どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら、松島神社
水天宮前の通りを挟んですぐのところに鎮座します
小さな境内ですが右手に手水舎、左は社務所、そして上はビルになっています
手水舎はすぐ右手
社殿は鎮の雰囲気でしたので写真は撮らず、手前に狛犬がしっかりと守っていてとても素晴らしい雰囲気です
資料焼失により創建年は不詳ですが口伝によると下総国より移り住んだ柴田家の三男が1324年3月2日に神示を受け屋敷神に稲荷大明神を勧請(それ以前から鎮座していた可能性もあるようです)
元は海が入り込んでいて島になっており、松の木もあったことから松島稲荷とされたようです
1700年代になると町の名を社号からとるなど崇敬が高まり、日本全国より集まった職人達がそれぞれの故郷地神を祀ったり国学者 賀茂真淵が寄宿して神の道を説くなど、この神社を中心にして町が栄えていったそうです
これによって主祭神 稲荷大神にくわえ伊邪那岐神、伊邪那美神、日前大神(天照大神)、北野大神(菅原道真)、手置帆負神、彦狭知神、淡島大神、八幡大神、猿田彦神、琴平大神、天日鷲神(大鳥大神)、大宮能売神(おかめさま)、大国主神と14柱が祀られています
お社自体がビルとなっているので空は見えずやや暗い感じではありますが独特の雰囲気からしっかりと町を守る神々しさが感じられます
そして人々の神々への感謝がしっかりと届いているという素晴らしいお手本のような神社です
移り住んだ方々は互いに協力して持てる技術をこの町の反映に注ぎ込み、其々に祀られた神々もまた協力して彼らを支えた
この神社は、元々島だったこの地守るおいなりさまとして、おおとりさまとして、おかめさまとして、だいこくさまとして、てんじんさまとして、今もこの地を守り続けています
神様が多くてちょっと混乱してしまいますがw この町に住まう人だけでなく、参拝した人は皆が分け隔てなくとても大きな力を授かることが出来るような気がします(*^^*)
さて、御祭神の中で初めてお会いしたかもしれない手置帆負神、彦狭知神、淡島大神の3柱について調べてみました
なんと手置帆負神と彦狭知神は天岩戸隠れの際に瑞殿を建てたという工匠の神にして讃岐忌部氏、紀伊忌部氏の祖だそうです
淡島大神については淡島自体を神とする、少彦名神とする、諾冉とする、など諸説があるようです
ここは八百万の神の国
人々が
神々が
手を取り合って守る国
ここは本当に素敵な神社です(*^^*)