日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

八王子最古の杜 子安神社

 

 

どうも、ひのきですm(*_ _)m

 

さぁ、こちら暫く寝かせてしまった記事ですが

 

高尾に住み自転車であっちへこっちへと走っていた頃に甲州街道は何度も通っていたはずなのに何気に気付いていなかった神社へと参拝してまいりました

 

それがこちら、子安神社
f:id:hinoki_kaonashi:20240606140548j:image

 

ナビは甲州街道側へ導いていたのですが直前でふと気付いたんですね、普通南向きだから逆じゃね???と!(←少し学んできた)、というわけで読みが当たりまして正面からの参拝です

 

平日朝にも関わらずまばらではありますが常に参拝者がいらっしゃる、さすが地元を代表する神社ですね

 

境内は広いといえば広いし狭いと言えば狭いのですがこの規模にしてはとても広く感じます、特に入ってすぐの御神木がとても良い氣を放たれています
f:id:hinoki_kaonashi:20240606140807j:image

 

うーん、木々に囲まれてとっても素敵な境内です
f:id:hinoki_kaonashi:20240606141236j:image

 

左手に立派な神楽殿、そういえばちゃんとした神楽は拝見したことがないなぁ
f:id:hinoki_kaonashi:20240606141123j:image

 

意外と質素な手水舎ですがとっても清らかさを感じます
f:id:hinoki_kaonashi:20240606141032j:image

 

心を込めてご挨拶したら拝殿の写真を忘れていました、御祭神は木花咲耶姫命、合殿に天照大御神素戔嗚尊奇稲田姫命、そして大山咋命

 

あっ、今朝の神様カードはオオヤマクイ様でした!! 帰ったらお酒飲もう(*´ω`*)

 

拝殿には重きを感じる尊さがあり、久しぶりの八王子で咲耶様も久しぶりだとちょっと心浮いていたのですが急にビシッと緊張に包まれる、思わずご挨拶よりも祝詞を、と小声であげている時に鈴緒を揺らすことすら忘れていることに気付いた

 

覇を感じるわけではない、厳しいというほどでもない、でもとても重々しい雰囲気で驚いたのは事実、祝詞をあげている間もピタッと風も音も無くなり、無の中に置かれたような感じ

 

ただ、無重力になるとかとは違って自分は自分のままに、周りと遮断されたような感覚でした

 

そんなはずは無いんですけどね、神職様が水撒きをされていたし境内保全の作業員さんが準備を進めてらっしゃったのでどちらかというと音が途切れることは無かったはずです

 

いつも優しい姉的存在の咲耶様だから何かしらのサインが頂けたらいいな~なんて思いも砕け散りw でもしっかりとご挨拶は出来たと思います(*´ω`*)

 

拝殿左手前のお社は橘社、橘右京少輔命が祀られています
f:id:hinoki_kaonashi:20240606141320j:image

 

759年、淳仁天皇より皇后の安産祈願所を建てよと勅令を受けた橘右京少輔が当社を創建したそうで八王子の開祖とされているそうです

 

確かに安産祈願=子安神社=咲耶様というイメージはありますが個人的には富士の鎮守神に選ばれし山と水の女神という印象の方がどうしても先行してしまいますが産屋に火を放ち出産したという神話から安産の御利益が有名ですね

 

右手は安産祈願の御神水、スムーズな出産の為に底抜け柄杓なんですね!!
f:id:hinoki_kaonashi:20240606144251j:image

 

そして右側には、、、参道?!
f:id:hinoki_kaonashi:20240606144435j:image

 

渡り廊下を潜る形で続く参道、金刀比羅神社の扁額が見えます
f:id:hinoki_kaonashi:20240606144626j:image

 

細く面長なあまり見ないタイプの狛犬さんたち
f:id:hinoki_kaonashi:20240606144540j:image

 

こちらはくっついたのではなくめくれるように割れているのでしょうか、切り株がハートや桃のようになりそうな木ですね
f:id:hinoki_kaonashi:20240606144927j:image

 

あれ?この石は? と思ったらお食い初めの石なんですね、記憶に無いけれど私も石を噛んだのだろうか
f:id:hinoki_kaonashi:20240606145206j:image

 

左手に本殿、そしてお社に囲まれたこの場所は一気に空気感が変わります
f:id:hinoki_kaonashi:20240606145307j:image

 

左手に手水舎
f:id:hinoki_kaonashi:20240606145420j:image

 

咲耶様の本殿、手前の木が苔に包まれていて物凄く好きなタイプ
f:id:hinoki_kaonashi:20240606145458j:image

 

右手には五社殿
f:id:hinoki_kaonashi:20240606145606j:image

 

少彦名神を祀る石神社は喉を守り、杓文字を納める

白山比咩命を祀る白山神社は歯を守り、梨か絵馬を納める

保食神を祀る稲荷社は商売繁盛を願い、油あげを上げる

国常立尊を祀る御嶽神社は眼を守り、絵馬を納める

面足尊惶根命を祀る第六天神社は足を守り、履物・杖を納める

f:id:hinoki_kaonashi:20240606145613j:image

ちょっと横着しまして、順にご挨拶をして行って最後に中心のお稲荷様の前で五柱の神々へ拍手を、、、すると左手からスゥーッと冷たい風がゆっくりと流れ込んできました

 

大黒様の大絵馬が掛けられたこちらが金刀比羅神社ですね、大物主神が祀られています
f:id:hinoki_kaonashi:20240606150834j:image

 

あまり目が良くないのでぼんやりしか見えませんでしたが拝殿奥の祭殿が金色に輝いていて大きな御幣なのか屏風のようなものなのか、、、金色の大黒像、、、ではないですよね(*´ω`*)

 

そして左手が葦船社、御祭神は日留子命となっていますが説明には伊邪那岐伊邪那美だと書かれています
f:id:hinoki_kaonashi:20240606151202j:image

 

日留子は蛭子とも書かれ、エビスとも読めることから諸説あるのですが浪漫を持って考えるとやむなくイザナキイザナミが流した子が恵比寿様になったとも言われます

 

安産祈願の神社としてこちらは水子供養になっており、咲耶様に近いところで安息が得られることでしょう
f:id:hinoki_kaonashi:20240606151551j:image

 

その先は裏参道になっており、甲州街道へ出るようです
f:id:hinoki_kaonashi:20240606151909j:image

 

なるほど!! こうして普段は閉められている、開いていたとしてもさほど大きな門ではないので当時何度も通っていた道ですが特に気付くことが無かったんですね、それなのに 八王子で安産祈願といえば子安神社 という事を知っていたんですから凄い

 

こちらは金刀比羅神社の本殿

f:id:hinoki_kaonashi:20240606152132j:image

 

戻りまして境内右手、こちらは祖霊社
f:id:hinoki_kaonashi:20240606152225j:image

 

そしてこちらにも鳥居が
f:id:hinoki_kaonashi:20240606152319j:image

 

池らしき姿は見えていましたが、なんと湧水!!
f:id:hinoki_kaonashi:20240606152424j:image

f:id:hinoki_kaonashi:20240606152459j:image

 

神池の畔に市杵島姫命を祀る嚴島神社
f:id:hinoki_kaonashi:20240606152630j:image

 

いやー、、、安らぎますね、一匹の純白鯉が黒い鯉を二匹引き連れて優雅に泳いでいて見蕩れてしまいました(あっ、写真と思った時にはデッキの下へw)
f:id:hinoki_kaonashi:20240606152819j:image
f:id:hinoki_kaonashi:20240606152851j:image
f:id:hinoki_kaonashi:20240606152746j:image

 

 

はい、ちょっと久しぶりに遠征ではない参拝だったのでちょっと期待してしまいましたが、とっても素敵な境内と御神氣だったのに感じられたのは五社での謎の冷氣のみ、とちょっと高望みになってしまった私です(>_<)

 

でも八王子の駅近くにあって森の中に居るかのような清浄さはとっても素晴らしく居心地もすっごく良かったです(*´ω`*)

 

そしてね、この時は拝殿内の氣に飲まれて気づかなかったのですがお賽銭箱には三つ葉葵、徳川家からの崇敬も篤く朱印を受けていたそうです

 

 

お隣には境内を接して福傅寺というお寺がありました
f:id:hinoki_kaonashi:20240609185158j:image

 

これは間違いなく別当だろう、と調べてみると1550年頃に創建された別当ですが元は離れていたそうな

 

不動明王を本尊として聖徳太子作と伝えられる脇本尊の十二面観音は子安観音と呼ばれ子安神社と共に安産祈願のお寺なんだそうです

 

名古屋から東京へ出て来て住んだのが八王子市高尾でしたが、その頃を思い返してもとても子育てに手厚いと感じていましたが天皇が想いを込めた子安神社・観音様が今もこの街に根付いているのかもしれませんね(*´ω`*)

 

駅へ向かっていると子安神社のマンホールを発見しましたw
f:id:hinoki_kaonashi:20240609190527j:image

 

場所限定でこんなマンホールの蓋が作られるほどに愛されてるんですね(*^^*)