日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

【遷宮間近】 小石川大神宮

参拝、してますか?

どうも、ひのきですm(*_ _)m


これまでいくつかの神社を巡ってきましたが、補修工事はポチポチ当たるものの、建て替えは稀、そして今回は初めての移転中という神社への参拝

幸楽苑、いや、後楽園or春日駅から徒歩で五分ほどの小石川大神宮です
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この日ふと思い立ったので参拝しようとしたのですが、調べてみると現在は移転中の仮殿で、あと少しすれば新社殿が完成するのだとか

それならば完成してからにしようかとも思ったのですが、移転途中に参拝出来るのも今だけだし思い立ったが吉日! ということで向かいました(*^^*)b

ちなみにいつぞやのお稲荷さんの時と同じ流れになりまして、Googleマップを信じて歩いて行ったのに全くそんな雰囲気も何も無い住宅地のど真ん中へ連れて行かれましたw、行かれる予定の方は公式HPを確認してください(一応Googleマップでも出ますけど探しづらいです)

御祭神は天照大御神で、伊勢より皇大神宮特別神璽を奉戴(極めて異例だったようです)し東京における伊勢神宮遙宮とされているそうです
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小さいながら趣のある手水舎
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こちらが仮殿ですね、小さいながら特別神璽が祀られていると思うと身が引き締まります
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………が、実はこの時、事件が起きていました(事件というほどではありませんがw 後述します)


こちらには仮殿だけなのかと思ったら本殿はほぼ完成していました
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この素晴らしい木製鳥居はなんと、伊勢神宮式年遷宮で解体された別宮月読宮の鳥居の古材なのだそうです、有り難や有り難や
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小さめではありますが素晴らしい造りです
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こちらは勧請に尽力された佐佐木勝造翁
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美しいですねー
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その格式から想像していたよりも遥かに狭く小さな境内と社殿だったのでこの全てが仮殿なのかと思いましたが、大きさではありませんね、素晴らしかったです



さて、事件です(すっごい下らないですが)


実はこの工事中新社殿の目の前も工事現場となっていて、参拝直前に(看板を見る限りは神社とは無関係っぽいのですが)なぜかそちらの写真を撮っている人物が目に入りました

あら、そっちは神社と関係無いんだけど敷地が繋がって見える上にどちらま工事中だから紛らわしいよねーと思いつつ手口を清め、仮殿前へ歩を進めました

礼から始めるや否や、ソレが始まりました

静かな住宅地部分に響く大きな声

それはまるで喚いているとも言えるほどの大きな声

何が始まったのだ?と思いつつ天照様へのご挨拶を始めていたので続けます………が、あまりにもその声が大き過ぎてご挨拶にもなりませんw

要は、工事現場の写真を撮っていた方に対し、住民の方が大声で神社への文句を言っていたのです

要約すると、こんなとこへ神社なんか移って来やがって迷惑千万だし工事が煩くて堪らなくて全然終わりもしねぇ!的な感じで捲し立てています

おやおや、知人の方だったのかな?

勿論、こちらの社殿や社務所の造成時はそれは大きな音や振動もしたでしょうが、でもこの方は明らかに、まだ工事中である目の前の敷地に対しても神社の文句を言っています

そっち、神社じゃないよね………と思いつつ聞いていると(寧ろ聞かされている)(もはや神様にご挨拶なんてさせて貰える環境ではない)、どんどんその言葉は神社というか神様に対する呪詛にも近い罰当たり的な激しさが出てきました

そう、元々愚痴っていた人ではなく、もう社殿や社務所に向かって大声で悪態を叫んでいたのです、もう仮殿の前で私は苦笑いですw

おやおやおやおや

人が神聖な神社で神様にご挨拶してんのにどういう了見やけん!と思ったのは最初の僅か間だけ、意外な事に腹が立つどころかこういったリアルな状況を感じることが出来るのはレアな体験だし、確かに神様・神社に対して何の想いも無い方にとっては迷惑でしか無いのかもなぁ、なんてとっても穏やかな気持ちで聞いて(聞かされて)いました

なんなら、境内に居ながらに神様への呪詛を耳にするなんてまず有り得ない経験ですから貴重ですよ

すると吐き出しきったのか、住民の方が少し落ち着いて「それであなた、どちらの方?」

工エエェェ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ (爆笑)

あれだけ一方的に大音量で愚痴っておきながらまさかの見ず知らずの人!?(爆)

するとさらに驚きの展開に

あの長々とした神様への呪詛を神社の目の前でちゃんと向き合って(困った顔はしていましたが)聞き続けていた方が、急にキョロキョロし始めたのです

ん???

すると住民の方がさらに聞きます、どちらの方? どちらにお住いで???

そう、貴方も迷惑してるんでしょ?的な思い込みで愚痴っていたようです、確かにその通りがかりの方はかなり身軽な感じでご近所さん感が溢れていました

するとその方、そーっと踵を返して何事も無かったかのように離れて行きます

へ???ってなったのはその住民の方だけでなく私も同じですwww

さらに去りゆく後ろ姿へ何処の方かと話し掛けるも、そのまま振り返ることなく立ち去られてしまい、住民の方はバツが悪そうに家へ戻って行かれました

なるほど、もしかしたら目の前で工事中だった土地の関係者さんだったのかな、なんて(笑)

まぁそれは良いとして、いやぁ、折角参った神社でこのような事に巻き込まれるとはとんだ災難ではありますが、色々と考えさせてもらうキッカケになったのも確か

そうですよね、何の想い入れも無い方にとっては急に神社が出来て多数の知らない人が訪れるようになったり(特に祭事や初詣)、話し声や拍手が日常になるとそれはそれでストレスに感じるのも理解は出来ます

私は色々調べた中で、拍手は小さく短く、を心掛けているのですがそれでもやはり、住宅地での参拝には気配りが必要だなーっと感じました

勿論、以前の私は大きく響けば響くほど気持ち良いと思っていましたし今でもそれが悪いとは思いません(その方が神様に届きそうな気がする)が、余りにパチーンパチーンってやるのも神様に対して失礼な気がしてしまいましてね(おい!おーい!って呼びつけてる感じがしてしまう)

まぁ今の私ならば、自宅の隣近所が神社だなんて嬉しいことこの上無いし拍手が聞こえる度に穏やかな気持ち(参拝する人の心が伝わってくるので)になると思いますが(いや、実際に隣ともなれば流石に嫌になるのかも?)、そこまでの想いを持ち合わせていなかった以前の私であればやはり煩いと思っても不思議ではありません

なんだかとっても思いがけない奇妙で貴重な参拝になりました、行ってよかった!←とことん前向き


静かになってから改めて見て回ったのですが、社殿脇にこちらの石像がありましたf:id:hinoki_kaonashi:20210411015702j:plain

あれ?大黒様?いや、小槌持ってないから恵比………いや、魚も竿も無い!? どなただっけ!?

調べました、いやー、出るもんですね

(-⊡ω⊡)っ_/ 検索[ 石像 扇 腹 ]

無病息災商売繁盛開運の布袋様でした!

素敵なお顔です(*^^*)


遷宮祭は来月中(五月)を予定しているようですがこの状況だとどうなのでしょう、延期かはたまた一般の方は御遠慮を、も考えられますね


色々ありましたが、また改めてご挨拶させて頂きたいと思います(*^^*)

筑土八幡神社・宮比神社


神様とのご縁にはブームのような波がありまして、決して自ら選ぶ訳ではないのですが、ここ最近は天鈿女命にお呼ばれする事が多くなっています

どうもこんばんは、ひのきですm(*_ _)m


今回は飯田橋から少し歩く筑土八幡神社です
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注連柱のようで注連縄ではなく角材が渡されています
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何だか歴史を感じる鳥居と神額ですね
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年齢的に小さな覚悟をしてから登る石段を上がりきるととっても心地好い境内へ出ます

こちらの彩りが素敵な社殿、御祭神は八幡様なので応神天皇神功皇后仲哀天皇の三柱です
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ご由緒はこちら
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高台の風が気持ち良いですねー(*^^*)


こちらは庚申様かな?
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さて、今回お呼ばれしたのはこちらです
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宮比神社!
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この名からピンと来る方もいらっしゃるかもしれませんが、御祭神は大宮売命と天鈿女命、凛として華のある素敵な社殿ですねー
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天鈿女命を祀る神社はあまり無いといわれますが、巡ったり探したりしてみると意外とあるものです

そして最近ご縁があってよくお呼ばれします

今回もたまたまマップでこのエリアを見た時に 宮比神社 の名を見つけたのです、不思議ですよね、こちらは境内社であって本来ならメインに表示されるはずの筑土八幡神社の文字は画面に出なかったのです

勿論、鳥が鳴き、良い風が吹きました、ありがたや


目の前の御神木ともとても素晴らしいです
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ファンの方はご存知かもしれませんが、天鈿女命さんは牛天神北野神社の境内社である太田神社に祀られていますが、徒歩10分程度の距離ですのでこちらにもご挨拶されては如何でしょうか(*^^*)b

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都会の清らかスポット 繁栄お玉稲荷大明神


どうも、ひのきですm(*_ _)m

マップを見る度にその個性的な名前が以前から気になっていたお稲荷さん、ようやくご挨拶出来るタイミングがやって来ました

繁栄お玉稲荷大明神です
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岩本町駅からやや南、ビルの合間に鎮座する小さなお稲荷さん、御祭神は倉稲魂命です


何やら説明書きのある棒があります
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やや短くまとまってしまっているので調べてみました


かつてここには桜ヶ池という大きな池(上野不忍池よりも大きかったと言われている)があり、1457年、この地に太田道灌によって江戸城守護社として創建されたのが始まりのようです

その後、池の畔にあった茶屋の娘、"お玉"がこの池に身を投げたことから「お玉ヶ池」と呼ばれるようになり、稲荷社もお玉稲荷と呼ばれるようになった

安政江戸地震で罹災したため、分霊社のあった葛飾区を本社とし、於玉稲荷として今も崇敬を集めているようです(いつか行かねば)

その後、元の鎮座地であるこちらは繁栄お玉稲荷大明神として今は無きお玉ヶ池跡と共に整備されたのだそうです

小さくて人工感が物凄くありますが、魚も心地良さそうに泳ぎとても良い空気が流れています
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ビルの合間に人が作った小さな池、そんな域を超えていて、なんならこの狭い隙間にすっぽりと入り池の前にしゃがんで魚を見ていると都会の真ん中に居ることを忘れてとっても癒される気持ちになれました

しかもこの時はまだ調べる前でこの"池"の歴史を全く理解していなかったにも関わらずこれほどの癒しを感じたのが不思議だったので、調べて物凄く納得しました

こういう感覚こそが楽しいからこそ、本来は訪問前に調べておくべきところをついつい後調べにしてしまう理由なんですよね


そしてこちらのお社、こちらこそがこの小さな池を清らかに保ち、素晴らしい雰囲気を作り出している源であろうとこの時に感じたのですが
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こちらもやはりあとから調べると、龍神様と弁財天である市杵島姫命が祀られているようです

稲荷社の方に龍神市杵島姫命が合祀されているという話もあるようですが、造りからしてもこちらに祀られていると考える方が自然ですね


そうそう、少し心に引っ掛かるのが二点ほど………

お玉さんは何故池に身を投げてしまったのか

まぁこれだけ心地良かったので、今ではお玉さんの心も安寧でいらっしゃるのだと思います


そしてもうひとつは「繁栄」の由来………あっ! 繁栄は弁財天のことかもしれませんね!?


いやー、この日も偶然の重なりでこちらに寄ることとなったのですが、まさかここまで清々しい気持ちにさせていただけるとは思ってませんでした

近くに来たら寄れる時は寄りたいなって思う、素敵なお稲荷さんでした(*^^*)

京都伏見からの正式勧請 東伏見稲荷神社

こんばんは、ひのきですm(*_ _)m


いやー、どんどん素晴らしい神社さんに出会っております、ありがたやありがたや


さて、神社巡りを初めてからお稲荷様とのご縁を感じ、いつか必ずご挨拶したいと思っているお稲荷様の総本社、伏見稲荷大社


なんと関東にもある!?!?!?


それが西東京市に鎮座する東伏見稲荷神社です
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境内に入る前から圧倒されますね………


創建は昭和4年と新しいのですが、関東一円の稲荷信奉者の熱望が届き、稲荷総本社である京都伏見稲荷から分霊を頂けたそうです

東に位置する伏見稲荷なので東伏見稲荷、大社ではなく神社なのは…明記するまでもありませんね ^^

なかなかに広い境内なのですが、なんとこちらの土地は全て西武鉄道が無償貸与!? さらに御霊代をお連れする際には特別列車を仕立て、到着と同時にそれまで上保谷だった最寄り駅名を東伏見駅へと変更してしまう、さらにさらにその後この近辺の地名自体も東伏見にしてしまうという信奉の深さです、凄い!


さすが民を守り民に愛されるお稲荷さん、私の仕事にはとても不都合ではありますが気持ちだけならほんとこの近くに住みたい!!!


この日、私は別の場所から長々と歩いて行ったので後から地図を見ていて気付きました、東伏見駅南口を出る所に早くも鳥居があり、そこから神社までがずっと参道になっているようです(御霊代が通られた道ですね)


では、、、いざ境内へ!

1972年に建て替えられたという大鳥居は圧巻、脇の大灯篭なんか意味不明な大きさです
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神々しい神門とお狐様が見えてきました
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立派な神門………を潜る前に後ろを振り返ってみますf:id:hinoki_kaonashi:20210410104717j:plain

この眺め!!! 当然ながら帰る時に見る景色ではあるのですが、門を潜る前に見ると感動具合がアップします(私だけ?)
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では神門を潜ります
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入ってすぐ右手に手水舎、少し進んで左手に社務所があるのですが門を潜ったことによりそれまで圧倒されていたところにふわふわ感が乗っかって写真を撮っていなかったようですw
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門を潜った後、手水舎で手口を清め、周りを見渡してもすぐ拝殿へ向かうことなく何故か社務所の前で空を見上げ、木々を見上げること10分ほど、完全に変な人になってましたね(笑)

心を落ち着けてから拝殿へ
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御祭神は東伏見稲荷大神とされる宇迦御魂大神、佐田彦大神大宮能売大神の三座です


こちらではご挨拶出来た事の喜びと日頃のお礼のみにして、"お願い事"は後ほどにします


左手側は補修作業中でした
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なんでしょう、太陽、空、雲、空気、風、音、五感を研ぎ澄まされ全てが身体に入り込んでくる、そんな気分に浸ることができます
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拝殿右側にあるお社はどこにも説明が無く不明
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拝殿脇という目立つ場所でなかなかしっかりした造りなので倉庫とかでは無いだろう…と近付いてみると玉垣の隙間からお狐様と立て掛けるように置かれた鳥居が見えました
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うーん、、、謎

さて、ここから怒濤の境内社巡りのパラレルワールドへと入っていきます

京都伏見稲荷大社では稲荷山に祀られている多数の社を参る「稲荷お山めぐり」があります

勿論規模は異なりますが、ここ、東伏見稲荷神社でもお塚めぐりが出来ます!

右端に見える鳥居、そして拝殿左手から巡れますf:id:hinoki_kaonashi:20210410145540j:plain

左手から行くと渡り廊下の下を潜る形になり、参道と書かれてはいますが、やはりオススメは右手側なので初めての方はこちらから進まず右手側へ行かれることをオススメします
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こちらがお塚の入口になります
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石鳥居を潜ったところに案内板がありますので写真を撮ってから行きましょう、流石に迷いはしませんが絶対に覚えてはいられないでしょうから(*^^*)b
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ちなみにお狐様のある社は全て宇迦之御魂神が祀られていると思って良いと思います

それから本当に沢山のお社がありますので"ご挨拶"だけでも良いと思いますし、全てのお社へお賽銭を入れるのが難しい場合は本殿拝殿の方へ多めにお賽銭を入れることで全てのお社への奉納としてしまうのもアリなんじゃないかと思います(私個人の考えですw)

ちなみに私は大量の小銭を用意してきました!←


では、参りましょう


千本鳥居の杜へと足を踏み入れます
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いきなりの二股、右手はすぐ正面に社が見えますf:id:hinoki_kaonashi:20210410151431j:plain


こちらは金鷹社、縁結びと長寿のご利益があるそうです(ご利益が書かれているのは有難いですね)f:id:hinoki_kaonashi:20210410151534j:plain

綺麗な折り鶴や折り紙で作った龍!?が素晴らしく心晴れやかになるお社ですね
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少し戻って左側へ進むとすぐにまた二股、逞しいお子さんならば喜ぶこと間違いなし、そうでないお子さんは泣くかもしれませんw
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右へ進みます!
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すぐ左手の権太夫
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不勉強ですみません、石台?がドン!といらっしゃってしゃがんでみましたがちょっと姿勢が無理です(>_<)
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上から失礼します
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御祭神である権太夫大神は田中大神の別名とされていて、つまりは伏見稲荷大社の本殿に祀られている五社の一座です


お隣が太郎稲荷社
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向かい側に並んで二社
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手前が要町稲荷社
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奥は三徳社
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振り返ると、、、鳥居は続くよ何処までも
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基本的に木陰なのですが、時折射し込む陽射しがとっても神々しく感じます
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こちらが末広社………おや?社が無い?
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っと、このパターンは初めてです
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お社が無く御幣なども見えないので御神鏡が御神体でしょうか(その後ろが御神体かも?注連縄も紙垂もないけど御神木?)
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この向かい側はお塚から出る形で少し開けた場所になっており、空襲による中島飛行機の犠牲者を弔う慰霊碑があります

この平和な空は決して当たり前な事ではありません
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さて、お塚に戻ります!
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末広社の隣は宇迦之御魂大神
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最早麻痺しつつある感覚ですが、太陽の力もあってグッと惹き込まれます
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こちらが保食大神(宇迦之御魂神と同神といわれる)
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とても味のあるお社で素敵です
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その隣が佐田彦大神
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こちらはウカ様ではなく配神とされる佐田彦様を祀っているようですが、佐田彦=猿田彦とも言われています
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この辺りで漸く半分ですかね(*^^*)b


こちらは白狐社
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名前の通り、稲荷大神様の眷属である白狐が祀られており、御祭神としては命婦専女神(みょうぶとうめのかみ)というのだそうです
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興味を持たれた方は 命婦(みょうぶ) と 専女(とうめ) について調べられると面白いかと思います(*^^*)


白狐社の裏手は旧い祠の納め処となっていました
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斜めに行けたのですが、保食神宇迦之御魂大神の所まで戻ってまだ通っていない鳥居を潜ります
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ここでこの不可思議な模様に気付いたのですが、太陽の当たる面には全く無かったので恐らく蛞蝓が這った跡かと思います
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こんな跡まで神々しく見えてくるのでなんともまぁ考え方っていうやつにはとんでもない影響力があるもんですね
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ここから木が少なくなり、どしっとした鳥居と社が並んでいます
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石碑が社(御神体?)になっていて、右から十戒徹修、愛法稲荷大神、愛徳稲荷大神です
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私の目には 麦 に見えるのですが、案内図だと 愛 になっているので間違いないと思います

流石に 麦 ってのはちょっと違うとは思うのですが、うーん、、、どう見ても 麦 にしか見えない( ̄  ̄;)w

そして一番の謎が 十戒徹修 なのですが、これまたどこを調べてもみんな「謎」としていてやっぱり謎なんです

まぁ無理やりこじつけると(というか文字通りやんな)、十の戒めを修める事に徹する、つまり悪いことせずしっかりやりましょうって事にします

御祭神??? ……………………………にこっ(誤魔化)

誰か教えて~っ!


戻しましょう、お隣は八幡大神です
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八幡大神といえば御祭神は誉田別尊(応神天皇)ですね


道を挟んだ隣は朱の玉垣に囲まれた綾太郎稲荷社ですf:id:hinoki_kaonashi:20210410164710j:plain

こちらは盲目浪曲師である浪花亭綾太郎さんにご縁があるそうです


ここから左手に見える鳥居を進んでいきたいところなのですが右側の舗装された坂を降ります

繋がる鳥居の脇から入るのは不本意ですが
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なぜなら
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あの段差(っていうか落差)を飛び降りなきゃならないからです(どうしてこうなった!?)
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せめてコンクリブロックで階段にでもしていてくれたら良いのに、まぁあれでも降りれなくはないけれど へっへーんこの程度楽勝だぜぇ とかってちょーしこいて飛び降りた時に万が一にも御神前で足をグネるなんてことにはなりたくなかったので、やむ無く鳥居コンプリートは諦めました


というわけで、こちらのお社が末広社です
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さて、ここで見落としてはなりません、絶対に後ろを振り返りましょう、でなければ気付けません

振り返っても気付きづらい、というか気付ける可能性の方が低くない!?
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実際私は末広社にご挨拶した後この方向を見たのに気付くことなく先へ進みました

再度一周しなければそのままだったことでしょう

二度目にこの景色を見た時、うっすら見える赤い幟が気になったのです
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よく考えたら、写真右側にある裏通用口的なものかと思っていた不自然な位置の小さな黒門

門を通ってふと左を見ると………うわっ!!
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白狐社がありました、ご挨拶出来て良かった
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ここから裏庭的なところを通り抜けていくと拝殿脇へ出ることができます
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おぉ、これは渡り廊下を潜る参道!
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つまり、拝殿左手の参道からお塚へ来るとあの沢山の鳥居群を逆回りで巡る事になります

まぁそれはそれで素敵でしたけどね←逆も回った人


おっと、ここで拝殿側へ戻っちゃダメですよ、まだご挨拶してない社が残っています


こちらは神社に尽くされた方々を祀る祖霊社f:id:hinoki_kaonashi:20210410180314j:plain


そしてそのお隣が陽光神々しい開照大神
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開く?照らす? お!? 芸能!? そうです、こちらの御祭神は天鈿女命です

天岩戸を"開"けて天"照"大神を呼び出したという事なのでしょう

さて、いよいよお塚めぐりもクライマックスです

本殿の裏手を通って入口へ向かいます
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まさに本殿の真後ろに最後の稲荷社が鎮座しますf:id:hinoki_kaonashi:20210410184235j:plain

おや?社が二箇所に別れています
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ちょっと足元を写し損ねてましたが、左側のお社は鳥居の途中から出て回る感じになっていますf:id:hinoki_kaonashi:20210410184438j:plain

本殿真裏という心理が働いたのか、この最後の稲荷社境内は全ての"お塚"からのエネルギーが集まっているかのような、太陽も差し込み最後の最後に強い元気を頂けた、そんな気がしました

鳥居のほぼ真正面が本殿ですものね
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これでお塚めぐりを終えました! 素晴らしい!f:id:hinoki_kaonashi:20210410184802j:plain


どうやらお塚めぐりにはルール?があるらしく、本殿(拝殿)を初めとしてお塚の18社へ一語一句同じ文言でお願い事をし、最後に旧祠納処へ水晶と鍵を供えなければならず、間違えたり同じ社を二度参った場合はまた最初からやり直し!というものがあるそうです

確かに水晶と鍵(家とか自転車のっぽかった)が置いてあるなぁ、とは思ったのですが、それほどの数は無かったように思うので知っている方(信じている方?)はさほど多くないのかもしれません

個人的には、今のところ(と言っておきますかね)そこまでして神様へお願い事をするつもりはなく、どちらかと言うとそっと見守っていて頂く、つまりは神様に見られているからちゃんとしなきゃダメだぞっていう感じで参拝しているので具体的なお願い事ってほぼした事無いんですよね

ほぼ、というのは某お稲荷様で知人の快復や知人の成功を祈っを願ったことがあるのでね(*^^*)


全ての社にご挨拶し、時々深呼吸し、もう一度回ってみたり見落としを探しに戻ったりゆっくり写真撮ったりで私がお塚全てを堪能したのは1時間近く掛かりましたw

ちなみに入口の鳥居から動画をスタートして普通に街を歩くくらいの速度で各社は参拝せず正面を見据えるだけにしてスッスッと通りながら澱みなくスムーズに全てを巡ってみたのですが、それでも5分掛かりましたwww


物凄くお稲荷様を堪能させて頂いたので、御札をお迎えすると共におみくじを、、、うほっ、さすが大吉を頂きました!!!\(^o^)/
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というわけで、素晴らしき東伏見稲荷神社、是非!
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武蔵国一之宮 小野神社

本日は2021年の最強開運日です!

どうも、ひのきですm(*_ _)m


というわけで今日は天赦日と一粒万倍日と寅の日と素晴らしい開運日が三つも重なってしまうというとんでもなく凄い日でございます

勿論、気にしない人には普通の日ですw



では参りましょう


京王線 聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩10分ほどのところ、余程のことでも無ければなかなか通ることは無いであろう多摩川沿いの住宅地の中

武蔵国一之宮 小野神社です
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さて、ここで引っ掛かった方も居らっしゃるかもしれませんが、それは文末にしましょう


マップを見ながら歩いていったにも関わらず全く気配が感じられず、ほんとにあるのか???と不安になるくらいでした(川側から行くとそんな感じですが駅から向かえば少し分かりやすいです)

大きな鳥居には菊紋が神々しく輝きますf:id:hinoki_kaonashi:20210330162503j:plain

大きな狛犬と隋神門、これがもの凄いんです
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余談ですが、スマホをPixel4Aに変えてから夜間撮影やワイド撮影が物凄く撮りやすくなった反面、ワイド撮影で時々指が写り込むので気にしないでくださいw


この写真では分かりませんが、何故かこの時、拝殿の方向から門の中を通ってキラキラと陽に輝く鳥の羽根がふわふわと何枚も飛んできました
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この時、境内にも樹上にも勿論、門の中や上にも鳥の姿はありませんでした

どこから、、、??? まぁいっか

この隋神門、とにかく彫刻が凄い!
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ほんと、門だけで記事ひとつ分書けてしまいそうなくらい凄くてもうぐるぐる回って中を通って観察しまくりです
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この境内に一本の満開桜、素晴らしいです
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御祭神は、、、お、多いっ!
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天下春命、瀬織津比咩命、伊弉諾尊、素盞嗚尊、大己貴大神瓊々杵尊彦火火出見尊倉稲魂命、、、府中小野神社に増して多いっ!

掠れて読みづらいけど下段にはさらに末社が記載されています


こちらが朱塗りの拝殿です
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菊紋の賽銭箱、立派な長い注連縄、飾り過ぎることなく威厳を放っています
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とても圧倒されます
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龍額には四頭の龍
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しっかりとご挨拶してから裏手へ
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こちらも朱塗りの本殿
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この背後には公園があり、神様に見守られながら沢山の子供たちが遊んでいました

府中では本殿周りが一際強かったのですが、こちらでは部分的ではなく境内全体どこからでも凄いオーラを感じるような
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といってもやはり本殿からパワーを頂けるんじゃないかって思っちゃいます
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いや、やっぱりどこにいても空を見上げると沢山のエネルギーが降り注いでる!(太陽です)
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でもなんか、あれですよ、結界的なというか、温室みたいにこの境内付近は太陽から降り注いだエネルギーがしっかり溜まっている感じがします


本殿左脇の小さな赤いお社は公式HPのマップに載っておらず額の文字も確認できず
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その隣に末社殿があります
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正面からは硝子が曇ってどの位置にどの社があるのかちょっと分かりませんが、14社あるようです
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伊勢神宮内宮(天照大御神)
伊勢神宮外宮(豊受大御神)
三嶋神社(大山祇命事代主神︰恵比寿様)
八坂神社(須佐之男命)
愛宕神社(加具土命)
安津神社(天押帯日子命︰小野氏の祖先)
日代神社(大足彦忍代別命︰景行天皇)
鹿島神社(武甕槌大神)
子安神社(木花咲耶姫命)
巌嶋神社(市杵島姫命)
方便神社(塩椎神)
秋葉神社(火之迦具土神)
稲荷神社(倉稲魂命)
堰宮神社(水分神)

伊勢神宮内宮・外宮は一番右にいらっしゃいますf:id:hinoki_kaonashi:20210330183922j:plain


こんなハートの窪みがある石もあります
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末社殿とは別に稲荷神社があります
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境内南側にも鳥居と門があります
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南側には境内に沿って水が流れていてとても気持ち良い、やっぱり水の気は大切です
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いやー、ほんと時間いっぱいに堪能しました!
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これは是非御札をお迎えせねば! と感じたのですが社務所が閉まっており、HPを見ると祈祷・御朱印は電話連絡をと書いてありました

なんでしょう、、、折角来たのだからという気持ちもありつつ、今はまだお迎えする時ではないのかなーという気もしましたし、また来るから次で!ということにしました

授与品などをお求めの方は事前に確認しておくと間違いないと思います(⌒﹣⌒)b


さて、冒頭にもチラッと書きました


武蔵国一之宮についてです
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武蔵国総社 六所宮とされている大國魂神社によれば

一之宮 小野大神
二之宮 小河大神
三之宮 氷川大神
四之宮 秩父大神
五之宮 金佐奈大神
六之宮 杉山大

ということになっていますが、一部では大宮氷川神社こそが武蔵国一之宮だと言われています

当の大宮氷川さんも名乗ってらっしゃるようですし昨今のテレビなどでもそのまま言われていますので、は?小野神社って何?どこ??一ノ宮は大宮氷川じゃん??? って方も少なくないと思います


まぁ記紀社格も政治や権力の影響は必至なわけでしてそこを云々言っても仕様がないわけですがね

角が立つので皆まで言いませんが、神社は 格 では無いと思います

まぁ勿論の事、格や崇敬があればあるほどお賽銭や寄進、補助金なども増えそれに従って素晴らしい社殿や参道などの整備も出来て迫力も増し、そうなればより神様に近付けてお力を頂ける気がするのも事実ですけどねー

こうなるとやはり、迫力は無いけど(失礼w)何か不思議な雰囲気を感じた府中小野神社はやはらら素晴らしかったと思いますし、これまで訪れた神社においても、感じ取ったものと神社の規模は決して比例してはいませんでした

勿論、自分に合った神様がいらっしゃるかどうか、というのも大きな要因ですよね(*^^*)b


ちなみに、六所宮 大國魂神社には一ノ宮~六之宮も祀られていますから、大國魂神社へお参りすることで武蔵国六社を回ったと同じ御利益を受けることが出来ますf:id:hinoki_kaonashi:20210331120543j:plain


そうかぁ、今までも知らず知らずのうちに瀬織津比売様にご挨拶してきていたんだなぁ
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っていうか、諸説を総合するともしかしたら、別のお名前になっているだけで瀬織津比売様はずっとお近くに居てくださっているのかもしれませんね(*´˘`*)


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府中小野宮 小野神社


どうも、ひのきですm(*_ _)m


今回はこちら、府中市にある小野神社です
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え? どこそれ? って感じですよね

おっ!? と思った方は玄人ですw


こちらの御祭神は天下春命瀬織津比売
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・御祭神については長くなるので後述します

武蔵国一之宮である多摩市の小野神社については明日の記事にします


府中市にあるこちらの小野神社は京王線の中河原という駅から暫く歩いたところ、閑静な住宅街の中に公園と共に静かに鎮座しています

なかなか広い境内に立派な社殿
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大きな欅を始めとした緑に囲まれ、春の陽気の中、鶯が恋の囀りを響かせています


公園が隣接しているにも関わらず境内の中にも遊具が置かれているなど、ザ・住宅地の中の神社! といった感じで地域に愛されている氏神様の見本のような神社です


ただし、ごくありふれた見た目であるにも関わらず、なぜか雰囲気の違いを感じるのです(勿論、写真からでは伝わらないと思いますが…)


なんだかとても身が引き締まるというか、でも気持ちはストンと落ち着くという不思議な感覚
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失礼ですが、見た目や規模からしても特に変わったところがある訳でも無いのです

何に惹き付けられているのか自分でもわかりません


ご挨拶をするとそれまで静かだった風がすーっと優しく包み込んでくれました


平日の午前中、晴れ渡った空からは暖かな陽光降り注ぎ、ほぼ風もなく鶯の鳴き声が心地好く響き、だーれも来ない、あぁなんて長閑なんでしょう


なのにどこから来るのか、この深い感覚

ダイビングでふっと全身の力を抜き中性浮力に身を任せている時のような感じです(やったことない人に伝わらないw)

えと、浮き上がりもせず沈みもせず、ただ波の揺らめきに身を任せているだけ、ただし常に感じる水圧と目に見えない波の力、そしてどこまでも拡がる広い海にどこか一抹の緊張が残る、そんな感じです


その感覚の主は拝殿の裏でした
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色褪せた朱色の瑞垣と立派な屋根に守られたお社、本殿の前には門(神事用の屋根?)も見えますf:id:hinoki_kaonashi:20210326234846j:plain

裏からは切り株となった御神木がありますf:id:hinoki_kaonashi:20210326234909j:plain


私には特別な何かを見たり感じたりする力はありませんが、それでも、この周りの空気が違っていた気がしますf:id:hinoki_kaonashi:20210326235241j:plain

ゆったりとした時間が流れていてとても居心地が良いf:id:hinoki_kaonashi:20210326235257j:plain


神社において神様(御神体)がいらっしゃるのは本殿なのでその周囲の方がエネルギーを感じる(気がする)のは当然のことなのですが、ここまで居心地良く感じることはなかなかありません

これは春の陽気と鶯のお陰なのかもしれませんね


そう、来た時からずっと居てくれる鶯は私に間近で見られていても本殿周りを移動するだけなので久しぶりに鶯色の姿と素敵な声を堪能させてもらいましたf:id:hinoki_kaonashi:20210326235307j:plain


御祭神である瀬織津比売命についての先入観が少しだけあったとはいえ、これまで訪れたこの規模の神社の中では群を抜いた感覚です

でも、どうなんでしょう、今となっては分かりませんが、御祭神の事を知らぬままこちらの神社に来たとしたら、何も感じなかったかもしれません


ヒトとはそんなものです


境内裏手には稲荷社があり、神社としては特に目立つとことがあるわけではありませんが、随所に歴史を感じる事が出来ました
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素晴らしい雰囲気と鶯に後ろ髪を引かれましたが、多摩市へ向かうため神社を後にしました


もし、両方の小野神社を参拝される予定の方がいらっしゃいましたら、こちらの府中を先に回られることをオススメします


理由はただひとつ


一之宮を先に訪れてしまうと、規模の違いという先入観が邪魔をするからです

境内の広さ、鳥居、随神門、拝殿の迫力、本殿から溢れる力、末社の豪華さ、そして武蔵国一之宮という格式に圧倒された後こちらを参拝して本来の感覚を保つのはとても難しい気がします

この日、一之宮を先に回る予定だったのを直前に府中へ変更したのは、次の予定へ向かうのに各駅しか止まらない中河原よりも特急に乗れる聖蹟桜ヶ丘駅から帰りたかったからですがw

が、この選択は正解でした( ・ᴗ・ )b


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さて、例のように先に御祭神だけは調べたものの(それも軽く)その背景や歴史は参拝後に調べるという性質を持っております故、小野神社(御祭神)についてもいつものように後から調べてるとこれまた見事に深~いものでした


神社巡りを始めると、学生の頃以下に歴史をサボっていたかを痛感致します、はい………では進めましょう


小野神社の創建はなんと、安寧天皇18年、と伝えられています

え?天皇の名前が年号? そう、不勉強な私の常識では、元号は645年、大化の改新

ですが、初代天皇である神武天皇が即位した年から皇紀が始まっていたのです、それが〇〇天皇〇〇年!(知らなかった~(>_<) )

つまり、安寧天皇18年ってのは紀元前531年ってことになるのかな………えっ!?( ºΔº )ポカーン

めーーーちゃーーーめーーーちゃーーー古い!(汗)

再建を繰り返されているのは当然としても、さすがにそこまでの歴史があるとは思いもしませんでした、反省


ん? あぁ………そうか………あの感覚の正体はそういうことだったのかもしれないナァ………


ではなぜ多摩川を挟んですぐ近くに同じ由緒の小野神社が二社もあるのか

その理由には地形が関係していると言われており、川の氾濫などによって遷座(分祀)された結果だとされています

どちらが本社なのかははっきりしておらず、もしかしたら実はこちらが本社だったかもしれませんし、被害を避けるため川のどちら側へ遷座するかで揉めた末に両方に建てられた、つまりどちらも本社扱いだったという可能性など色々想像が膨らみます


個人的には、こちらの府中が本社であり、氾濫によって住民が安全な土地へと移住すると共に遷座したのが多摩、この地に留まり続けた人々がそのまま大切に祀ってきたのがこの小野宮という説が最もなように感じます

現在の地図を見ると、どう考えても多摩の方が川に近いのですが古来の多摩川はさらに北を流れており、現在の中河原が多摩川の南側に位置していたそうです
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また、府中の近辺に小野宮という名前(地域名)が残っているのに対し、多摩の方は一ノ宮、つまり後から付された格式が地名に採用されているからです(元はどちらも小野宮だったのが格式の方を採用して多摩の方が一ノ宮に変えた可能性も考えられます)

勿論、だからといって一之宮の格式や満ち満ちたエネルギーが嘘だというわけではありません

一之宮にはその格式と信仰に見合うだけの凄い迫力がありましたし、また何度でも訪れたいと思う素晴らしい神社でした(詳しくは明日の記事にて)


時代の流れ、という単純な言葉で片付ける問題では無いかもしれませんが、まさにその通りだと感じます

歴史があってこそ、今の府中、今の多摩があるわけで、どちらが上下というのではないと考えます


小野神社を参拝される際は、ご都合が許されるならば是非、府中も訪れて頂き、その歴史に想いを馳せていてだければ、と思います


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さて、こちらに祀られる二柱の御祭神です

まず、天下春命(アメノシタハルノミコト)が武蔵国を開墾した神の祖神として祀られています

饒速日命に従った神で天表春命(アメノウワハルノミコト)と兄弟または同一神だとも言われています

この地を拓いた无謝志国造が祖先を祀ったのがこの小野神社の始まりのようですね


そしてもうひと柱の御祭神が、瀬織津比売命です

こちらの神様が凄かった(>_<)

余りに多説で様々な角度から分析想像されていますが、私の腑に落ちた説を採用していきます


大祓等の神事だけでなく神社によっては毎朝奏上されているという大祓詞、拝殿などに参拝者へ向けて掲示されていて『祓い給い清め給え~』の完全版のようなものですが、なんとこの中に瀬織津比売の名が出てきます

我々が生きる中でうっかりと犯してしまう罪、それを滝の中にいらっしゃる瀬織津比売様が全て大海原へと押し流してくれる、とされています

なんて素晴らしい神様でしょう!

この滝の中に居て罪を海へ流すということから、水を司る神、諸悪を祓う神、また安全航海や豊穣の神とされているようです

小野神社にあっては瀬織津比売を祀るために多摩川沿いを選んだのか、はたまた多摩川の氾濫を鎮めるために後から祀ったのか、川との繋がりが分かった気がします


これほど素晴らしい神様なのに祀られている神社は数少なく、記紀にもその名は出てきません


一説によると、瀬織津比売天照大御神の荒御魂(つまり御同神)であるとも言われており曾て伊勢神宮天照大御神と並び祀られていたほどです

勅令まで出され瀬織津比売を祀る神社は御祭神を変更させたこともあるそうなのですが、それには何か時の権力者にとって都合の悪い事があったようですね

この辺りは権力的なアレコレが絡んでいるでしょうし、実は瀬織津比売は天照の后で天照を女神とする為に隠されたなんて話も会っだりするようです


まっ、今起きてる事や10年前そこらのことでさえ上手く隠され誤魔化されたら真実なんて闇の中ですし、文字を書いたり遺したりする事が一部の人にしか出来なかった時代、それが少なくとも2680年以上前の出来事なんですよ

事実かどうかって事より、そんな話が遺されてるだけですっごいと思うんです!

そして、真実が分からないから事あーだこーだと想像出来るのがまた楽しいんですよねー(⌒﹣⌒)


ちなみに、歴史から葬り去られそうになった(?)瀬織津比売ですが、勅令により御祭神の変更を余儀なくされた神社の中には、本当に御祭神を別柱へと代えた所もあるでしょうが、名前を変え別神のように見せかけて実は瀬織津比売を祭り続けたところもあるようです

この説により、豊受大神稲荷大神、弁財天、木花咲耶姫、菊理媛、等々も同神説があるようです


うーーーん、奥が深い!


というわけで皆さん! 突然ですが、明日は今年一番の最強開運日とされています!

ちょっとお近くの神社へ、如何ですか? いや?そこまでしなくても、ちょっと空を見上げたり山や川や海を眺めてひと息、なんてことでもしてみては如何でしょうか(⌒﹣⌒)

明日は武蔵国一之宮 小野神社の記事をアップします
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五龍空翔ける 田無神社

こんばんは、ひのきですm(*_ _)m


今回は田無神社です
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そうです、以前にも書きました、といっても4ヶ月前のこと、神社としては二社目の記事でございました

あの頃はまだ神様についてよく分かって居らず(それでも物凄いパワーを感じましたが)(っていうかまだそれだけしか経ってないのかっ!?)、改めて再訪してみるとまた少し深い感じで過ごすことが出来たので改めまして(^ω^)bf:id:hinoki_kaonashi:20210324134510j:plain


田無神社といえば五龍神と縁結びで有名ですが、はて、御祭神は? 本堂に祀られている金龍様? 大国主命様? あれ?

ご由緒によりますと、鎌倉時代に尉殿大権現として龍神様が祀られたのが始まりなのだそうです

諸説あるようですが、その後、級津彦命と級戸辺命が、そして大国主命須佐之男命と猿田彦命と八街比古命と八街比売命と日本武尊応神天皇大鳳大神とその他多数の神様が合祀されたとのことです(多いっ!)


なるほど、はじまりは龍神様なのですね

級津彦命と級戸辺命は伊弉諾伊弉冉から生まれた風と雨を司る夫婦神だそうで、なんと『神風』の元となった神様だそうです

時は鎌倉、元寇に際し朝廷からの勅使により伊勢神宮にて末社であったこの夫婦神への祈祷が行われたところ暴風雨により元軍が大損害を受け撤退、その事から別宮に格上げされたそうです

現在の研究では、神風が元を撃退したわけではなくそもそも日本軍の反撃に破れ撤退しようとしたところに泣きっ面の蜂が襲ったということのようですが、記録によればその時に台風などの発生は無かったそうなので、急に発生した暴風雨は 二度と来るな! と夫婦神が日本を守ったカミカゼだったと言っても過言ではない気がしますねー(^ ^)b


さて、では龍神様巡りです!

まず一の鳥居から入り、この龍神の道と呼ばれる参道を奥へ進みたくなりますが、写真右側の灯篭脇に赤い玉砂利の道があります
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夏を象徴する南方の守護神、赤龍神です
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社の龍彫りが素晴らしい
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社が低く真後ろの龍神様を拝むには膝をつくだけでなくさらに屈まなければ………
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というわけで屋根の上からご挨拶
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火を司る赤龍は努力を守護し、人生における灯火のような先見の明を与えてくれるのだそうです


龍神の道を進むと左手にいらっしゃるのが秋を象徴する西方の守護神である白龍神、これまた見事な龍彫りです(ものすっごい視線を感じますよね)
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秋の実りと金属を司る白龍は鉱脈を掘り出すように豊かな収穫へと導いてくれるそうです

この眼光、是非しっかり受け止めてきましょう!f:id:hinoki_kaonashi:20210324141254j:plain


白龍様の向かいには手水舎がありますが、こちらは境内深くから汲み上げられている御神水ですf:id:hinoki_kaonashi:20210324141810j:plain

余りに激しく噴き出されていらっしゃるので正面に立つと跳ねで腹回りが濡れてしまいますが、竹から零れ落ちる御親水を受けるには正面に立ち………うん、お清めで有難いし、これからの時期はすぐ乾く!!
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二の鳥居を潜った左手にある参集殿
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時により変わるようですが、今は奉納された九頭龍が展示されています
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とても繊細かつ豪快な彫りなので九つの頭を探すのに苦労します( ^_^ ;)


参道を経て広い境内に入るとすぐにあるのが龍神
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ビトオープ(バイオトープ)は生物群集生息空間のことで、こちらも境内地下から組み上げた御神水が使われているそうです
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境内に流れる雅楽(恐らく練習されていたと思われる)と水の音をBGMに、揺らめく波紋とマイナスイオン、そして太陽の光を浴びられる最高の空間です
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境内東側、パッと見では気付きづらいところの撫龍f:id:hinoki_kaonashi:20210324140209j:plain

龍と宝珠を撫でることでご利益が頂けるそうで、毎月の初辰の日は『発達』につながりさらに運気アップだそうです(^ω^)b
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境内右の奥には春を象徴する東方守護神、青龍神f:id:hinoki_kaonashi:20210324142323j:plain

やや黒っぽく見えますが、風や樹木を司る青龍は春に新芽が出るような発展と成長を導いてくれるそうです
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公式の境内案内では触れられていませんが、青龍様の手前には青銅の龍がお水を吐いてらっしゃいます
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本殿左側から北へ抜ける参道には冬を象徴する北方守護神、黒龍神がいらっしゃいます
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水を司る黒龍は常に流れる水のように新鮮な空気を保ってくれるそうです
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そして土用を象徴する中央に鎮座されるのが金龍神
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大地と豊穣を司る金龍は大地に力強く根を張るような基盤作りを導いてくれるそうですf:id:hinoki_kaonashi:20210324145216j:plain

※金龍様はこの奥、本殿の中に祀られています

拝殿手前で力強く昇る金龍様は幕で頭が見えませんが、すみません、ちょっと横に回ると御尊顔を拝見することが出来ます
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刀?に巻きついてらっしゃるようですね

拝殿には立派な龍が施されています(龍だけでなく素晴らしい彫刻がたくさん)のでぐるりと回ることをオススメします
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さて、五龍棲う田無神社、御神木である龍神木もしっかりと五龍神が宿っています
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左手から青龍、赤龍、白龍、黒龍、そしてその奥、拝殿脇の一際大きな御神木が金龍です


龍神には芸妓向上、就業成就のご利益がありますf:id:hinoki_kaonashi:20210324150423j:plain

龍神には勝ち運、成績向上のご利益がありますf:id:hinoki_kaonashi:20210324150522j:plain

龍神には金運、良縁成就のご利益があります
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黒龍神には健康、家内安全のご利益があります
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龍神にはあらゆる運気の向上と幸福招来のご利益があり、御神木の中で唯一の雄株であるこの木は葉をつけるのも葉を落とすのもこの木から始まるそうですf:id:hinoki_kaonashi:20210324151349j:plain

一際強く温かさを感じられる気がします
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私は元(神社巡りを始めるもっと前)から気になる木があると静かにそっと触れるのが好きだったので御神木に限らず、いやそれどころか公園などの普通の木でさえ手を触れて目を閉じたりしていますが、人目があるからか普段そういった方を見かけることは余りありません

しかし、この田無神社ではとても多くの人が御神木に触れ、目を閉じて空を見上げていきます

この雰囲気がとーっても好きです(*´ω`*)


なんなら、田無神社が公式サイトで『宇宙に繋がる小さな扉が田無の地にありました。さあ、五龍神のすまう田無の地へ。』と言ってしまう辺りがさらに好きです

霊験あらたかな、などといった表現はよく見掛けますが、宇宙と繋がるってハッキリ言っちゃう神社さんってなかなか無いですよね(多分)

実際に繋がれるかどうかはもうその人の心と能力?によると思いますが………え?私? 感じられないんですよ(´;ω;`)

でもね、空を見上げて心地の良い神社は多々ありますが、この田無神社で見上げる空は格別です!f:id:hinoki_kaonashi:20210324154053j:plain


さて、まだまだ見所はいっぱいですが全て書くともうホント終わらないのでちょっとだけ

手水舎の脇に祀られている縁結びの道祖神、何故か手前の獅子頭は目まで水に沈められていますf:id:hinoki_kaonashi:20210324155342j:plain

祀られているのは男女が仲睦まじく肩を寄せ手を取り合っている姿が掘られた石、こちらが八街比古命と八街比売命です

良いご縁をお求めの方は是非、おふたりの姿を拝んでからみくじ処で結び紐を引き、この脇にある結び所へ結んでいきましょう(^ω^)


本殿にも祀られている大国主命ですが、裏手にも大黒様として恵比寿様(事代主命)と共に祀られているのですが、鳥居が金色です!
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この写真で気付いた方、きっと良い事があります!

ちょっと角度変えましたが、月夜見様(お月様)が写っていまーす(^ω^)b
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境内西側には弁天社があるのですが、市杵島姫命かと思いきやこちらはなんと須勢理比売命が祀られています(田無神社さん自身が、特殊な信仰形態、と仰ってますw)f:id:hinoki_kaonashi:20210324155813j:plain

須勢理比売命といえば、本殿に祀られている大国主命の妻! そしてさらに境内に祀られている素戔嗚尊の娘!

娘が一目惚れしてしまった大己貴命に対し怒りに震えた父 素戔嗚尊は命 を奪わんとするほどの嫌がらせを繰り返したものの、娘の手助けで全てクリアされてしまったばかりかさらに宝物まで盗まれて駆け落ちされたのです(宝を盗んでいったのも娘w)

娘の荒業に心折れた父はその男に出雲国を任せることとし、大己貴命大国主命となったのです

そうです、この田無神社には駆け落ちした娘夫婦と苦々しくもそれを認めた父が同居してらっしゃるのです!


ちなみに須勢理比売といえば恐妻、一目惚れから一途に愛を貫き父の怒りから何度も守っただけではなく、強烈な愛の力により前妻と子が出ていき、新たな通い妻が現れ旦那が出ていこうとするのも強烈な愛の詩により引き留めたほどの"愛の人"です

ちなみに"すせりひめ"を今風に変えると、"荒ぶり姫"になる感じですかねw

本殿に鎮座するイケメンモテモテなオオクニヌシを脇でしっかりと支えつつ笑顔のまま変な虫が付かぬか睨みを利かすスセリビメ、その脇で二人を見守る父スサノオ


愛の力は偉大です、はい


もう、ほんと、どれだけ居ても飽きない空間です

………∑(ºωº`*)ハッ

これが宇宙と繋がってるってことか!


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