どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら!! 大阪天満宮
そうなんです、夜、、、ではなく、早朝!!
大阪神社巡りを決めてピックアップがスムーズに決まっていったのですがどうにもこうにも時間が無い!!
というわけで、天満宮さんは6時の開門と同時に参拝してホテルで朝食をとったら一気に残りを巡る作戦ですw
なので天満宮近くのホテルというのが第一条件だったんですよねー(*^^*)
年末の未明、さすがに肌がピリピリする寒さの中、天満宮へ向かいます
なんかいいなぁ、と思って撮った一枚
静かなる商店街
ナビ通りに歩いて5:58、バッチリのタイミングで到着!!
ってやっぱりここ裏門ですよねーw ナビ通りに歩くとほとんど裏門に連れていかれるなぁw
だが、6時になっても門が開く様子がない、、、
暫くすると門の向こうから ちゃりちゃりーん ぱんぱん という音が聞こえる
あっ、さすがに表門しか開けないのかもしれない!!w
もしくは一箇所づつ開けていくのだとしたら待つより表に回った方が早いかな、と商店街を抜けて反対側へ
ここか!? 開いてる!!
恵比寿様がいらっしゃいます、大阪はほんとえべっさんを愛している街ですね(*^^*)
恵比寿門、うん、ここが正面ではない気がするけど入らせて頂きます
今思えばこの旅は龍神様だけでなく恵比寿様にもご縁の強い旅でありました
はい、予想通りもう少し先が正面参道になっておりましたので一旦外に出て入り直します
凄い! 流石の規模です
門を潜りながら何気なく上を見上げたら干支!!
ほぼ誰も居ない未明の天神様
壮大な社殿は美しく気品があり、とっても素晴らしい
早朝の空気と相まって清々しい気持ちでご挨拶出来ました
さぁ、何も調べてないけど境内を巡っていくぞ!!←
天満宮と言えば渡り廊下というイメージがあります
御本殿の周りは絵馬掛けになっていますね
こちら、本殿のお背中
なんと美しいのでしょう、、、早朝か夜、門が閉まる前にしか見られない美しさです
本殿の背後には十二社
年末年始とあってか上がることは出来ませんでしたが吉備聖霊、早良親王、藤夫人、火雷神、火産霊神、埴山比売神、天吉葛神、川菜神、藤原廣満霊、橘逸勢霊、文太夫霊が祀られています
御祭神名を見てなんとなく想像は付きましたが、御霊ともなる方々とその霊を鎮める神々が祀られているようですね
あ、夜間撮影にかなり優れているPixel 4aなので結構明るく見えますが実際は結構暗いですw
ここから境内図も見ず手探りで境内を探索していきます
素戔嗚命を祀る八坂社
そのままなんか外に出てしまって別の門を発見(この時は暗すぎて神額の文字に気づかなかった)
おや? 境外社?(寒さと暗さでここでも立て札に気付かず)
池!? ということは。。。
と思ったけど雰囲気が違いますね
なんと祖霊舎でした、凄く立派ですね!!
隣のお社は高坐招魂社とあります
調べてみると上方落語協会により建立されたそうです
先程の朱鳥居から入ると境内社が並びます
亀吉鶴姫大明神社
天満弁財天となっています
石碑が並び奥にお稲荷さんがいらっしゃったのですがふと見たら前から鳥居が並んでいたので一旦中へ戻ります
大きなお社の脇に住吉社
暗い、、、暗いぞ(写真より全然暗いんです)
稲荷参道を進むとなぜか牛さんが
扁額には稲荷奥宮とありますがこの時文字が読めていません
にも関わらず、何かを感じ取っていたんでしょうね
鳥居ひとつ潜る事に増す圧、そもそも真横からお社前まで行ったのにそこでご挨拶せずしっかり参道を通る事を選択したところから感じていたのでしょう
しっかりとした挨拶をさせて頂きましたが、私なら絶対に撮るはずであるこの先のお社を撮影していませんでした(記憶にはしっかりとある)
そのままこのエリア中央に鎮座する大きなお社へ向かおうとしたのですが神職様が砂利を整えてらっしゃったので外側へ、こちらにも境内社が並びます
大阪天満宮、、、広すぎん?(気付くの遅い)
手前から吉備社、十二社にも祀られていらっしゃいましたがこちらにも、御祭神は吉備真備公です
大津の御霊神社で学びましたが、吉備真備公は御霊というよりも御霊を収める方として祀られていると思います
応神天皇を祀る八幡社
大山咋神を祀る松尾社
っと、、、暗がりから凄い存在感のお社が見えました
参拝出来なくない? ...あっ、これ蔵かと思ってたらもしかして拝殿なのか!?
正面にまわるとしっかりとした拝殿でした
拝殿内はどこか独特の雰囲気で御挨拶したら パタン と拝殿内で謎の音が。。。暗くて見えないのですが猫ちゃんでも寒さを凌いでいるのでしょうかね
こちらは霊符社、御祭神は天之御中主神
戻りましてこちら、ひと際大きな境内社
独特の雰囲気の中、白米大神、の提灯が下がります
稲荷様だ!!
さきほどの奥宮はこちらのでしょうか、それとも関連しないのでしょうか
大きな社殿だなぁと見ていて本殿回りが回廊になっていることに気付きました、こちらがお背中
なんと、狐と天狗の爪研ぎ石というのがありました
おっ、あっちにも、、、とこちらは大己貴大神を祀る妻社
そのお隣は神馬舎、キュート(*^^*)
この辺りからグッと明るくなってきました、時刻は6:45
登竜門発見!!
反対側も
立派な牛さんも発見(暗くて全く気づいてなかったw)
塚のようになってお社が!!
左の白太夫社には白太夫命が、右の老松社紅梅殿には御愛樹の霊が祀られているそうです
はて?と調べてみると、白太夫は道真公の守役であった渡會春彦公、御愛樹というのは道真公が愛した木のようです
夜明けの拝殿本殿
蛭子大神を祀る蛭児遷殿
正面中央に木があるのですがこれが良い感じ
こちらは大将軍社
大将軍? ってどなただろう
というわけで夕方に見えますが早朝の大阪天満宮でした!
最初に来てしまっていた門から出ます(*^^*)
さて、最後になりましたが、御由緒について
大阪天満宮は650年に孝徳天皇が建てた長柄豊崎宮の守神として大将軍社を祀ったのが始まりだそうです
なんと最後に参拝した大将軍社が始まりだったんですね!
901年に道真公が大宰府へ向かう途中に大将軍社へ参拝された事から949年に創建されたのだそうですが、もう少し調べてみるとさらに続きがありました
道真公が亡くなられた後、大将軍社の前に7本の松が生え夜に光を放っているという報告を聞いた天皇が勅令を出し天満宮を創建させたのだそうな
では元々の大将軍社とは?
650年、孝徳天皇の難波長柄豊崎宮が出来た時に都の西北の守護神として祀った神社だそうです
で、大将軍とは?
陰陽道における方位吉凶八将神だそうで大将軍の居る方角は万事凶となる荒ぶる神だそうです
さらに調べると、この大将軍社には八衝比古神、八衝比売神、意冨加牟豆美神、久奈斗神という魔物を防ぐ神々が祀られているようです
なるほど、鬼門封じですね
妄想全開で考えてみると、作り話を理由に魔物を防ぐ神々に道真公を鎮めさせようとしたのではないでしょうか
もしかしたら、そこに祀るのを封じる事と悟られない為に松の話を作り出した可能性なんかもあったりなかったり?
というわけで大ボリュームになった大阪天満宮でした