座られている二神、豊磐間戸神と櫛磐間土神です

この二柱は瓊瓊杵尊天孫降臨で随神とした神


おっと、逸れてきちゃいました、戻しましょう


大物主が大国主の和御魂で、山上に祀ることで国造りを終えることが出来た、ということは

山の上に優しさを置き、厳しさをもって国造りにあたったということでしょうか

事を成すには優しさを隠し厳しさをもってしなければならないということかもしれませんね

違ったらごめんなさいm(*_ _)m


ちなみに伝承が似ていることから大物主=恵比寿様であるという説もあり、その他にも説はいろいろあるようです


というわけで、大國魂神社の素晴らしさはこの金比羅神社があるからこそ、という面も少なからずあるような気がします

ちなみに前述から抜けてましたが、勿論、こちらの創建年等の由来は不詳です


重ね重ねになりますが、まるでタイムスリップしたかのような素晴らしい金比羅神社、機会がありましたら是非大國魂神社と共にご参拝されてください(*^^*)

稲荷講扱所 恵比寿山下伏見稲荷大明神


どうも、ひのきですm(*_ _)m


本日はこちら

恵比寿山下伏見稲荷大明神


伏見稲荷ですと!?


とはいえ、ビルの谷間に ポツン とあって、いや、それはまぁ稲荷としてはままあることなのですが小綺麗ではありつつ人気も無く、それでいて 伏見稲荷 と名のついたここは一体...? と思わせる雰囲気

ただ、看板には 京都伏見稲荷の恵比寿扱所 と書かれています

こんなところに?

でも、なんか吸い込まれる感じはする(・ω・)


狐につままれた感じで歩を進めていきます


右側はフェンスに蔦、左側は赤い幟、そして朱鳥居を潜ります


突き当たりに石鳥居と小さな境内

あれ、空気感が変わった

右手に由緒書がありました

いつもは参拝後に読むor撮影しておいて記事を書く時に読むのですが、今回ばかりは先に目を通しました

伝は昭和20年からはじまっていますがその頃には既にあったということで創建年は不詳のようです

田畑を守る五穀豊穣から戦果を経て大きな発展を遂げたこの地の商売繁盛を守ってらっしゃるとのこと


手水舎も新しく綺麗ですね


2017年に建て直されたばかりなので美しく、どことなくまだ木の香りがする気がします


御祭神は宇迦之御魂神ですが、京都伏見と同じく稲荷大神の四神が祀られているかもしれませんがそこは不明

スンッ とした雰囲気

少し ピリッ ともする雰囲気

眼光鋭く来訪者をしっかりと見極める瞳のお狐様


そう、The 街のお稲荷さん といった雰囲気です


神社はどこもそうですが、特に街のお稲荷さんは町会や自治会、商店会がしっかりと守っていかないとなかなか管理が行き届かなくなってしまいます

最終的に管理者が居なくなってしまうと、その地域の鎮守社などに境内社として遷座することになります

各所の大きな神社に必ずと言っていいほど稲荷社が、大きなところであればあるほど複数の稲荷社があるのはそういった理由からですね


都会であればお店も多く寄付金協賛金も多くなるじゃないかと思いきや、商売店には必ず神棚があって街の稲荷を大切にするなんていうのも今は昔

街をあげて氏神様やお稲荷様を守り、盛り上げ、祭りをひらく、なんていうのは当たり前ではないんですね


そんな中、恵比寿という街でこうしてしっかりと守られ管理されているお稲荷さんに力が無いわけがない!

素敵なお稲荷さんだと思います(*^^*)


ちなみに 扱所 というのを調べたのですがどこにも明確には書かれておりませんで、恐らくですが、伏見稲荷大社を本庁とした稲荷講の支部の末の部署のようなものじゃないかと思います

つまり、稲荷講の講員になりたい場合に扱所等で申し込みが出来るということだと思われます

が、こちらには社務所っぽいものもありませんのでもしかしたらこちらのお稲荷さんを守ってらっしゃる方々を対象として活動されてらっしゃるんじゃないかと思います


というのもこの時はそこまで意識していなかったのですが、本当につい先日参拝したところにも 窓口のある扱所 があったのです!

なんだろう?と思いつつ寄らなかったのですが丁度この記事を書こうとして 扱所 が出てきて調べるに至ったというわけです

偶然ですけど、こういうタイミングってのがやっぱり必然なんですかね

寧ろ「そろそろお前さんも入る頃かのぅ」とでも言われているような雰囲気すら感じますw


おっと、脱線が長くなりました


稲荷社は全国30000社を超えると言われていますが、個人で祀られていたり神社としてではなく祠として祀られているものまで含めるととても数え切れない膨大な数だといわれています

そうなんです、お稲荷様はどなたでも個人で祀ることが出来まして、それこそ伏見稲荷大社東伏見稲荷などの窓口で御分霊をお受けすることが出来るのでこれほどの数になるんですね

その中でも 伏見 の名を冠するところはほとんどありませんが、こちらは恐らく 扱所 であることからその名がつけられているんだろうなぁ、と推測します


商いや生活をする民の守り神

それがお稲荷さんですね(*^^*)b


そして書いた記事を見直して漸く気付くのでした



由緒書きの署名に 稲荷講 って思いっきり書いてあるやんけぇぇぇぇえええ!!!(爆)


ま、こんなもんです(´>∀<`)ゝ

気付かなくても自分で調べた事にこそ価値がある!

なんてね(*^^*)

えべっさんの福徳 恵比寿神社


どうも、ひのきですm(*_ _)m


あれ? 恵比寿神社の記事連投? 間違ってない?

と思ってくださった方、続けて読んでくださってありがとうございますm(*_ _)m


本日はこちら


恵比寿神社

場所は恵比寿ガーデンプレイスの東側、ヱビスビール記念館から南東方向にあります

外周側に参道があり生垣によって境内が見えなくなっていて突然鳥居と参道が見える感じなので気づかずに通り過ぎてしまう人もいるかもしれません(というかこちら側を通る人が少ないかと思います)


御祭神は恵比寿大神

こちらはヱビスビールを創ったサッポロビールがまだ日本麦酒酒造だった明治26年に兵庫の西宮神社から工場内に勧請された神社です

とても澄んだ空気で今も美味しい麦酒が造られるのを見守っていらっしゃいます


西宮神社で祀られている恵比寿大神は、第一殿に蛭児大神、第二殿に天照大神(後に大国主大神を配祀)、第三殿に須佐之男大神が祀られている恵比寿神社の総本社です

西宮神社、と聞いて あっ と思い出しました

新年、真っ暗なうちに皆が一斉に走り出してトップを競う福男神事で有名な神社ですね!!

企業が勧請する神社といえば稲荷神社が多いのですがさすがヱビスビールです

その御利益あってか、ヱビスビールは日本を代表するビール会社のひとつとなっています


小さなお社、小さな境内ですが、それでも境内参道が長めで広く、そしてお手入れの行き届いた素敵な御神域です


その御利益にあやかるべく、是非ご参拝ください

そしてご挨拶した後はヱビスビール記念館でおいしいビールを。。。(*´ω`*)