どうも、ひのきですm(*_ _)m
まだ旧年中の都内参拝記事が残っているのですが、ここからどっぷりと濃い年末年始巡拝を前倒しでアップしていきます
まず最初はこちら、鴨都波神社!!
はい、過去の記事や勝手に記紀考察をお読みくださった方ならお察し頂けるでしょう、、、今回の巡拝記事はかなり長いものが多くなりそうです、、、(自分でも覚悟を決めているw)
時は2023年12月29日、実家へ向けた帰省は一旦名古屋を通り過ぎて西方面を巡拝するのが毎年恒例となっております∠( ̄^ ̄)
始発の新幹線からは美しき霊峰富士を見ることが出来まして、心の中でサクヤヒメ様へ遥拝
初めて車内で聴く新しいチャイムもとても良いけれどやっぱりずーっとお世話になって来たAMBITIOUS JAPAN! のチャイムが懐かしい...(´;ω;`)
順調に進んでいたのぞみ1号ですが急に ぎゅぅぅぅぅん という聞いた事の無い、、、いや、稀に聞いたことのある異音がし始めた
これはもしや?
ぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅん 『緊急停車します』
結果を先に言うとどこかで緊急停止ボタンが押されたらしく豊橋手前辺りだったでしょうか、ポツンと停まってしまいました
待って、新幹線の緊急停止ってそんな多発してないと思うんだけど去年の帰省時も当たったぞ?! とはいえ東日本の新幹線では当たってないか
というわけで5~10分程度の遅れで無事に京都到着、そこからキティに乗り換えて、、、キティ?!Σ(゚д゚;)
車内もキティだ(*´ω`*)
さらに近鉄に乗り換えてさくらライナーってやつに乗る、懐かしいアーバンライナーがピンクになってるんですね(*´ω`*)
最近はJRだけでなく私鉄も含めてスマホで指定席や特急券が買えるので混雑が予想される場合で無ければ乗る直前で買えるので指定したのに遅れてどうしよう…といった事も無くて助かりますね(*^^*)
そしてたどり着いたのは、、、御所
ごしょ だと思ってました ごせ なんですね
駅から徒歩数分、鴨都波神社へと到着です
手前の信号まで戻って道路の反対側へ渡りまた戻って来るのが億劫でこの角度w
10月に入りほぼ神社とルートを決めかけていたところでぐいぐいと導かれたことで組み直した此度の巡拝がここから始まります
鴨都波神社は崇神天皇の御代に大田田根子の孫とされる大賀茂都美命により創建されたというので紀元前50年前後でしょうか、宮中八神殿(現 宮中三殿)に合祀されているそうで主祭神は都羽八重事代主命と下照比売命、そして建御名方命が祀られています
考察系は後述とさせていただきます
それでは、参拝!!
実はナビに従って境内北側をちょっと覗いた時(こちらからは入れません)に本殿お背中を拝むことになったわけですが、、、物凄い気の流れだったんです
参道も素晴らしく正に杜、この境内はそのまま遺構だったんですね
まずご挨拶したのは宇迦之御魂大神
まず主殿、という方も多いかと思いますが私はその時の感覚に全てを委ねています
境内社のお稲荷様は後に遷されている場合もありますが、創建時より境内鎮守として祀られる事も多く、また創建地として古来よりお稲荷様が鎮まられていた御神域が選ばれる事もあるので個人的には ここは!? と感じられた場合は先にご挨拶する事をオススメします
御神域、杜の全ての鎮まりがここに集中しているかのようです
続きまして神農薬祖神という標柱が立つこちらは神農社、その名の通り少彦名命が祀られています
なんと涼やかなお社でしょう、そして暫く痛めていた左足はまだ痛いまま組まれた今回の結構キツイ巡拝を無事終えられるようご挨拶
鳥居は新しくされたようで物凄く素晴らしいですね、どちらかから下賜されたものでしょうか
主殿前年末年始準備をされてらっしゃったので周りから、拝殿右手の境内社は竈三柱大神と金山彦命を祀る火産霊神社、猿田彦神社、天神社
その手前には伊勢神宮と宮中神殿の遥拝所
主殿から離れていくと手水舎
こちらが表参道だったようで結構長いですね
改めまして
手水舎の向かいには予想通りの祓戸大神
と、ちょうど鈴緒の準備が終わられたようなのでご挨拶
殿内では巫女さんが御祈禱の手順を習ってらっしゃって鈴の音がとっても心地よい、そのせいか、神様がとっても優しい心で見守ってらっしゃるような穏やかさです
凄い御由緒で凄い御神域なのですが物凄くアットホームな感じで居心地の良さが凄い
なんかこう、、、凄く好きです
こちらが御本殿ですね、とっても素晴らしいです
鴨の宮 というテントがなんか良いですね
拝殿正面には藤棚の参道がありまして
こちらの静謐さが凄い!! と思ったらそれもそのはず
手前には後ろを小川が流れる市杵島姫命を祀る笹神社
そして左手
素戔嗚尊を祀る八坂神社です
私の勝手に考察では親子神でらっしゃいます(*^^*)
ここからは珍しくバス移動なので時間に余裕がありしばらく境内の御神氣を胸いっぱいに吸わせていただいていました(*´ω`*)
それでは勝手に考察の後述でございます
鴨都波神社を参拝したということはもはやネタバレでもありませんね、そう、この後は高鴨神社と葛城御歳神社へ向かいます
この三社の御祭神はとっても興味深いのです
鴨都波神社の御祭神はコトシロヌシ、シタテルヒメで、タケミナカタが配祀されいるのは異母兄弟ということでしょうか
高鴨神社の主祭神は賀茂氏の祖 迦毛之大御神 とされるアジスキタカヒコネです
そう、"あの" アジスキタカヒコネなのです
さらに事代主命、阿治須岐速雄命、下照姫命、天稚彦命が祀られていますが、アジスキハヤオというのはアジスキタカヒコネの別名とされているのです(御子神と言う説もあり)
神々においては別名が多いのも普通によくあることですが、同じ神社に別名で祀られているのは少し珍しいですね
私の勝手に記紀考察ではアジスキタカヒコネ=コトシロヌシとと考えておりましたので、となると同じ神が別名で三柱祀られていると考えてもおかしくは無いということになります
つまり、鴨都波神社には兄妹と異母兄弟、高鴨神社には兄妹と妹婿が祀られていることになります
そうか!! なぜ賀茂氏ではなく諏訪氏や守矢氏(物部氏?)であるタケミナカタが?と思ったのですがこう考えれば共に国譲りと戦った兄弟ですから何も不思議はありませんでした
そして葛木御歳神社の御祭神は御歳神、大年神、高照姫
オオトシはスサノオの子とされており、ミトシはオオトシの子、そしてタカテルヒメはオオクニヌシの子と書かれています
はたして御年神、大年神とは...